『ツギクル芸人グランプリ2022』

2022.05.20更新

バラエティ・音楽

初の生放送!爆笑問題・太田「何が起こるかわからない」

左から)田中裕二、太田光

『ツギクル芸人グランプリ2022』

5月21日(土)14時30分~17時

次に「来る」(=ツギクル)芸人はコイツらだ!
次世代のお笑い芸人たちの登場への熱い視線が続く中、“次世代のスターお笑い芸人”=“ツギクル芸人”№1を決める『ツギクル芸人グランプリ2022』<5月21日(土)14時30分~17時>を初の生放送でお届けする。さらに、今年はフジテレビの他、東海テレビ放送、テレビ西日本、北海道文化放送、仙台放送へ放送地域を拡大する。

この度、5月19日(木)フジテレビ・湾岸スタジオにて、2年連続MCを務める爆笑問題の取材会が行われた。

爆笑問題(太田光、田中裕二)コメント
2年連続MCを務めることへの意気込みについて

太田光(以下、太田)「去年は惜しくも優勝を逃したので、今年は是非とも我々が優勝したいと思います」
田中裕二(以下、田中)「俺らは司会で、漫才やらないから(笑)。初めてMCをやらせてもらって、金の国が優勝して…」
太田「あれから見なくなった(笑)」
田中「そんなことないですよ!(笑)。一緒に仕事しましたし。今回もさまざまなお笑いジャンルのツギクル芸人たちが出そろっているので、すごく楽しみです」
太田「とにかくレベルがめちゃくちゃ高い!今回、満を持して、いよいよ生放送ということなんで、打倒『M-1(グランプリ)』!記者の皆さん、これは書いといて(笑)。お笑いの夏の甲子園とでも言いましょうか…」
田中「まだ、夏ってほどでもないけど…(笑)」
太田「夏ってほどでもないか。初夏の甲子園。お笑い甲子園!そういうのを目指して行きたいと思います」
田中「フジテレビの生放送は、太田さんがいつも何かしら事件を起こしちゃうので…」
太田「今回、是非とも時間内に収めたいと思っています」
田中「強制的に収めないとだから(笑)」
太田「何が起こるか分からない…。そのあたりも楽しんでいただきたいと思います」

なぜ、太田さんはフジテレビの生放送でテンションが上がるのか?

太田「楽しくなっちゃうんですよね!お祭りみたいで“ワーッ”っとはしゃいじゃう。“楽しくなければテレビじゃない”というフジテレビを見て育った人間だから、フジテレビのバラエティー番組に出演できる、というだけでワクワクする。だからその気持ちが抑えられない。でもコロナ禍になってから、スタッフに言われるんです。“くれぐれも暴れないでくれ”って…。少しずつ緩やかになってきているので、できれば今回もはしゃぎたいところではありますが(笑)」
田中「楽しいのはいいですけど、空回りはしないでいただきたい。ひとりだけ楽しくて、他の人たちがあまり楽しめていないというのは良くないから…」
太田「それをどうにかするのがおまえの役目だろ!」
田中「そんな腕はないです(笑)」
太田「でも、空回りしているのがフジテレビですからね(笑)」
田中「うまいまとめになってねーし!」

2年連続MCを務めることについて、周囲の人から何か声をかけられましたか?

田中「それはないかな。さっき偶然、楽屋の前で霜降り明星の粗品に会ったんです。“お疲れ様です。今日、何の番組ですか?”と聞いてきたんですけど、 “ツギクル芸人グランプリ2022、田中裕二”という楽屋貼りを見て“あ、これですか”と言い残し、まるで他人事のように去っていきました(笑)」
太田「“ツギクル芸人といえば爆笑問題”というのが定着してきて、いろいろ良くしてもらえれば便宜を図ることもできるかもしれない。僕は不正をやらないとは一切、言っていませんので」
田中「やらないのが大前提だから!」
太田「僕はウェルカムです!」

改めて、去年、賞レースのMCを初めて本格的に務めた感想は?

