『私のバカせまい史』

2022.05.04更新

バラエティ・音楽

誰も調べない“せま〜い歴史”を徹底調査!!昼ドラ「愛憎グルメ」史、犬神家「スケキヨの足」史、虫歯の多い都道府県史…人気芸人たちが笑撃の研究発表!さらに、研究長のバカリズムも渾身のプレゼン!!

左から)永島優美(フジテレビアナウンサー)、ヒコロヒー、バカリズム、板倉俊之(インパルス)、森田哲矢(さらば青春の光)

『私のバカせまい史』

5月6日(金) 23時~24時10分

フジテレビでは、5月6日(金)23時より、『私のバカせまい史』を放送する。これまで誰も調べたことがなかった“せま~い歴史”=「バカせまい史」を紹介する、バカバカしくもアカデミックなバラエティー番組。人気芸能人がプレゼンターとなって、あるジャンルについて徹底的に調べ上げた「バカせまい史」の研究成果を発表。MC・バカリズムらが繰り広げるスタジオトークもたっぷり楽しめるスペシャルプログラムだ。今年2月26日(土)の放送に続いて、待望の第2弾となる今回は、ゴールデンウィーク期間中に総額1000万円分のデジタルクーポンが当たる「10レンチャン!パシャ得キャンペーン」の対象番組として、初の全国放送が実現!大好評を博した第1弾と同様、今回もインパクト絶大のさまざまな「バカせまい史」が登場する。

MCのバカリズムは、前回に引き続いて“研究長”を務め、進行は永島優美アナウンサーが担当する。そして今回のプレゼンターは、板倉俊之(インパルス)、ヒコロヒー、森田哲矢(さらば青春の光)という顔ぶれ。マニアックな視点で独自の笑いを生み出す3人の実力派芸人が、それぞれの個性を生かした“バカせまい”プレゼンを展開していく。

バカリズム

永島優美(フジテレビアナウンサー)

インパルス板倉が恐怖に震えながらプレゼン!?「ドロドロ昼ドラ“愛憎グルメ”史」

板倉がプレゼンするのは、かつてフジテレビ系で13時台に放送され多くのファンを魅了してきた、東海テレビ制作の帯ドラマ、通称「昼ドラ」の「バカせまい史」。夫婦ゲンカ、不倫、嫁姑の確執…そのドロドロの愛憎劇を表現する上で欠かせないのが、劇中に登場する“料理”だという板倉は、これを「愛憎グルメ」と定義し、その意外な進化の歴史をひもといていく。

板倉は、歴史上最初の愛憎グルメといわれる、大ヒットドラマ『真珠夫人』(2002年)に登場した「たわしコロッケ」をはじめ、「○○ステーキ」「××カツレツ」など、歴代の昼ドラで女性たちが憎しみを込めて作ってきた、恐ろしすぎる愛憎グルメのメニューを紹介。そして、これら愛憎グルメの意外な“弱点”を指摘しつつ、最後はついに愛憎グルメの“最終形態”を発表する。スタジオ中が凍り付き、やがて爆笑に包まれた、その究極のメニューとは一体…?また、『真珠夫人』ほか多数の昼ドラを手掛けた脚本家の中島丈博氏にインタビュー。愛憎グルメの誕生秘話を語ってもらうほか、なんと最新の愛憎グルメの一品を考案してもらうことに…!!

ヒコロヒー、日本映画最大のミステリーに挑む!「犬神家の一族“スケキヨの足”史」

ヒコロヒーは、映画の世界の「バカせまい史」をプレゼン。映画監督・市川崑の代表作のひとつ『犬神家の一族』(1976年)で、最も有名な場面ともいうべき“水面にそびえ立つ生足”の映像。マニアの間で「スケキヨの足」と呼ばれるこのシーンに注目したヒコロヒーは、「スケキヨの足」をかたどった指し棒を片手に、「スケキヨの足」だけに特化した歴史を紹介する。

市川監督版の映画以降、たびたび映像化されてきた『犬神家の一族』だが、その中で描かれる「スケキヨの足」を年代順に見ていくと、なぜ足の曲がり具合が違うのか、そもそも人間の足なのか(マネキンなのか?)などなど、数多くの疑問が浮かび上がり…。そして、研究発表を締めくくるヒコロヒーの最後のスピーチに、スタジオが騒然!?

さらば森田が、虫歯の本当の原因を解明!?「動く!都道県別“虫歯の数”史」

前回に続いての参戦となる森田は、「動く!バカせま年表」コーナーを担当。年表をグラフ化して動かしながら、時代の移り変わりをビジュアルで分かりやすく伝えるこのコーナーで、森田が今回紹介するのは、「都道府県別“虫歯の数”史」。2006年から2019年までの期間における、各都道府県に在住する12歳の“虫歯の数”の1年ごとの推移を見ながら、虫歯の数はどの都道府県が多いのか、そしてなぜその場所が多いのかを、森田独自の“バカせまい解釈”で解き明かしていく。果たして、虫歯の数が第1位の都道府県は…?そして、上位に入る都道府県には意外な共通点があることも明らかに!

さらに、このバカせま年表の動きに基づいて、各都道府県の生活習慣や、その都道府県出身の有名人などを徹底的に分析した森田は、その調査データから導き出した“虫歯の原因”を発表。しかし、バカリズムからは「事実3割、誇張7割」と疑いのまなざしを向けられてしまい…。果たして、虫歯予防を訴える森田のメッセージとは…?

板倉俊之(インパルス)

ヒコロヒー

森田哲矢(さらば青春の光)

バカリズム研究長自らプレゼン!!お笑いファン必見の研究テーマに一同は大興奮!

