『監察医 朝顔』

2019.06.10更新

ドラマ

山口智子が『ロンバケ』以来23年ぶりに月9出演!髪もバッサリとマッシュボブで、連続ドラマ初の医師役に!

『監察医 朝顔』

7月8日スタート 毎週(月)21時~21時54分

山口智子が『ロンバケ』以来23年ぶりに月9出演!髪もバッサリとマッシュボブで、連続ドラマ初の医師役に!

 令和に初めてスタートする月9ドラマとして、上野樹里が主演を務め、法医学者と刑事という異色の父娘を描く『監察医 朝顔』に、山口智子が出演することが決定した。山口が月9ドラマに出演するのは木村拓哉とのダブル主演作『ロングバケーション』(1996年4月~6月)以来、実に23年ぶりとなる。

 『監察医 朝顔』は同名漫画作品を原作に、ドラマ化をするにあたって大きくアレンジをした感涙のヒューマンドラマ。主人公の万木朝顔(まき・あさがお/上野樹里)は、神奈川県にある興雲(こううん)大学の法医学教室に勤める新米法医学者で、法医学者とは、事件性の疑いの有無にかかわらず、死因不明の遺体の死因を究明することを職務としている医師。朝顔は新米とは言え、もちろん医師免許も有し、周囲から一目置かれるほどに優れた技量と豊富な知識を併せ持つ、実直な人柄で、自分よりもつい相手のことが気になってしまう、愛情深く心優しい女性。ただ朝顔は、東日本大震災で母を失ったのみならず、遺体すら見つからないという癒しようのない悲しみを抱えており、その悲しみゆえに朝顔には、遺体を決して、どうして亡くなってしまったのか分からない“不詳の死”にはさせない、という揺るぎのない信念がある。遺体を前にした朝顔は「教えてください。お願いします」とささやきながら解剖をおこない、必要とあれば法医学者の範疇(はんちゅう)を超えてまで、誰よりも懸命に、そして真摯に遺体に向き合っていく。そうして見つけられた遺体の真実は、時に犯罪を看破し、時に遺族の悲しみを癒やし、何より遺体が最後に伝えたかった想いを朝顔に語りかけていく。
 そんな朝顔と2人暮らしの父・万木平(まき・たいら/時任三郎)は、ずっと捜査畑を歩んできたベテラン刑事。朝顔に輪をかけて真面目で堅物な性格で、1%でも手がかりになる可能性があるならば、どんな些細なことまでも調べ上げ、たとえ足が棒になろうとも聞き込みを諦めない。一方で平は、今なお時間があれば東北へ向かい、まるで“捜査”と同じように妻の遺体を探し続けている。ある日、思いがけず平は朝顔が務める興雲大学法医学教室が管轄する警察署の強行犯係に異動することに。遺体が発見されれば警察は、まず朝顔が勤める法医学教室に運ぶため、平は父としてのみならず仕事相手としても朝顔に寄り添うことになる。
 本作では法医学者と刑事という異色の父娘が各話で、かたや解剖、かたや捜査により、さまざまな遺体の謎を解き明かしていくさまを予測不可能なほどサスペンスフルに織りなし、見つけ出された遺体の“生きた証”が生きている人たちの心を救っていくさまを胸が締め付けられるほどハートフルに描いていく。と同時に全話を通して、東日本大震災によりポッカリと空いてしまった母の穴を、少しでも埋めようとするかのように肩を寄せ合い、涙と笑顔を繰り返しながら、少しずつ前へ進んでいく父娘とその周りの人々の、かけがえのない日々と変化を、あふれるほど情感豊かに紡いでいく。
 そんな『監察医 朝顔』にて山口智子が演じるのは、朝顔が勤める興雲大学の法医学教室の主任教授・夏目茶子(なつめ・ちゃこ)。法医学の権威で、1つの死の影には多くの人たちの悲しみがあるのを忘れないことを矜持(きょうじ)に、仕事は非の打ち所がない一方、「明日、死ぬかもしれないから」がモットーで、困難な仕事を抱えていてもプライベートと仕事は完全に別物。また、たとえどんな状況であろうと、どんな遺体を前にしても冷静沈着でありながら、その言動は自由奔放で神出鬼没、年齢不詳で謎多き女性だ。同時に、“法医学者・朝顔”の1番の理解者であり、朝顔にとっては法医学者を目指すきっかけにもなった、最も信頼を寄せる人物。加えて、父の平とも長年の親交を持ち、母を失った万木家にとっては、まさに“心強い姉”のような存在。
 そんな茶子を演じる山口は本作が、全話平均視聴率29.5%、最終回では平均視聴率36.7%(いずれもビデオリサーチ社調べ、関東地区)を記録し、TVドラマ史に金字塔を打ち立てた、木村拓哉とのダブル主演作『ロングバケーション』(1996年4月~6月)以来、実に23年ぶりの月9ドラマ出演となる。また山口は、本作が玉木宏とのダブル主演作『のだめカンタービレ』(2006年10月~12月)以来、13年ぶりの月9ドラマ主演、かつ初の月9ドラマ単独主演となる主人公・朝顔役の上野とは初共演、さらに連続ドラマで医師役を演じるのは本作が初となる。『ロングバケーション』で演じた葉山南は幸せを探し求める女性だったが、本作では幸せを探し求める父娘を温かく見守る役どころとなる山口。原作漫画の“茶子先生”のイラストに合わせ、髪を10センチ以上カットしてマッシュボブにし、また、実際の法医学者の方へ話を聞きに行くなど、役作りへも並々ならぬ熱意を持って取り組み、『監察医 朝顔』の世界を作り上げていく。