太田「始まる前はどうなるのかと思ったけど、とにかくネタが面白くて、観客のような気持ちで楽しみました。かなり手応えがあったので、これはきっと『M―1グランプリ』や『キングオブコント』のように、回を重ねていけばお笑い芸人みんなが目指す存在になるんじゃないかなという気がします。今年は生放送で、来年はゴールデンで、徐々に出世魚のようにやっていきたい。最終的には『ポップUP!』の枠を狙いたい」
田中「毎日やるの?(笑)」
太田「『ポップUP!』、そろそろ終わるでしょう…」
田中「そんなこと言うなよ!僕も賞レースの注目度は年々高まっていると感じます。去年も“見ましたよ”といろいろな方に声をかけていただきました。去年の優勝は金の国だったんですが、それ以外にもYes!アキトとか、爪痕を残した芸人たちもたくさんいました。しかも、『ツギクル芸人グランプリ』の特徴として、タレントさんの審査員の他に、各局のプロデューサーやディレクターさん、演出家、現在進行形で人気番組を制作している現役のクリエイター達が目の前で審査してくれて、評論してくれる。それは直で仕事につながる可能性が大きいので、出場する芸人側もうれしいのではと思います」
太田「最終的には『M-1グランプリ』の裏でやりたい。でも、いちばん困るのは芸人たちか…」
田中「どっちに出ればいいんだ…ってなっちゃうから」

今年から進行役を務める三田友梨佳アナウンサーについて

太田「うれしいよね。フジテレビのエースですから。宮根(誠司)さんとやるより我々とやる方が楽しいんじゃないかなと思います」
田中「当日、ミタパンに聞いてみましょう(笑)」

左から)田中裕二、太田光

決勝進出の15組について

太田「僕は確認しましたが、田中は一切確認していないと思います」
田中「確認したよ!」
太田「田中は興味ないですから、お笑いに。15組、それぞれに、それぞれの良さがありまして…」
田中「具体的なことをしゃべれ!(笑)おまえだろ!確認していないのは!」
太田「(顔写真付きの資料を見ながら)見た目が面白い人もいますね。全員優勝でもいいぐらい」
田中「“ここが楽しみ”とか“期待できるぞ”とかないの?」
太田「僕は、ママタルトの大鶴肥満がイチオシ」
田中「大鶴肥満、本当にデカいんですよ。体重が180kgくらいあって、それだけでも楽しいですね。他には、結成してまだ1年ぐらいの10億円というコンビ、うちの事務所のキュウも気になります。あと、食べ物の名前がついている芸人が多い。パンプキンポテトフライ、ママタルト、ハナイチゴ、森本サイダー」
太田「もし評判がよかったら“ツギクル芸人レストラン”というお店を、フジテレビの夏のイベントでやっていただきたいね」
田中「安直にやって失敗しそうな企画ですけどね(笑)。“ママタルトのタルト”なんてね(笑)」
太田「やりたいですね~」

決勝進出のお笑い芸人へアドバイスは?

田中「僕らも若手の頃、コンテストとかいろいろ出たんですけど、とにかく緊張するんです。昨今は賞レースなども多いので、今の若手芸人は多少慣れてはいると思うんですけど、緊張はすると思います。だから“誰もたいして見てないよ。深刻に考えなくて良いよ”と伝えたいです」
太田「お笑いは、その瞬間にウケた人が勝ち。審査員はいますけど、たいしてセンスないですから!気にせず、大暴れしてやったほうがいい。俺は、出場芸人たちをつぶしにいくつもりでやりますので」
田中「なんでお前がつぶすんだよ!意味、わからねーじゃん!」
太田「司会だろうがなんだろうが、いちばん笑いを取ったやつが勝ちですから!僕は絶対負けません!」
田中「いや、お願いだから負けて!勝ち負けに参加しないで」
太田「勝負ですから。15組の芸人たちも、そのつもりで挑んできてほしいと思います」
田中「誰も出たくなくなるわ!邪魔されるんじゃないかって思うだろ(笑)」
太田「ネタの途中でヤジ飛ばしてやる」
田中「絶対ダメです。最悪!」

