2022.09.15更新
ドラマ
左から)戸塚純貴、肥後克広、奥智哉
9月26日(月)21時~22時48分
フジテレビでは、9月26日(月)21時~22時48分に、上野樹里主演の『監察医 朝顔』(第1シーズン・2019年7月~9月/第2シーズン・2020年11月~2021年3月)のスペシャルドラマ『監察医 朝顔2022スペシャル』を放送する。
この度、レギュラー放送の際にゲスト出演していた、肥後克広(ダチョウ倶楽部)、戸塚純貴、奥智哉の出演が決定した。
法医学者×刑事、異色の父娘を描く『監察医 朝顔』は同名漫画作品(※注釈1)を原作に、主人公の法医学者(※注釈2)・万木朝顔(まき・あさがお/上野)が解剖で遺体の謎を解き明かし、見つけ出した“生きた証”で生きる人々の心まで救っていくさまを描きながら、東日本大震災で被災した母・万木里子(まき・さとこ/石田ひかり)を失った悲しみを抱え、父・万木平(まき・たいら/時任三郎)、夫で刑事の桑原真也(くわはら・しんや/風間俊介)、長女のつぐみ(加藤柚凪)ら家族とともに、少しずつ乗り越えていく姿を描く、心温まるヒューマンドラマだ。
2019年7月期に第1シーズン、2020年10月期・2021年1月期と2クール連続で第2シーズンを“月9枠”で放送した人気ドラマ『監察医 朝顔』が“オール新作”のスペシャルドラマとして復活する。
肥後の出演は、第2シーズン・最終話<2021年3月22日(月)放送>以来。刑事だった平の同期で相棒だった、糀谷晴一(こうじだに・せいいち)を演じる。第2シーズンでは神奈川県警の相談員だったが、現在は野毛山署の署長に就任。相変わらず、いつも笑顔を絶やさない糀谷だが、時に組織のトップとしてリーダーシップを発揮する。市井の人たちの安心を守るため、確固たる正義感を宿す、肥後の芝居にご注目を!
そして、同じく、第2シーズン・最終話以来の出演となる奥は、真也の姉・桑原忍(くわはら・しのぶ/ともさかりえ)の息子、桑原勇太(くわはら・ゆうた)を演じる。久しぶりに会った朝顔が「頼もしくなったね!」と思わず驚くほど、著しい成長期の勇太。忍は「すぐ大きくなって、あっという間だよ」とうれしさと寂しさをにじませる。かわいらしい少年から、たくましい青年へ。今年7月に18歳になったばかりの奥がリアリティーあふれる表現力で魅せる。
そして、第1シーズン・第10話<2019年9月16日(月)放送>以来の出演となる戸塚が、つぐみの小学校の担任として登場する。第1シーズンでは、朝顔の講義を受ける興雲大学の大学生役を演じていた。戸塚演じる大学生からの質問をきっかけに、朝顔が東日本大震災での自らの経験を用いて法医学の重要性を説くというストーリーで、約8分間に及んだ講義が多くの視聴者の胸に迫る印象的なシーンとなり、大きな話題に。子供と同じ目線で接し、明るくユーモアのある人柄で生徒から慕われる一方で、間違ったことがあれば、決して見て見ぬフリはしない厳しさも持ち合わせており、親からも信頼される教師を戸塚が丁寧に演じる。『監察医 朝顔』に生きる登場人物たちの活躍に、ご注目いただきたい!
なお第1・第2シーズン、全32話をTVer・FODにて順次無料配信中。9月26日(月)21時放送『監察医朝顔2022スペシャル』に向けて、合わせてお楽しみに!
ドラマの原作は漫画『監察医 朝顔』。2006年から『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)で連載が始まり、6巻以降は電子版のみでの発刊となるも人気を博し続け、2013年発刊の30巻をもって完結をした医療漫画となる。原作では、朝顔は阪神大震災により母を亡くした、という設定だが、今回、連続ドラマ化するにあたり、東日本大震災により母が行方不明になっている、という設定にアレンジ。フジテレビ系連続ドラマとしては初めて東日本大震災を真正面から扱う。それに伴い原作では、ほぼ1巻でしか触れられなかった震災と母の存在に向き合う父娘の日常と心の機微を、本作では前面に押し出し、深く、そして細やかに描いていく。
2:法医学者と監察医について
監察医とは、東京23区、大阪市、神戸市などの監察医制度のある地域で、事件性の疑いがない死因不明の遺体の死因究明を専門に監察医務院に勤める法医学者。監察医制度のある地域では、事件性の疑いのある遺体の死因究明は主に大学の法医学教室に勤める法医学者が担当する。監察医制度のない地域では、法医学者が監察医の役割も兼ねる。
今作は第2シーズンラストの翌年夏を舞台に幕を開ける。東日本大震災以降、里子(石田ひかり)の遺体と“生きた証”を探し続けた朝顔(上野樹里)と平(時任三郎)は、里子の遺体の一部と対面を果たした。終わりのない悲しみを互いに癒やしながら、次女・里美(中村千歳)が誕生し、一層にぎやかな日常を過ごす朝顔一家。しかし、2人の育児や認知症が進行した平の様子に朝顔の心は落ち着かない。
一方、真也(風間俊介)が異動先の神奈川県警から野毛山警察署へ戻ってくることに。歓迎ムード一色かと思いきや、昇任試験を経て警部となった真也が山倉伸彦(戸次重幸)の上司となり、強行犯チームでは気まずい雰囲気が漂っていた。
そんな折、朝顔たちのもとへ、同時にひき逃げされたとみられる男女の遺体の解剖依頼がくる。朝顔たちが事故現場に到着すると、高齢男性は所持品から身元がすぐに判明していたが、中年女性は靴すら見つからない状況。なぜ、同じ場所で同じタイミングで、2人は亡くなったのか?「教えて下さい、お願いします」、朝顔が“生きた証”を探していく。この出会いが、朝顔の人生に大きな影響を与えることに。
そして物語のラスト、朝顔は平、真也、つぐみ(加藤柚凪)、里美と陸前高田市へ。楽しい旅行のひとときを過ごしながら、朝顔はひとつの決断をする。
「久しぶりに、田舎の親戚一同に会えた感覚になりました。監督、キャスト、スタッフの皆さんに感謝します。役で意識したのは署長の貫禄、麹谷のコミカル、その、さじ加減を平野監督と相談して役作りしました。演じた事で演技派俳優として、さらなる境地に到着できました」
肥後克広
「朝顔先生の講義を受けた1人の大学生はあの時、医学を通して命についての向き合い方が変わりました。今度は自分が子供たちに命の尊さを伝える立場になりました。あの時の朝顔先生の言葉は今の自分にも深く活(い)かされています。純粋で素直に受け取る子供たちの反応を見ていると、決して間違った伝え方をしてはならないんだと自分の姿勢も正されました」
戸塚純貴
「桑原勇太役の奥智哉と申します。約1年半ぶりに『監察医 朝顔』がスペシャル版として放送されるという事で、勇太も出演すると聞いた時はびっくりしました!長く愛されてきたこの作品に再び携われることをとてもうれしく思います。本当にありがとうございます!!前回の放送からちょっぴり成長した勇太にも是非ご注目ください。お見逃しなく!!」
奥智哉
掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。