『競争の番人』

2022.05.30更新

ドラマ

寺島しのぶが月9ドラマ初出演! 公正取引委員会・第六審査長を演じ、坂口健太郎演じる小勝負の 過去を知る唯一の人物という重要な役どころに!

寺島しのぶ

『競争の番人』

7月スタート 毎週(月) 21時~21時54分

フジテレビでは、7月スタートの“月9”ドラマ<毎週(月) 21時~21時54分>にて、坂口健太郎と杏がW主演を務める『競争の番人』を放送する。この度、レギュラーキャストとして寺島しのぶの出演が決まった。寺島の月9ドラマへの出演は今作が初。公正取引委員会・第六審査長・本庄聡子(ほんじょう・さとこ)を演じ、本庄は坂口健太郎演じる謎多き人物・小勝負の過去を知る唯一の人物という重要な役どころに!

本作は、4月期月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立が、『小説現代』(講談社)で連載し、5月9日(月)に発売された待望の最新刊『競争の番人』(講談社)が原作。坂口演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶ・つとむ)と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(しろくま・かえで)が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。誰もが一度は聞いた事があるがその実態についてはあまり知られていない行政機関・公正取引委員会を舞台とした “凸凹バディのエンタメ・ミステリー”となっている。

寺島しのぶが月9ドラマ初出演で、公正取引委員会・第六審査長を演じる!

この度、レギュラーキャストに決定した寺島しのぶが演じるのは、小勝負や白熊が所属する公正取引委員会の第六審査長・本庄聡子(ほんじょう・さとこ)。もともと、公取委には第一審査から第五審査までが存在しており、小勝負や白熊がいる第六審査は公取委の可能性を広げるために本庄が新たに立ち上げたチーム。そして本庄は、謎多き小勝負の過去を知る唯一の人物でもある。突然公取委に来ることになった新人の白熊に対して「小勝負くんのこと、お願いね」と託す本庄。“ダイロク”を立ち上げた本庄の狙いとは?小勝負との関係は?公取委が調査する上で、重要事項の決断は、公取委のトップにいる委員長と4人の委員の議決で決められる。そのため、大きな企業の捜査などは委員会での承認が必要。普段は物腰穏やかで上品な本庄だが、小勝負や白熊が企業の不正を暴く証拠を見つけるため、委員会のトップを自ら説得するなど“競争の番人”として内側には誰よりも熱い正義心がある。さまざまなトラブルに見舞われるダイロクを要所要所できっちりとまとめあげる第六審査長・本庄によって物語の展開がさらに加速し、痛快に進んでいく!2022年11月に公開予定の映画『あちらにいる鬼』では主演を務めるなど、数々の映画や舞台に出演、テレビドラマで唯一無二の演技派俳優として活躍を続ける寺島。そんな寺島のフジテレビドラマへの出演は『悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~』(2019年)以来。月9ドラマへの出演は意外にも今作が初となる。

弱者が負けて、強者が勝つ、現代社会において、どんな世界にも起こりうる理不尽な競争社会を根底から見つめ直す日本初の“公取委ドラマ”となる今作。“弱小官庁”と卑下するダイロクの面々にとって、不正の疑いのある案件の調査をする上での障壁はさまざま。トラブルが絶えないダイロクの面々が真相にたどり着くまでのドタバタ劇やユーモアを織り交ぜながら進んでいく痛快爽快エンタメドラマに、ぜひご期待いただきたい!

