第32回フジテレビヤングシナリオ大賞『サロガシー』

2021.02.27更新

ドラマ

若手脚本家の登竜門・ヤンシナ大賞作の主演に、ドラマ初主演・堀田真由が決定!代理母出産やLGBTに向き合うセンシティブな主人公を熱演する。

堀田真由ドラマ初主演『サロガシー』台本
堀田真由

第32回フジテレビヤングシナリオ大賞『サロガシー』

3月24日(水)24時55分~25時55分

ヤンシナ大賞作の主演に堀田真由が決定!

坂元裕二、野島伸司、橋部敦子、浅野妙子、黒岩勉といった数々の人気脚本家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」。
昨年の第32回は1567応募作品の中から的場友見さんの脚本『サロガシー』が大賞に選ばれ、ドラマ化し3月24日(水)24時55分に放送することとなった。
サロガシー(代理母出産)やLGBTを描いたこの作品で、ゲイである兄のために代理母として妊娠出産することを決意する主人公・江島環役に、モデルやCMに今注目の堀田真由が決定!堀田はドラマ初主演となる!!
本作は、先日発足したフジテレビ、BSフジ、ニッポン放送3波連合プロジェクト「楽しくアクション!SDGs」の関連番組の一つとして放送される。

本当の幸せはどこにあるのか探し求める姿を、体当たりで演じていく…

兄の子を妊娠したと説明するも母親の理解は得られず・・・
左から)堀田真由、宮田早苗、細田善彦

堀田真由(22歳・1998年4月2日生)は、2014年16歳の時、新人発掘イベント「オーディションフェス2014」で3万2214人の中から選ばれ芸能界デビュー。TVドラマでは、連続テレビ小説『わろてんか』(NHK2017年下半期)、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(NTV系2019年1月期)、『危険なビーナス』(TBS系2020年10月期)などに出演。きゃしゃでかわいらしい容姿にもかかわらず、その力強い演技力には定評がある。映画で主演もこなし、『いとしのニーナ』(FODドラマ)のニーナ役などドラマのヒロインも演じているが、このドラマがドラマ初主演となる。
バラエティー番組『坂上どうぶつ王国』(CX系毎週金19時放送)にもレギュラー出演、2020年3月号より女性ファッション誌『non-no』専属モデルに起用、4月に結婚情報誌『ゼクシィ』の13代目CMガールに選ばれ、タレント・女優・モデル・CMと多方面で活躍している。

今回、堀田が演じるのは、兄のために代理母出産を決意する主人公・江島環。実は彼女の生い立ちにそうなるべき理由が秘められており、建設士として男性社会でバリバリ働きながら自分の生きる意味を模索している。行動力と強い意志を持ち、自分の本当の幸せはどこにあるのかを探し求めるその姿を体当たりで演じていく。

代理母出産やLGBTなどの現状を浮き彫りにした大賞作品!

今回の大賞作品は、代理母出産、LGBTなどセンシティブな題材だが、登場人物を身近に感じる人物像として丁寧に描き出し、人間的魅力で飽きさせずに展開していく構成が巧みであり、かつ医療制度、法律、社会通念、倫理観など様々な問題に真摯(しんし)に向き合っていることなどが高く評価された。審査委員長の澤田鎌作(フジテレビ第一制作室)は、当作品を大賞に選んだ理由を「最終選考ではフルスイングでホームランを狙える将来の4番バッター候補を選ぶ、という方針のもと議論を重ねた。一見、奇をてらった設定のようでいて、その人物造形は非常に丁寧で、代理出産の問題やLGBTの方々が直面している状況に対し真摯に向き合い、現状の問題点を浮き彫りにした上でエンターテインメントとして物語を構築出来ている」と語っている。くすっと笑えるセリフやコミカルなシーンもあり、耳慣れないタイトルが身近に感じられるほど自然に描いている。

ゲイである兄・江島聡役には細田善彦、そのパートナー・水野圭人役に猪塚健太、兄の元恋人の医師・西岡麻友役に松本若菜、そして環の会社の先輩・神谷晃役を斎藤工が演じることが決まっている。

