2023.04.19更新
報道・情報
『ザ・ノンフィクション 東京デリバリー物語 ~スマホと自転車とホームレス~』より
『ザ・ノンフィクション』<毎週(日)14時~14時55分>/NONFIX『ラーメン二郎という奇跡』<2022年3月30日(水)放送>
国際メディアコンクール「ニューヨーク・フェスティバル」の最終結果が、日本時間4月19日(水)に発表され、ドキュメンタリー・Social Issues(社会問題)部門で『ザ・ノンフィクション 東京デリバリー物語 ~スマホと自転車とホームレス~』、ドキュメンタリー・BIOGRAPHY/PROFILES(人物/伝記)部門でNONFIX 『ラーメン二郎という奇跡 ~総帥・山田拓美の“遺言”~』が、それぞれ銅賞を受賞した。
1957年に発足した「ニューヨーク・フェスティバル」は、テレビ番組・映画・ラジオ・広告・インターネットなど、あらゆるジャンルの映像作品を審査・表彰する国際的なコンクール。授賞式は、「ニューヨーク・フェスティバル」のウェブサイト上で動画公開するスタイルで開催され、40カ国以上から多数の作品のエントリーがあり、優秀作品に金賞・銀賞・銅賞などが授与された。『ザ・ノンフィクション』は「ニューヨーク・フェスティバル」において、2019年に『ザ・ノンフィクション 父を殺した母へ~無理心中から17年目の旅~』でドキュメンタリー・人物/伝記部門の銅賞、2020年は『ザ・ノンフィクション おじさん、ありがとう~ショウとタクマと熱血和尚~』でドキュメンタリー・宗教哲学部門の銀賞と国連グローバル・コミュニケーション(UNDGC)賞の銅賞を獲得、2021年は『ザ・ノンフィクション 花子と先生の18年~人生を変えた犬~』がドキュメンタリー・人物/伝記部門の銅賞を獲得した。昨年は『ザ・ノンフィクション ボクと父ちゃんの記憶~家族の思い出 別れの時~』がドキュメンタリー・Social Issues(社会問題)部門で、『ザ・ノンフィクション あの日妹を殺されて~罪を憎む男が選んだ道~』ドキュメンタリー・Social Issues(社会問題)部門でそれぞれ銅賞を受賞し、今年で5年連続受賞の快挙となった。
『ザ・ノンフィクション 東京デリバリー物語 ~スマホと自転車とホームレス~』より
また、ドキュメンタリー・BIOGRAPHY/PROFILES(人物/伝記)部門では、カルト的人気を博しているラーメン店「ラーメン二郎」を独占密着取材したNONFIX『ラーメン二郎という奇跡 ~総帥・山田拓美の“遺言”~』が銅賞を受賞。かたくなに“取材拒否”を貫くカリスマ店主を追った、ナレーションが一切無い異色作が世界に評価された。
さらに、フジテレビ作品から『ザ・ノンフィクション あの日 僕を捨てた父は ~孤独な芸人の悲しき人生~』、『ザ・ノンフィクション 美咲をさがして ~帰りを信じた家族の3年~』(2作品共にドキュメンタリー部門)、『TimeTrip 鎌倉幕府~悲劇の将軍と夜叉王の面~』(技術制作チーム部門)の3番組が入賞を果たした。
『NONFIX ラーメン二郎という奇跡 ~総帥・山田拓美の“遺言”~』より
『NONFIX ラーメン二郎という奇跡 ~総帥・山田拓美の“遺言”~』より
「世界中の人々の暮らしを揺るがした新型コロナによって、東京に新たに生まれた“貧困の風景”を描いた本作は、私たちが生きる時代の記録であると思います。放送時に大きな反響を得た本作が世界でも高い評価を受けたことを非常にうれしく思いますし、番組としても、5年連続の受賞と大変誇らしい記録となり、引き続き、世界に通じる魅力的なドキュメンタリーを制作していきたいと思います」
「近年、日本のラーメン文化は世界で認められるようになりました。とはいえ、“ラーメン二郎”は極めてドメスティックなお店です。このドキュメンタリーも、あくまでも日本国内向けに制作されたものでした。しかし今回、親父さん(山田拓美氏)の功績や人柄は、国境を越えて世界の人たちに伝わりました。これまで多くの【奇跡】を起こしてきた親父さんが、また【奇跡】を起こしたのです。その【奇跡】の数々を間近で体験し、記録できたことに深く感謝しています」
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。