木曜劇場『純愛ディソナンス』

2022.04.26更新

ドラマ

中島裕翔が初の教師役で生徒と禁断の恋… 吉川愛演じる女子生徒との決して一線を越えてはいけない関係を描く 令和の新・純愛×ドロドロエンターテインメント!!

左から)吉川愛、中島裕翔

木曜劇場『純愛ディソナンス』

7月スタート 毎週(木) 22時~22時54分

フジテレビで7月からスタートする木曜劇場<毎週(木)・22時~22時54分>に、Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務める『純愛ディソナンス』が決定した。ドラマや映画などさまざまな作品に出演する中島が初の教師役に挑み、女優・吉川愛演じる女子生徒との禁断の関係を描く。
今作は新任音楽教師と生徒の “純愛”を軸にストーリーが進む。しかし、2人の純愛は常にタブーと背中合わせであり、次第に周囲を巻き込み、やがて“ディソナンス=不協和音”となりドロドロな展開を生み出していく。そんな純愛×ドロドロの“純ドロ”ストーリーが見どころ。今作で初共演となる中島と吉川。禁断の恋に陥っていく教師と生徒という新たな役どころにチャレンジする。

原作のない完全オリジナル作品となる今作の前半は、とある高校が舞台。新任の音楽教師としてやってきた新田正樹(にった・まさき、中島裕翔)だったが、校内では正樹の前任教師の失踪事件で大きく揺れていた…。
出勤前夜に音楽室でピアノを弾いていた正樹は、あることから逃げる生徒・和泉冴(いずみ・さえ、吉川愛)と出会う。冴は自身が副担任を務めるクラスの生徒。教師と生徒である2人が失踪事件を通して徐々に絆を深めていく。正樹はいつしか自分の中で冴に対する特別な感情に気付きはじめる。決してそれを恋だと認めたくない正樹、一方の冴は恋だと信じて疑わない。

本心で向き合えないまま決別する2人だが、ひょんなことから5年後に再会。冴は成人を迎え、2人の間には障害は何も無いはずだった。しかし、正樹には妻がいた――。5年後の舞台では“セカンドパートナー”という昨今話題となっている新しい概念も加わり、より複雑な関係性を生み出していく。
決して一線は越えることはなかったが、かつて引かれ合った2人の間には確かに純愛が在った。そして再会をきっかけに再び動き出した2人の微妙で繊細な関係性が生み出す“ディソナンス=不協和音”は次第に周囲の人間関係にひずみを生み、破滅へと向かい始める…。
青春と恋とサスペンスを描く第1部。そして恋と仕事における女同士・男同士のバトル、さまざまな思いが交差する大人の人間模様を描く5年後の第2部。随所に事件性、エキセントリックな展開がちりばめられた、純愛&ドロドロ展開の新時代エンターテインメントの幕が開ける!!

今回中島が演じる新田正樹は大学の先輩である小坂由希乃(こさか・ゆきの)の後任として桐谷高校にやってきた新任教師。冴のクラスの副担任であり、音楽の教科担当と映像研究部の顧問を務める。
両親共に教育関係者という規律正しい家庭環境で育てられ、デキのいい兄と常に比較されたことで強いコンプレックスを持つ。しかしその反面、兄の陰に追いやられてきた経験からどうすれば周囲から良く思われるかを理解している。表向きは生徒に理解のある好青年だが、内心は打算的。
高校で冴と出会い、兄と比べ続けられた人生に光が差すも、前任教師の小坂の失踪事件を期に新田も騒動に巻き込まれていく。今までは“フレッシュ”“爽やか”な役柄を演じることが多かった中島だが、新田は闇を抱えた人物。この役を経て、中島の新たな一面を垣間見られそうだ。
そんな教師役に初挑戦となる中島は、Hey! Say! JUMPのメンバーとして2007年に『Ultra Music Power』でCDデビュー。俳優業としては『エンジン』(2005年、フジテレビ系)を皮切りに、『野ブタ。をプロデュース』(2005年、日本テレビ系)、『半沢直樹』(2013年、TBS系)、映画『ピンクとグレー』(2016年)などの話題作に立て続けに出演。
そして『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(2016年、フジテレビ系)でゴールデンプライム帯初主演を果たす。なお、中島はフジテレビのドラマで主演を務めるのは『HOPE~期待ゼロの新入社員~』以来約6年ぶり、木曜劇場への出演は初となる。

