2023.06.19更新
ドラマ
(上段左から)平祐奈、中川大輔、永瀬莉子
(下段左から)円井わん、時任勇気
7月20日スタート 毎週(木) 22時~22時54分 ※初回15分拡大 22時~23時9分
フジテレビで7月20日(木)にスタートする木曜劇場『この素晴らしき世界』<※初回15分拡大22時~23時9分>。今作は、平凡な生活を送る“主婦”が、ひょんなことから芸能界で活躍する“大女優”になりすまして二重生活を強いられる“なりすましコメディー”作品だが、このたび追加キャストが決定!平祐奈、中川大輔、永瀬莉子、円井わん、時任勇気らドラマや映画で活躍する若手キャストが集結。平は主人公・妙子(若村麻由美)のパート仲間、中川は妙子の息子役、円井と時任は妙子の女優なりすまし生活をフォローする役に決まり、それぞれが妙子に身近な人物を演じる。そして永瀬は天才IT少女という自身初の役柄で今作を盛り上げていく。そして今回決まった役の中には物語の重要なカギを握る人物も…!?それが誰なのか、そしてどのように重要なのか…多彩なキャストはもちろん、ストーリーへの関わり方にも注目いただきたい。
完全オリジナルストーリーとなる『この素晴らしき世界』。普段スーパーマーケットでパートをしている主婦・妙子(たえこ/若村麻由美)が、芸能界で活躍する大女優・若菜(わかな)の失踪をきっかけに若菜になりすますことに。家族にも秘密な主婦&女優の二重生活を送る姿を、コミカルに描く“なりすましコメディー”作品となっている。主演の若村は、ある日突然女優としての生活を送ることになる妙子と、失踪する若菜の1人2役を演じる。悪魔のような大女優と、その女優になりすます主婦という真逆な性格をどのように演じ分けるのか!?
平祐奈演じる育田詩乃(いくた・ふみの)は、主人公・妙子のパート先でもあるラビットマートで働く新米パート。手際が悪く、妙子が丁寧に指導をしてもメモすら取らず、もはや仕事を覚える気もない。しかし育田は誰にも言えない秘密を抱えていて…。
妙子のパート仲間となる平は、是枝裕和監督作品の映画『奇跡』(2011年)でスクリーンデビューすると、『おはスタ』(1997年~/テレビ東京)内のユニット“おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!”のメンバーとして活躍。映画『貞子3D』(2012年)、映画『ソロモンの偽証』(2015年)、ドラマでは『JKは雪女』(2015年/TBS系)、『まだ結婚できない男』(2019年/カンテレ・フジテレビ系)などに出演。『もしもツアーズ』(2017年~ 22年/フジテレビ系)では 週替りレギュラーを務めた。また、2022年にはミュージカル『奇跡の人』(2022年)のヘレン・ケラー役で舞台初出演したほか、映画『恋は光』(2022年)で、第44回ヨコハマ映画祭 2022年日本映画個人賞・最優秀新人賞を受賞した。
現在放送中の『合理的にあり得ない』(カンテレ・フジテレビ系)に続き、2クール連続でフジテレビ系ドラマに出演する中川大輔が演じるのは浜岡あきら(はまおか・あきら)。妙子と陽一(マキタスポーツ)の1人息子で、社会人1年目ながら会社には出社せず公園などで時間をつぶす日々を送る。妙子には冷たく接するが、母親の見た目や雰囲気の変化には敏感に反応する一面も。
2016年に「MEN'S NON-NO」のオーディションでグランプリを受賞し、専属モデルとしての活動をスタートした中川。『俺のスカート、どこ行った?』(2019年/日本テレビ系)でドラマ初レギュラー。以降も『仮面ライダーゼロワン』(2019年/テレビ朝日系)、連続テレビ小説 『舞いあがれ!』(2022年後期/NHK総合)、『大奥』(2023年、NHK)など立て続けにドラマ出演をしており、現在放送中の『合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~』(2023年/カンテレ・フジテレビ系)では金髪の新宿歌舞伎町にたむろする裏社会のリーダーを演じている。特技は絵を描くことで、漫画編集部へ自作漫画を持ち込んだことも。
モデルとしても活動する永瀬莉子は蒼井蛍(あおい・ほたる)役に決定。蛍は数社の代表取締役を務める学生起業家で、抜群のプログラミングスキルを持つ天才IT少女。ひょんなことからあきらと出会い仲良くなる。あきらを仕事仲間に誘おうとするのだが…。