 法医学の世界では人間の死因は<1・病死及び自然死><2・交通事故死><3・転落死><4・溺死><5・焼死><6・窒息死><7・中毒死><8・熱中症や凍死など不慮の死><9・自殺><10・他殺><11・刑の執行、戦争行為などによる不慮か否か分からない外因死><12・死因が分からない不詳の死>の12個しかなく、法医学者は最終的に死体検案書に、この12個のいずれかの死因を書き込むこととなる。しかし、12個の死因の裏には、誰1人として同じ人生はなく、亡くなった方が良い命など1つもないことを、本作は丹念に映し出す。そして、すべての視聴者に人が生きる意味と喜びを、どんなドラマよりも力強く贈る、この夏1番の感動作『監察医 朝顔』に、心からご期待ください!

コメント

山口智子
Q:本作の話を聞いた時のご感想をお願いします。
「お話をいただいて原作をすぐに読んだのですが、今も色あせない、時代を越えた面白さを感じました。“死”というものに対峙することで、“生きる”力を強く再燃させていく。死が生を照らし出すテーマは、死から目を背けがちな現代社会において、とても大事な発信だと改めて思いました」
Q:本作が23年ぶりの月9ドラマ出演となることに関して、どのように思われますか?
「去年、木村拓哉さんと22年ぶりに共演させていただいたのですが、まるで2分くらいしか時が経っていないような感じで(笑)。『監察医 朝顔』と『ロングバケーション』はドラマのテイストは違いますが、“月9”という言葉には、離れていた時間を感じさせない、幼なじみに再会したような、正月に実家に帰ったような(笑)、ほっとする親近感を覚えます」
Q:夏目茶子を演じていくにあたっての思いを教えてください。
「原作の茶子は、一見キノコの妖怪のような風貌で(笑)、超個性的で強烈な存在感です。死というものに日々向き合っているからこそ、人の100倍濃密に生きようとするたくましさと、今この一瞬を輝かせようとするバイタリティーは圧倒的です。太陽のように生命力の象徴のような茶子像を目指します。原作のファンの方も初めてご覧になる方も、今の時代に生きる私たちの力で作る新たな物語を、ぜひ面白がっていただけたらと思います」
Q:初共演となる上野さんとの共演に向けての思いを教えてください。
「これまでの作品を拝見して、自分の心に正直な芯の強さをお持ちの方だなと思っていました。教授として朝顔の成長を見守る茶子ですが、程よく突き放し野生動物のようにサバイバルさせる厳しさと、世界を旅してきた広い視野とユニークな発言で朝顔を導く優しさがあります。自分自身の人生を、責任を持って味わい謳歌して、若者たちを力強く先導してゆける先輩でありたいと思います」
Q:視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「このドラマでは、謎の死を遂げた人々の人生や、東日本大震災の悲劇にも、正面から向き合ってゆきます。背を向けず、忘れず、悲しみや心の傷をどう新しい一歩への力へと変えてゆくか。死から“生”を学ぶ感動の道を、みなさんとご一緒できたら嬉しいです」
プロデュース・金城綾香(フジテレビ第一制作室)
「自由闊達(じゆうかったつ)、軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)。それはまさしく、私が原作を読んだ際の“茶子先生”のイメージであり、そして“山口智子さん”に勝手に抱いていたイメージでありました。茶子先生は、誰よりも生きることを楽しんでいる最高の女性です。主人公・朝顔が法医学者になるきっかけを作った人ですが、決して偉ぶることがなく、常に対等で、人と正面から敬意をもって向き合うことができます。まだ撮影には入っていませんが、“まさしく茶子先生!”と声が出そうになるくらいに丁寧にキャラクターを作り上げてくださっています。神出鬼没で、時にわがまま。でも、常に人を思って温かい。そんな魅力的な茶子先生を楽しみにしていてください」

