2023.06.12更新
ドラマ
北大路欣也
6月19日(月) 21時~22時9分
フジテレビで放送中の月9ドラマ、フジテレビ開局65周年特別企画『風間公親-教場0-』が、来週・6月19日(月)<21時~22時9分>にいよいよ最終回を迎える。最終回は放送時間を拡大、ゲストには北大路欣也と森カンナが出演する。主演の木村拓哉と北大路といえば、木村が主演を務めた日曜劇場『華麗なる一族』(2007年/TBS系)で、因縁の親子役での共演が強く印象に残っているが、その8年後に木村主演のドラマ『アイムホーム』(2015年/テレビ朝日系)で再び共演。そしてまた今回も、8年ぶりとなるドラマ共演を果たす。
原作は、「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得し、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計130万部突破のベストセラーとなっており、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品。
今作は、『教場』(2020年)、『教場Ⅱ』(2021年)で風間公親(かざま・きみちか/木村拓哉)が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。風間による新人刑事への教育は「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。
左から)北大路欣也、森カンナ
最終回となる第11話で北大路は、盲目の有機化学者で大学教授の清家総一郎(せいけ・そういちろう)を、森は総一郎の娘・甘木紗季(あまぎ・さき)をそれぞれ演じる。大学教授の総一郎は、2年前に実験中の事故で劇薬を浴びて失明し、今は半ば引退している状態。妻に先立たれて、大きな2階建ての邸宅に一人暮らしをしている。そんな中、娘の紗季の夫・甘木保則(あまぎ・やすのり/馬場徹)が総一郎の家で背中に千枚通しを刺されて死んでいるのが見つかる。15年前に千枚通しで人を殺した十崎波琉(とざき・はる/森山未來)は、風間によって逮捕されたが、3カ月前に出所し、風間と遠野章宏(とおの・あきひろ/北村匠海)を千枚通しで襲って逃走。逃走している最中にも十崎の犯行は止まらず、一刻も早く十崎を捕まえたい県警捜査一課。今回の総一郎の家で起きた事件も凶器に千枚通しが使われていることから、十崎の犯行が疑われていた。風間は、十崎を捕まえるために専従捜査チームに志願して再び風間のバディとして戻ってきた隼田聖子(はやた・せいこ/新垣結衣)と、この事件を捜査する。
今年2月で80歳を迎えた北大路は、映画『仁義なき戦い』、ドラマ『剣客商売』(フジテレビ系)、『刑事7人』(テレビ朝日系)など人気シリーズに数多く出演、時代劇から現代劇まで数々の役を演じてきた日本を代表する名俳優の一人。木村が主演を務めた今年公開の映画『レジェンド&バタフライ』では、濃姫(綾瀬はるか)の父・斎藤道三を演じた。そんな北大路は、日曜劇場『華麗なる一族』(2007年/TBS系)で木村と初共演。その8年後に木村主演のドラマ『アイムホーム』(2015年/テレビ朝日系)で再び共演。今回木村と、またしても8年ぶりのドラマ共演となる。
いよいよ風間と十崎が対峙するときがやってくるのか?そして、風間が警察学校の教官になった理由も明らかとなり、SPドラマ『教場』シリーズに物語がつながっていく!拡大放送となる来週の最終話をお見逃しなく!
森カンナ
「最終話では、風間の右目と遠野の命を奪った十崎との直接対決が描かれると同時に、風間が警察学校の教官になった理由がついに明かされることになります。その風間の決断に関わる“最後の事件”のキーパーソンでもある清家は、日本を代表する俳優・北大路欣也さんに満を持して出演していただきました。風間・聖子と対峙する清家の圧倒的な存在感は、北大路さん以外には表現し得ない凄みのあるものでした。全11話を通して描いてきた、教場シリーズの原点が、ついに完結を迎えます。“刑事指導官・風間公親”の物語が終わり、新たに“教官・風間公親”の物語が始まる瞬間を、是非リアルタイムで見届けていただきたいと思います!」
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