吉川愛が演じる和泉冴は、新田が教師としてやってきた桐谷高校に通う高校2年生で映像研究部に所属。真っすぐな性格で芯が強く、同級生よりもどこか大人びている。その反面、他人には見せることができない意地っ張りな一面も。小学生のころに両親が離婚し、以降は母子家庭で育つ。母親からは「人生で最も重要なのは男の選択」という偏った価値観を押しつけられ、「自立した女になる」と強く抵抗。幼いころから文章を書くことが好きで、親に隠れて小説を書いている。
新田と出会った直後は「裏がありそう」と警戒するが、あることがきっかけで徐々に打ち解けるように。また新田のちょっとした表情を観察しており、彼の心の闇を見抜く。
そんな複雑な家庭環境で育つ多感な女子高生役を演じる吉川は、幼少期より芸能活動をスタート。一時学業に専念するために芸能界を離れるが、再デビュー後も『初めて恋をした日に読む話』(2019年、TBS系)、『恋はつづくよどこまでも』(2020年、TBS系)などのヒットドラマに出演。現在放送中の『明日、私は誰かのカノジョ』(2022年 、毎日放送・TBS系) では主演を務めている。また活動はテレビドラマにだけにとどまらず、映画『十二人の死にたい子どもたち』(2019年)にも出演し、『ハニーレモンソーダ』(2021年)では第45回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞。

教師と生徒から、既婚者と独身へ―――時代や立場が変わっても続く「禁断の関係」が、徐々に周囲に“ディソナンス=不協和音”を生み出していく様を描く今作。“禁断の恋”というドラマティックな設定にミステリアスでエキセントリックな展開、“セカンドパートナー”という新時代に生まれた概念も盛り込み、令和ならではの作品になること間違いナシ!“不協和音”とは正反対な、豪華キャストたちが奏でる作品の美しい音色に是非ご期待いただきたい!

【コメント】

◆中島裕翔(Hey! Say! JUMP)
「僕が演じる新田正樹は、家庭の事情で劣等感を抱えている男性で、世間に対しても冷めた目で見ている…周りから見ると一見フレンドリーなのですが、どこか壁を作っている役です。
共演する吉川さんとは初めましてですが、作中でも2人がどういう関係性になっていくのか、そして2人の関係が周りにどのような影響を与えていくのかが見どころになっています。
今作のタイトルには『純愛ディソナンス』というなかなか聞き慣れない、“不協和音”という意味の単語も入っています。登場人物全員が持つ純粋ゆえの怖い“純愛”が、どんな不協和音を生むのか…ドロドロの人間関係にも注目いただきたいです!」

◆吉川 愛
「私が演じる和泉冴は、本来はピュアで頭のいい子なのですが、家庭の事情だったり学校で起きている問題だったりが影響して、裏に何か秘めたものがある女の子。芯の強さがありますが、どこか弱い部分を持っているので、繊細さも丁寧に出していきたいと思います。
今作は、見ているといろいろな感情が湧く作品だと思います。単純に面白いと思ったりもすれば時にはイラッとしたり、別のシーンではドキッとしたり…最初から最後まで、どういう展開になるのかなと次がどんどん楽しみになる物語。ハラハラする展開も多く、今まで以上にハードな撮影になると思いますが、今からとても楽しみです」

◆編成企画・髙野舞(フジテレビ編成部)
「“純愛と泥沼は紙一重”、そんなドキドキもドロドロも楽しめる刺激たっぷりなエンターテインメントをお届けしたいと始まったオリジナル企画です。多様性が声高に叫ばれる今、『恋愛』『結婚』『倫理観』『幸福感』などあらゆる価値観を持つ人々が、二人のラブストーリーを軸にぶつかり合います。さまざまな形の愛を多面的に描き、共感だけでなく反発や興奮、視聴者の皆さんの感情を揺さぶり共体験できるドラマを目指しています!中島裕翔さん、吉川愛さんにとって初挑戦の役どころになりますので、お二人の新鮮な表情やお芝居にもご注目ください! 純粋が故に生み出されるディソナンス=(不協和音)に耳を傾けていただけたらうれしいです。ぜひご期待ください!」

【番組概要】

木曜劇場『純愛ディソナンス』
<放送日時>
7月スタート 毎週(木) 22時~22時54分
<出演>
中島裕翔
吉川 愛
<スタッフ>
≪脚本≫
玉田真也(『JOKER FACE』『アノニマス~警視庁指殺人対策室』)
大林利江子(『ギルティ~この恋は罪ですか?~』『江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~』)
倉光泰子(『アライブ がん専門医のカルテ』『うきわ』)

≪編成企画≫
髙野 舞

≪プロデュース≫
森安 彩(共同テレビ)
関本純一(共同テレビ)

≪演出≫
木村真人(共同テレビ)
土方政人(共同テレビ)
菊川 誠(共同テレビ)

≪制作≫
フジテレビ

≪制作・著作≫
共同テレビ

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。