注釈

1:原作とアレンジについて
 ドラマの原作は漫画「監察医 朝顔」。2006年から「週刊漫画サンデー」(実業之日本社)で連載が始まり、6巻以降は電子版のみでの発刊となるも人気を博し続け、2013年発刊の30巻をもって完結をした医療漫画となる。原作では、朝顔は阪神大震災により母を亡くした、という設定だが、今回、連続ドラマ化するにあたり、東日本大震災により母が行方不明になっている、という設定にアレンジ。フジテレビ系連続ドラマとしては初めて東日本大震災を真正面から扱う。それに伴い原作では、ほぼ一巻でしか触れられなかった震災と母の存在に向き合う父娘の日常と心の機微を、本作では前面に押し出し、深く、そして細やかに描いていく。

2:法医学者と監察医について
 監察医とは、東京23区、大阪市、神戸市などの監察医制度のある地域で、事件性の疑いがない死因不明の遺体の死因究明を専門に監察医務院に勤める法医学者。監察医制度のある地域では、事件性の疑いのある遺体の死因究明は主に大学の法医学教室に勤める法医学者が担当する。監察医制度のない地域では、法医学者が監察医の役割も兼ねる。

番組概要

≪タイトル≫
『監察医 朝顔』

≪放送日時≫
7月8日スタート 毎週(月)21時~21時54分

≪キャスト≫
上野樹里、時任三郎、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES/ジャニーズJr.)、坂ノ上 茜、喜多乃愛、宮本茉由 ・ 戸次重幸、平岩 紙、板尾創路、山口智子、柄本 明 他

≪スタッフ≫
【原作】
原作:香川まさひと、漫画:木村直巳、監修:佐藤喜宣「監察医 朝顔」(実業之日本社)
【脚本】
根本ノンジ
(過去作品:『フルーツ宅配便』、『犬神家の一族』、『相棒 season17』、『5→9~私に恋したお坊さん~』など)
【音楽】
得田真裕
【法医学監修】
上村公一(東京医科歯科大学)
【プロデュース】
金城綾香
(過去作品:『犬神家の一族』、『グッド・ドクター』、『営業部長 吉良奈津子』、『5→9~私に恋したお坊さん~』など)
【演出】
平野 眞
(過去作品:『黄昏流星群』、『Chef~三ツ星の給食~』、『ショムニ』シリーズ、『HERO』シリーズ など)
澤田鎌作
(過去作品:『犬神家の一族』、『ミス・パイロット』、『CHANGE』、『西遊記』など)
【制作】
フジテレビ

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。