そして研究長のバカリズムも、自ら研究した「バカせまい史」を発表!今や当番組の名物となっているバカリズムのプレゼンだが、今回は、お笑い界で脈々と続く、ある壮大な歴史を深掘りしていく。お笑いファン垂ぜんの人物名が次々と飛び出すその研究内容に、プレゼンターの芸人たちも興味津々。バカリズム研究長、渾身(こんしん)の研究テーマに要注目!!

また、それぞれの「バカせまい史」の検証VTRのナレーターは、前回に続いて窪田等が担当。上品で説得力あふれる窪田のナレーションが醸し出す、情報性と面白さの絶妙なバランスも番組の大きな見どころだ。

バカリズム研究長が思わず「調べすぎて、何がせまいのか分からなくなっちゃった。もはやこれ、広いんじゃないかとすら思えてきて…」と漏らすほど、楽しくてちょっとタメになる情報が盛りだくさんの『私のバカせまい史』。知ってほっこり&大笑いできること請け合いの70分をお見逃しなく!!

コメント

バカリズム

◆収録の感想をお聞かせください。
「今回もみなさん、どのプレゼンも面白かったですね。ただ、自分のプレゼンは大変でした(笑)。ジャンルというより、“人”の歴史だったから、許可を取るのも大変で…」

◆さらば青春の光・森田さんは、「バカリズムさんの研究発表には、いつも少しだけ悪意を感じる」と話していましたが…。
「ないです、ないです!とりあえず今回はなかったです(笑)。まぁ本当はね、“アイドルのクレヨンしんちゃんモノマネ史”がやりたかったんですけど(笑)。でも、調べるのがめちゃめちゃ大変なんで、あきらめました。そもそも、しんちゃんのモノマネをしたことのあるアイドルを調べ出すのが不可能ですからね。一体何人いるんだっていう(笑)」

◆テーマ選びも大変そうですね。
「そうなんですよ。けっこう前の段階でスタッフと打ち合わせをして、いくつかテーマの候補を挙げてもらうんですね。でも、僕が“あっ、これがいい!”って言っても、“いえ、バカリズムさんのテーマはご自分でお考えください”って言われるんです(笑)。“これはバカリズムさんっぽくないので”とか、スタッフの間ではなんとなく、僕に向いてるテーマなのか、それとも向いてないのかっていう基準があるみたいで…難しいんですよね(笑)」

板倉俊之(インパルス)

◆収録の感想をお聞かせください。
「今回、昼ドラの“愛憎グルメ”の歴史ということで、プレゼンしててすごく面白かったんですけど、特に印象に残っているのが、脚本家の中島(丈博)先生で。インタビューしたスタッフに聞いたんですけど、先生が本当に“たわしコロッケ”を振る舞ってくれたらしいんですよ(笑)。そのスタッフは、シャレなのかマジなのか分からなくて、どうしたらいいのか困ったあげく、結局ワインを勧めて飲ませまくって、うやむやにしたらしいです(笑)。僕としてはたぶん、シャレじゃないかとは思うんですけどね。かなりシャレが分かる方なんじゃないかなと」

◆視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「番組で、視聴者のみなさんから、われわれに調べてほしいテーマを募集してるらしいんですよ。Twitterで“#バカせまい史”を付けて、調べてほしいテーマをつぶやいたら、番組で採用するかもしれないんですって。ただ僕としては、逆のパターンもやってほしいんですよね。いずれ僕の方から、みなさんに調べてほしいことをつぶやくので、Twitterをやってる方は、ぜひ調査してください(笑)」

ヒコロヒー

◆収録の感想をお聞かせください。
「私は、『犬神家の一族』の“スケキヨの足”史を紹介させていただきました。せまさの中にも壮大な物語がある、ということをお伝えできたかなと思うんですけど、実はこの取材には裏話がありまして。“スケキヨの足”を語る上でキーパーソンになると思われる、ある映画関係者の方がいらっしゃるんですが、その方に取材を申し込んだら、なんと今年の3月にお亡くなりになられていたんです。だからもし、あと1カ月取材が早ければ、もっと深みのある、生きた証言を聞けたかもしれないなと…。でも、それもまた運命なのかもしれませんね。歴史って、謎に包まれたままの方が面白かったりもしますから」

◆今後、調べてみたいテーマはありますか?
「テーマはちょっと思いつかないんですが、もし次の機会があったら、私もバカリさんみたいに全部のデータを自分ひとりで調べてみたいですね。さっき森田さんにそう話したら、“それは茨(いばら)の道やぞ”って心配されましたけど(笑)」

森田哲矢(さらば青春の光)

◆収録の感想をお聞かせください。
「日本全国の“虫歯の数”の歴史ということで、前回より、だいぶ難しかったです。虫歯っていうテーマはね、みなさん想像する通り、けっこうせまいんですよ(笑)。いろいろ苦労しましたね」

◆今後、調べてみたいテーマはありますか?
「正直、当分は考えたくないですね(笑)。いやもう、テーマを選ぶのも大変やし、プレゼンを考えるのも大変なんスよ、めちゃくちゃ!」

番組概要

『私のバカせまい史』
<放送日時>
5月6日(金) 23時~24時10分
<出演>
【MC】
バカリズム

【プレゼンター】
板倉俊之(インパルス)
ヒコロヒー
森田哲矢(さらば青春の光)

【進行】
永島優美(フジテレビアナウンサー)

【ナレーション】
窪田 等
<スタッフ>
チーフプロデューサー:島本 亮
総合演出:加藤智章
演出:錫木 亮
プロデューサー:池田拓也、須藤景子

《10レンチャン!パシャ得キャンペーン》

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。