第一話あらすじ

刑事としてとある事件の犯人を追う白熊楓(杏)は、犯人を目前で取り逃がしてしまう。白熊は犯人を取り逃がしたことを問題視され、公正取引委員会への異動を命じられる。突然のことに動揺したまま、公正取引委員会・第六審査へと赴いた白熊。そこで、小勝負勉(坂口健太郎)ら、第六審査・通称“ダイロク”の面々と出会う。刑事から公正取引委員会という右も左も分からない場所へとやってきた白熊の教育係を任せられた小勝負だが、白熊に手取り足取り、公取委の仕事を教える気など一切ない様子。そんな中で、2人が調査することになったのは、複数のホテルで行われているウエディング費用のカルテル問題。調査の中で、自由奔放に行動する小勝負と、刑事と公取委での世間の認知度や扱いの違いに苦しむ白熊。そんな2人は、なぜか調査中に警察に追われる立場に?性格や考え方など、なにもかもが正反対の小勝負と白熊が調査する中で、さまざまな問題が起き、それに振り回されるダイロクの面々は、カルテル問題の真相にたどり着くことができるのか!?

コメント
寺島しのぶ

・今作への出演オファーを受けた時の率直な感想は?
「このドラマをお受けする以前は公正取引委員会についてほとんど知識がなかったです。セリフが専門用語で難しくないといいなと思いました。“月9ドラマ”への出演は初めてです。今作のような群像劇はチームワークが必要になるので、共演者の皆さんと仲良くできれば良いなと考えています」

・台本を読んでの感想
「1話を読んだら2話が気になるし、2話を読めば3話が知りたくなるように上手に書かれた台本だと感じました。公正取引委員会を知らない方たちにとっても“みんな知らないよね?”と教えてくれるような内容になっているので、視聴者の皆さんを置いて行かないように作られているなと思いました。私も読んで“こういうことなんだ!”と分かるので助かっています(笑)」

・本庄はどのように演じようと思いましたか?
「本庄は審査長で、他のダイロクのメンバーと違ってバディを組んでの動きはしません。でも、そんなメンバーの動きを全て把握していて、要所要所にパッと現れてかっこいいことを言うんです。早くボスっぽくなれたら良いなと思っていますが、なかなか難しいんです(笑)。まだまだ満足するまでには至っていないです。ダイロクを立ち上げた本人で、小勝負の過去も知っているようですが、それが何なのか?一番しっかりしていなくてはいけないので、今も模索している最中ですね」

・共演の坂口さん、杏さんの印象は?
「お二人とも初めてご一緒するのですが、こういうキャラクターだというのをとてもわかりやすく演じていると思います。それぞれの役割がハッキリしていないと面白くないと思うので、そういう意味ではお二人だけでなく、ダイロクのみんながしっかりと役を全うしていますね」

・視聴者の方々へのメッセージ
「公正取引委員会ってこんな事をしているんだということが、とても痛快に描かれています。台本が難しく考えなくても楽しく読めるので、映像になっても視聴者の皆さんに楽しくお付き合いいただけると思います。ぜひご覧になってください!」

プロデュース 野田悠介(フジテレビ第一制作部)

「寺島しのぶさん演じる本庄聡子は、陰ながらダイロクのメンバーを支え、失敗しても責任を取ってくれる審査長です。本庄には強い信念とやり遂げたいことがあります。ダイロクをなぜ立ち上げたのか、本庄がやり遂げたいこととは?物語が進むにつれ、そのベールが明かされていきます。本庄が抱えている心の内はまだダイロクのメンバーは誰も知らない。複雑な本庄の現在と過去、この二つを演じ分けられ、芯の強さと優しさを兼ね備えた本庄を演じられるのは寺島さんしかいないと思いお願いをしました。本庄審査長率いるダイロクメンバーを、是非お楽しみに!」

【番組概要】

『競争の番人』
<放送日時>
7月スタート 毎週(月) 21時~21時54分
<出演>
坂口健太郎、杏、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎/寺島しのぶ 他
<原作>
新川帆立『競争の番人』(講談社)
<スタッフ>
≪脚本≫
丑尾健太郎、神田 優、穴吹一朗、蓼内健太

≪プロデュース≫
野田悠介

≪演出≫
相沢秀幸、森脇智延

≪制作・著作≫
フジテレビ

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。