天才IT少女という自身初の役を務める永瀬は「ミスセブンティーン2018」に選ばれ2018年10月号より「Seventeen」専属としてモデルデビューを果たす。「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」大賞作品としてドラマ化された『ココア』(2019年)でテレビドラマ初出演となり、その後も『ストロベリーナイト・サーガ』(2019年/フジテレビ系)、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(2020年/フジテレビ系)など多くのフジドラマに出演。今年は『夫を社会的に抹殺する5つの方法』(2023年/テレビ東京系)、『春は短し恋せよ男子。』(2023年/日本テレビ系)と今作で3クール連続での連ドラ出演となり、今後さらに活躍が期待されている。ニックネームは“りこ”“りこぴん”。
円井わんが演じる室井セシル(むろい・せしる)は、若菜の付き人。若菜について3年になるが、虐げられ続けていたため妙子には若菜の印象を「悪魔ですね」と言い切るほど苦手。しかし、付き人としては優秀な人物で、妙子のために若菜のプロフィール情報をまとめるなど“なりすまし生活”をフォローしている。
円井は役者を目指すため、高校卒業を機に上京。映画『獣道』(2017年)でスクリーンデビューし、映画『光と禿』(2017年)ではスタイリスト助手兼キャストとして参加するなど多彩な才能の持ち主。近年は映画『鳩の撃退法』(2021年)、『ANIMALS』 (2022年、ABEMA)、『拾われた男』(2022年Disney+・
NHK総合)、『ショート・プログラム-ゆく春』(2022年、Amazon Prime Video)、映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022年)などの映画、ドラマ話題作に多数出演しているが、地上波連続ドラマへのレギュラー出演は今作が初となる。そのほか、アーティストの楽曲PVや広告などでも存在感を発揮している。特技はドラム、 空手の型。
西條隼人(さいじょう・はやと)役には時任勇気が決定。西條は芸能プロダクション・曼珠沙華の社員で若菜のチーフマネージャー。若菜に顔がそっくりな妙子を見つけ出し、なりすまし生活を依頼。セシルと共に妙子の女優活動を精力的にフォローしている。
ニュージーランドで生まれ、幼少期を日本、カナダ、ニュージーランドで過ごした時任。帰国後は大学進学を経て俳優デビューすると海外生活で得た英語力をいかし、『おもてなしの基礎英語』(2018年~2020年/NHK Eテレ)のドラマパートにレギュラー出演を果たす。テレビドラマ作品では『刑事ゆがみ』(2017年/フジテレビ系)、『砂の器』(2019年/フジテレビ系)、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』(2022年/NHK総合)、『テッパチ!!』(2022年/フジテレビ系)、『クロサギ』(2022年/TBS系)に出演したほか、現在放送中の『日曜の夜ぐらいは… 』(テレビ朝日系)にも出演。さらには映画、CMにも出演するなど活躍の場を広げている。
平や中川など、若手キャストの出演も決定した『この素晴らしき世界』。すでに出演が決まっている若村、木村佳乃、マキタスポーツ、沢村一樹ら全員が主演級のベテランから、今回決まった若手まで多彩なキャストがそろい踏みとなる今作にご期待いただきたい!
浜岡妙子(はまおか・たえこ)は年上の夫・浜岡陽一(はまおか・よういち/マキタスポーツ)と息子のあきら(中川大輔)と暮らす、どこにでもいる平凡な主婦。子育てとパートに追われながら、これといった趣味もなくただただ生きてきた。主婦業とパートをこなしながらも「お前は社会を知らない」と陽一とあきらからは低く見られる日々。そんな中、妙子はパート先や日常生活の中で誰かに尾けられているような、監視されているような、妙な視線を感じるように。陽一に相談するが、「意味なく不安になるのも更年期なんじゃ…」とまったく取り合ってもらえない。視線を感じるようになってから2週間ほどたったある日、妙子の前に西條隼人(さいじょう・はやと/時任勇気)と名乗る者が現れる。それは女優・若菜絹代(わかな・きぬよ)の事務所関係者だった。西條は若菜が週刊誌のスキャンダルがきっかけで国外へ失踪してしまったことを伝え、その身代わりとしてスキャンダルの謝罪会見に出席してほしいと妙子に頼む。というのも、妙子と若菜は顔だけでなく声までもがそっくりで、事務所関係者も認めるほどだったのだ。突拍子もない内容に妙子は断るが、身代わりを務めることで得られる高額な報酬が頭から離れない…。後日、西條らの説得と高額報酬につられて会見に出席することになった妙子。会見当日、若菜が所属するプロダクションの社長・比嘉莉湖(ひが・りこ/木村佳乃)と、若菜の夫・水田夏雄(みずた・なつお/沢村一樹)と出会い、いよいよ会見本番を迎えるのだが――。
◆平祐奈
「私も『この素晴らしき世界』に飛び込めるの!?と、うれしい!楽しみ!と同時に実感が湧き、ドキドキもして、そんな感情をくれる作品に携われることをとても光栄に思いました!