この作品は、「SDGメディア・コンパクト」に署名したフジテレビが、SDGs推進のために、BSフジ、ニッポン放送とともに3波連合で行なうプロジェクト「楽しくアクション!SDGs 滅亡させない♡地球の作り方」(オフィシャルアンバサダーはファーストサマーウイカ)の関連番組である。“これからの地球を支える若い世代と一緒に考え、行動するきっかけとなる番組”としてお届けする。

代理母出産し、産まれた子どもを抱く環
堀田真由

『サロガシー』あらすじ

建設士として現場で働く独身の江島環は、同性愛者である兄・江島聡のために、代理母出産(=サロガシー)することを決意する。妊娠4カ月を過ぎた頃、事後報告として両親に妊娠の事実を告げる。「お兄ちゃんの子」だと言う環に両親は取り乱し、父親は聡に殴りかかる。そこで初めて聡は「俺はゲイだ!」と告白、環は兄のパートナー・水野圭人の精子と自分の卵子で、二人の子どもを代理母出産するのだと説明する。幼い頃から兄ばかり可愛がり、環の女性性に過剰なほどの嫌悪感を見せてきた母親は理解できないと詰め寄り、環の反発心はますます強まるのだった。
兄妹は、兄の元彼女・西岡麻友が医師を勤める産婦人科に二人で通う。最初、麻友は元カレに「妹が俺の彼氏の子を妊娠した」と言われとまどったものの、その生き方に理解を示し二人を応援する。しかし母子手帳の“お母さんの名前”欄はずっと空白のまま…。一方、聡は産まれた子どもを引き渡す時の妹の心理的負担を考え、環の母性本能の目覚めを心配していた。
仕事を続ける環。会社の先輩・神谷晃を中心とした男社会と対立し悔しい思いをすることもあるが、同僚の野池幸四郎はそんな環の良き理解者として見守るのだった。妊娠9カ月を迎えた頃、環は切迫早産で倒れ緊急入院してしまう…。

【コメント】
堀田真由(江島環役)

Q.ヤンシナ大賞受賞ドラマの主演に決まった時は、どのようなお気持ちでしたか
「作品を読み脚本に引かれたので、このドラマの主演に選んでいただいたことをうれしく思います。以前から女性だからできる表現や、まだ知られていないようなことを演じてみたいと思っていましたので、目標がひとつかないました。自分ではない役を演じるのはどの作品も難しいのですが、今回は自分の周りにいない人物像ですし、子どもを産んだ経験もないので、大きな挑戦になります。前回のヤンシナ受賞作品ドラマもリアルタイムで見ていたので、“毎年ドラマ化するこの賞を今年は自分が演じるのだな”と思い、その名に恥じぬような作品にスタッフのみなさんと一緒に丁寧に仕上げていきたいと思います」

Q.台本を読んでどう思いましたか
「代理母出産は聞いた事がありましたが、“サロガシー”という言葉を初めて知りました。
社会的なテーマですし、“サロガシー”というワードでどこか難しいと感じるかもしれませんが、一つの家族の形であり、誰かの希望になるような優しい話だと感じました。このドラマを見た方が、どこか目をそむけていた世界に興味を持ち、考えるきっかけになり、選択肢が広がれば良いなと思います。そしてその選択が世の中にも受け入れられるよう、多くの人に知ってもらう機会として、今、この題材を演じることが大事なのだと思います」

Q.“サロガシー”についてどう思いますか
「サロガシーというのも決断の一つ。同性愛者だけでなく、結婚し子どもが持てない夫婦など色々な形があるけれど、子どもを持ちたいと願う気持ちは素敵だと思います。“これは私の望みでもある”という主人公のセリフがあるのですが、誰かの意見ではなく自分で選択し前向きに生きる決断です。情報も限られていますし万人が肯定的な意見になるのは難しいですが、まずは“サロガシー”、という言葉を知るだけでもすごく大きな一歩になると思います。いつかそういう方の決断が“そういう選択したんだね~”と普通に言えるような優しい世の中になればいいなと思います」