今のお笑い界について

太田「お笑い芸人の人口がここまで増えたことはいまだかつてないだろうから、勝ち抜いてくることが本当にすごい。予選会でもかなりクオリティーの高いネタをやっている。我々が若い頃、ライブしか出たことない芸人は、テレビに出せないような奴らばっかりだった。今の若手芸人たちは勉強熱心だし。田中よりツッコミも上手ですよ」
田中「そこは僕もツッコまないですよ」
太田「お笑いは何十年やってるんですか?」
田中「34年です」
太田「“田中は34年やっていて上手くならない”、そのことについてみんなで考えてほしい」
田中「そこはいいよ、僕が考えればいいんだから。お笑い界が活性化していけば、我々も仕事とかで関わることができますし、お笑いへの注目度が高まることがいちばん重要。『ツギクル芸人グランプリ』もその一助を担えればと思っています」

左から)田中裕二、太田光

【番組概要】

『ツギクル芸人グランプリ2022』
≪放送日時≫
5月21日(土) 14時30分~17時
≪出演者≫
<MC>
爆笑問題(太田 光、田中裕二)

<進行>
三田友梨佳フジテレビアナウンサー

<決勝審査員>
民放5局のバラエティー番組担当スタッフ5名
日本テレビ:橋本和明『有吉の壁』『有吉ゼミ』ともに総合演出
テレビ朝日:舟橋政宏『激レアさんを連れてきた。』演出
TBSテレビ:浜田諒介『お笑いの日』総合演出、『キングオブコントの会』演出
テレビ東京:小比類巻将範『ぴったり にちようチャップリン』演出、『家、ついて行ってイイですか?』 プロデューサー
フジテレビ:中川将史『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』演出、『お笑いオムニバスGP』総合演出

<審査員長>
渡辺正行

<審査員>
井上咲楽、元祖爆笑王、増田英彦(ますだおかだ)
※五十音順

<決勝進出者 ()←所属事務所/【決勝進出歴 ■→2019、◎→2021】>
キュウ(タイタン)【◎】
サスペンダーズ(マセキ芸能社)【◎】
さんだる(ホリプロコム)【■】
Gパンパンダ(ワタナベエンターテインメント)【■】
10億円(吉本興業ホールディングス)
ストレッチーズ(太田プロダクション)
ゼンモンキー(ワタナベエンターテインメント)【◎】
竹内ズ(プロダクション人力舎)
TCクラクション(グレープカンパニー)
ネギゴリラ(プロダクション人力舎)
ハナイチゴ(太田プロダクション)
パンプキンポテトフライ(ホリプロコム)
ママタルト(サンミュージックプロダクション)【◎】
森本サイダー(松竹芸能)
わらふぢなるお(グレープカンパニー)
※五十音順

上段左から)キュウ、サスペンダーズ、さんだる
中上段左から)Gパンパンダ、10億円、ストレッチ-ズ、ゼンモンキー
中下段左から)竹内ズ、TCクラクション、ネギゴリラ、ハナイチゴ
下段左から)パンプキンポテトフライ、ママタルト、森本サイダー、わらふぢなるお

≪スタッフ≫
チーフプロデューサー:朝妻 一
プロデューサー:山本布美江、宇和川 隆(クリーク・アンド・リバー)
総合演出:北山 拓

【大会概要】
■参加芸人について

「地上波のゴールデン・プライム帯の番組レギュラーを持っていない芸人」、つまりテレビにほぼ出演したことのない超若手から中堅実力派まで、日本音楽事業者協会に所属する約2000組以上の芸人の中から、各芸能プロダクションが「次世代のスター芸人だ!」と社を挙げて厳選した72組のお笑い芸人が予選会に進出。

■決勝大会について

予選会を勝ち抜いた15組が進出する決勝大会は、2ステージ制。まず15組が3ブロックに分けて争い、ファイナルステージに進出する3組を決める。この3組が、チャンピオンの座をかけて競う。

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。