『競争の番人』

2022.07.25更新

ドラマ

第1話出演の岡田義徳が4話の重要人物に! 同世代でプライベートでも仲の良い吉沢悠と共演 お互いに「息の合った芝居ができる」、「より深い人間模様が描けた」

左から)岡田義徳、吉沢悠

『競争の番人』

第4話 8月1日(月) 21時~21時54分

現在放送中の坂口健太郎と杏がW主演を務めるフジテレビ月9ドラマ『競争の番人』<毎週(月) 21時~21時54分>。この度、第4話ゲストとして岡田義徳、吉沢悠、坂田聡、六角慎司、正木佐和の出演が決定。岡田が演じる柴野竜平(しばの・りゅうへい)は、第1話で登場しており、公取委へとやってきた白熊楓(しろくま・かえで/杏)が刑事時代に強盗殺人事件の捜査中に追っていた人物。白熊は柴野を目の前で取り逃がしてしまい、その責任を取るため、公取委に異動することになった。第4話では、そんな柴野が世界的な電機メーカー・アレス電機の商品開発本部長だったことが判明。アレス電機が取引先に対して、優越的地位の濫用に当たる行為を行っていると情報提供があり、 “ダイロク”が調査することに。岡田演じる柴野と、吉沢悠らが演じる下請け企業との関係性は?

本作は、4月期月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立が、『小説現代』(講談社)で連載し、5月9日(月)に発売された『競争の番人』(講談社)が原作。坂口演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。誰もが一度は聞いた事があるがその実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした “凸凹バディの痛快爽快エンタメドラマ”となっている。

岡田が演じる柴野竜平(しばの・りゅうへい)は、第1話で刑事時代の白熊(杏)が強盗殺人事件の捜査中に追っていた人物。白熊は柴野を目の前で取り逃がしてしまい、その責任を取るため、公取委に異動することに。第4話では、そんな白熊の因縁の相手である柴野が世界的な電機メーカー・アレス電機の商品開発本部長だったことが判明。アレス電機が取引先に対して、優越的地位の濫用に当たる行為を行っていると匿名での情報提供があり、小勝負・白熊ら公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”が調査することに。岡田の月9ドラマへの出演は、『イチケイのカラス』(2021年)以来、1年ぶり。2022年は、岡田がコミカルでトリッキーなキャラクターの“まっつん”を演じ、コアなファンを持つ『THE3名様』が映画化され話題に。一方で、同じく2022年公開の映画『鬼が笑う』では、外国人労働者たちへのいじめが蔓延するスクラップ工場の非道な社長を演じるなど、幅広い演技力で魅了する岡田が今作で演じる柴野は警察に追われるほどの悪人なのか、それとも・・・。

そして、吉沢が演じる丸川俊春(まるかわ・としはる)はアレス電機から下請けいじめを受けている疑いがある取引先の一人。そして、他にも一木晃(いちき・あきら/坂田聡)、仁科卓也(にしな・たくや/六角慎司)、三谷静江(みつたに・しずえ/正木佐和)らアレス電機から下請けいじめを受けている可能性がある人物に、“ダイロク”の面々が調査を始めるが、どの取引先からも「下請けいじめを受けている」という証言は得られない。それどころか、丸川は「好意でやっていること」と、アレス電機から下請けいじめを受けていることを完全否定する。オトナの土ドラ『准教授・高槻彰良の推察』(2021年/東海テレビ×WOWOW共同製作)、『インビジブル』(2022年/TBS)など、数々のドラマに出演している吉沢だが、意外にも月9ドラマへの出演は『バスストップ』(2000年)以来、22年ぶりの出演となる。柴野と丸川はアレス電機とその下請け会社というだけではなかった!?二人の関係の行く先にぜひご注目いただきたい!

アレス電機が取引先に対して、優越的地位の濫用に当たる行為を行っているのか調査するダイロクだが、渦中の人物である柴野自らが公取委へとやってきて、アレス電機が下請け業者に対して無理をいっているのではなく、全て取引先側から提案されたことだと主張。その証拠も突きつけてきた。追い打ちを掛けるようにアレス電機の取引先企業から続々と「調査の必要はありません」と連絡が。果たしてアレス電機の下請けいじめの真相は?そして白熊は、因縁の相手である柴野に一泡吹かせることができるのか?第4話から新たに始まる物語にぜひご期待いただきたい!