プロデューサー・荒井俊雄(フジテレビ編成制作局 制作センター 第一制作室)

Q.主演に堀田真由をキャスティングした理由
「主人公の江島環は、自分の居場所を探し続けているなか、代理母出産することを決意します。そんな感情の量が多い独りの女性の人生を体現出来るのは、圧倒的な透明感と演技力の高さはもちろんのこと、モデルやバラエティー番組など、どこにいても唯一無二の世界観を創り出している堀田真由さんしか考えられなく、オファーをさせて頂きました。的場友見さんが産み出した“サロガシー”という素晴らしい脚本の余白を、華やかに彩って頂けると確信しております」

Q.番組について
「“多様性を認める”言葉は浸透してきた現代ですが、果たしてその本質を捉えられているのか不安になる時があります。それぞれが異なった価値観のなかで生きる私たちは、相手の存在はもちろんのこと、自分自身のことさえも、受け入れられない時があるのではないでしょうか。生きづらさを抱えるこの時代に生きるすべての人にとって、お互いの存在を受け入れ自分自身を肯定できる、ひとつのきっかけに出来たらと思い“サロガシー”と向き合いました。堀田真由さん演じる主人公の江島環に思いを重ねた時、理解できないことに対して、否定ではなく対話を通じて、敬意と感謝の気持ちがあふれる世の中へと紡がれる希望をお届け致します」

【番組概要】

第32回フジテレビヤングシナリオ大賞『サロガシー』
<放送日時>
3月24日(水)24時55分~25時55分放送予定(関東ローカル)
<出演>
江島 環  ・・・ 堀田真由 
江島 聡  ・・・ 細田善彦
野池幸四郎・・・ 田村健太郎
水野圭人 ・・・ 猪塚健太

西岡麻友 ・・・ 松本若菜 

江島 忠  ・・・ 井上 肇
江島彰子 ・・・ 宮田早苗
     
神谷 晃  ・・・ 斎藤 工(友情出演)
<スタッフ>
脚本:的場友見(第32回ヤングシナリオ大賞受賞作品「サロガシー」)
プロデュース:荒井俊雄(『SUITS/スーツ2』『ルパンの娘』『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』など)
演出:清矢明子
制作著作:フジテレビ

【ヤングシナリオ大賞】

1987年に創設された、テレビドラマで活躍する若手脚本家を募集・育成するためのシナリオ公募。ドラマ・映画制作の現場に携わるフジテレビ関係者メンバーで厳正に審査される。受賞作品は特典としてフジテレビにてドラマ化されるため、作品を選んで終わりではなく、一緒にドラマを作っていくことにより、即戦力となる脚本家として活躍する人材を育成することを目的としている。将来性のある脚本家を発掘・育成する若手脚本家の登竜門と言われ、2020年、一般社団法人「放送人の会」が主催する「放送人グランプリ2020」を受賞した。
2021年は第33回となるが、現在応募作品を募集中(3月末日締切)。詳しい応募要項や受賞作品などはヤンシナ公式HPまで。

主な受賞者:
坂元裕二(第1回大賞・『東京ラブストーリー』『最高の離婚』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』他)
野島伸司(第2回大賞・『愛という名のもとに』『101回目のプロポーズ』『ひとつ屋根の下』他)
橋部敦子(第6回佳作・『僕の生きる道』『フリーター、家を買う』『知ってるワイフ』他)
浅野妙子(第7回佳作・『大奥』『ラスト・フレンズ』他)
金子ありさ(第8回大賞・『電車男』(映画)『恋はつづくよどこまでも』他)
安達奈緒子(第15回大賞・『コード・ブルー 3rd season』『リッチマンプアウーマン』『失恋ショコラティエ』他)
黒岩 勉(第20回佳作・『謎解きはディナーのあとで』『僕のヤバイ妻』『アンサング・シンデレラ』他)
野木亜紀子(第22回大賞・『逃げるは恥だが役に立つ』『アンナチュラル』他)

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。