キャストの皆さんを思い浮かべて読むとイメージが膨らみ、毎話、面白すぎてあっという間に台本を読み終えていて、すぐに私は『この素晴らしき世界』のとりこになっていました。
育田はものすごく謎めいていますが、それこそが育田の人間らしさで、育田自身の性格の幅を広げることにとても興味が湧きました。
“このドラマは面白くなること間違いなーし!”と海に叫びたくなるくらい笑いの絶えない現場なので、この空気感が画面の中でも表れていると思います!妙子さんが演じる若菜絹代さんとはまだ遭遇していないので、私も一視聴者として放送を今から楽しみにしています。一緒にテレビで『この素晴らしき世界』に飛び込みましょう!!」
◆中川大輔
「素晴らしいキャストの方々とお芝居できることが本当にうれしいです。プレッシャーも感じますが、皆さんに負けないように自分の良さを出していけたらと思います。撮影期間も放送も夏なので、とても思い出深い夏になるだろうなと想像しています。
物語は今まで読んだことのない”オリジナル”な台本でした。脚本家さんの思い、こだわり、伝えた
いことが詰まっていて 、感動しました。この世界を皆さんに楽しく、深く、届けられるように演じていきた いです。自分の役は若村さん演じる妙子とマキタスポーツさん演じる陽一の一人息子。純粋で、正義感が強い人ですが、そのせいでこの世界に生きづらさを感じています。誠実さと強さを意識しつつ、個性を持って演じていけたらなと思います。
社会で生きていると、真っ直ぐに生きようと思っても生きられなくて自分が嫌になる瞬間があると思います。でもそれに慣れることなく、正しく生きていきたい。そんな気持ちを応援してくれる作品です。いろんな人生が描かれている作品なので自分を重ね合わせてしまう誰かがいると思います。
いろんな世代の人に見てほしいです」
◆永瀬莉子
「豪華キャストの皆さんとお芝居をさせていただけることがとてもうれしいです。学生起業家の役を演じるのは初めてなので現場に入るのが楽しみでした。今までにない視点の物語で、そのストーリーの中に参加させていただけるのでワクワクしています。
蛍は6社の会社を起業しています。さっぱりした性格で芯の通ったまっすぐさがありますが、ふと寂しさが垣間見えてどこか放って置けない存在。中川さんが演じるあきらと出会うことで蛍自身も気づいていなかった自分を知り成長していきます。あきらと蛍の関係性がどのように動いて行くかも是非注目していただきたいです。
年齢的に学生役をさせていただく機会が多いのですが、今回は21歳学生起業家ということで性格や言動の意図を監督と相談し、くみ取りながら丁寧に撮影を進めています。
普段抱く悩みや不安も少し視点を変えたり、初心を思い出してみたりすることですごく前向きな決断ができる瞬間があると思います。簡単なようで忘れがちな大切なことだと気づかせてくれる。そんなドラマになっていると思います。脚本に込められたメッセージを私自身しっかりかみ砕きながら引き続き撮影に挑んでいきたいと思います!」
◆円井わん
「初めての地上波連ドラレギュラーということで、それはそれはうれしかったですしセシルを演じられることの喜びと責任感と、何よりワクワクが止まりませんでした。“早く演じたい!”と。
今作は、とがりにとがった作品だなという印象です。同じ業界で働く身だからこそ響くものが大きいです。
セシルは大物女優のマネジャーをしていて、彼女のセリフからも自分が得ることが多くポーカーフェイスでハッキリ物事を言う。すごくしっかり者で尊敬してますし彼女が大好きです。
絶対に面白いので覚悟していてください。そして良い作品と思っていただけるようにこちらも目いっぱい楽しんで撮影に挑みます!」
◆時任勇気
「出演が決まって素直にうれしい気持ちと、楽しみが一つ増えたような感覚になりました。どのようにストーリーが展開され、どんな役を演じるのか想像を膨らませて、新たな旅先が決まった気持ちです。全く飽きない展開が続く物語にスッと引き込まれました。もし自分がある日、誰かの身代わりになったとしたら…とか考えたらすごく刺激的だなと。そして今回の物語ではそのきっかけとなる役割を演じる重大さを感じつつ、とても面白みがある役なので、西條隼人という人物の魅力を自分が持っている魅力で表現できたらいいなと思います。毎回楽しい気持ちで現場に挑ませていただいているので、それが少しでも役を通して、映像を通して見てくださる方々に伝わるとうれしいです。西條隼人という人物にも是非、スポットライトを当ててご覧ください!!」
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。