左から)坂田聡、六角慎司、正木佐和

第4話あらすじ

小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たち“ダイロク”は新たに世界的な電機メーカー・アレス電機の優越的地位の濫用を調べることに。自社の地位を利用した部品単価の一方的な減額や支払期限の延長を強制する、いわゆる下請けいじめだ。本庄聡子(寺島しのぶ)が説明していると、アレス電機の役員を見ていた白熊が知った顔の男がいることに気づく。それは白熊が強盗殺人事件の捜査中に現場で取り逃がした柴野竜平(岡田義徳)だった。しかし、警察は事件の捜査を中止していた。白熊は今度こそ柴野を捕まえることが出来るかもと意気込むが、公取委の身なので捜査は出来ない。本庄は、柴野は下請けいじめの中心人物と目されているが、重大事件に関わっている可能性があるなら公取委としては調査が出来ないと言う。こうして、柴野の案件は公取委から離れ、検察官の緑川瑛子(大西礼芳)が白熊の持っていた情報とともに柴野のことを警察に伝える。しかし、警察は動かず、独自に動いた検察も上層部に止められた。警察や検察の捜査がなくなったことを受け、本庄は改めてアレス電機の優越的地位の濫用についての調査開始を告げるのだった。小勝負と白熊はアレス電機の下請け会社へ。他のメンバーもそれぞれに話を聞きに行くが、どの会社も不満は感じているようだが返答は待ってほしいと言うだけ。ただ、小勝負は丸川製作所の丸川俊春社長(吉沢悠)だけが困ったことはないと断言したことに違和感を覚える。

コメント
岡田義徳

・台本を読んだ感想、ご自身の役どころについて
「面白い所に着目した台本でやりがいがあると思いました。僕が演じさせて頂く柴野という役は、成功をつかむためにたくさんのことを犠牲にしたり、踏み台にしてきた男です」

・吉沢悠さんとの共演について
「吉沢君とは何年かぶりに共演しますが、同年代ということもありプライベートでも仲良くしています。撮影現場でも安心と言いますか、息の合った芝居ができるので、楽しい撮影の時間を過ごすことができました」

・視聴者の方々へメッセージ
「柴野が何を考え、何を思い、動いているのか?また、それがストーリーとどのように関係していくのか楽しみながら見て頂けたら幸いです」

吉沢悠

・台本を読んだ感想、ご自身の役どころについて
「公正取引委員会がメインのドラマは、今まであまり描かれることがなかった仕事で、台本を読むまでは公取委の話は難しいんじゃないかと思っていましたが、こんなにも人の人生に関わっているのだと考えさせられました。私が演じた丸川俊春は、公取委との関わりの中で、自分が目を背けてきた真実と向き合っていくことで、自分を見つめ直して大切なことを取り戻していく役柄で、現場では監督とたくさん意見交換させていただき、やりがいのある役でした」

・岡田義徳さんとの共演について
「岡田さんとは共演経験が多く、今回の役を演じるにあたり、すでにお互いを知っていて信頼関係があった分、より深い人間模様が描けたのではないかと思っています。2人が一緒にいるシーンは、出演回の中で重要な場面なので、特に注目してほしいと思います」

・視聴者の方々へメッセージ
「マイペースな性格で捉えどころのない問題と向き合ってる小勝負が、フッと真実を受け入れる様が今回もグッとくると思います。個性的な公取委のメンバーの面白さと、新たに出てきた事案の中にある日常にあり得る人間模様が、きっと共感されるんじゃないかと思います。個人的に強い思いを持って参加した現場なので、放送がとても楽しみです」

プロデュース 野田悠介(フジテレビ ドラマ・映画制作部)

「岡田義徳さん演じる柴野は第1話の逃亡を含め、何か後ろめたいことを抱えている人物。柴野は人には見せないさらに裏の顔を持っており、それを見事に岡田さんが演じきってくださいました。そして、柴野とは大企業と下請け企業の間柄で奮起する丸川を吉沢悠さんに演じて頂きました。ひたむきに頑張ると共に、柴野との特別な結びつきの中で葛藤する丸川を吉沢さんにすてきに演じて頂きました!是非、ご覧ください!」

【番組概要】

『競争の番人』
<放送日時>
第4話 8月1日(月) 21時~21時54分
<出演>
坂口健太郎、杏、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎/小日向文世/黒羽麻璃央、大西礼芳、石川萌香/寺島しのぶ 他
<原作>
新川帆立『競争の番人』(講談社)
<スタッフ>
≪脚本≫
丑尾健太郎、神田 優、穴吹一朗、蓼内健太

≪音楽≫
やまだ 豊

≪主題歌≫
idom『GLOW』

≪プロデュース≫
野田悠介

≪演出≫
相沢秀幸、森脇智延

≪制作・著作≫
フジテレビ

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掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。