フジテレビ開局60周年特別企画『教場』

2019.06.03更新

ドラマ

木村拓哉が身の毛もよだつ冷徹な教官に! ベストセラー傑作ミステリー『教場』、ついに映像化! 木村拓哉✕君塚良一でお送りする大型エンターテインメント企画!!

木村拓哉

フジテレビ開局60周年特別企画『教場』

2020年新春 二夜連続放送

主演・木村拓哉、脚本・君塚良一という豪華初タッグのスペシャルドラマが実現する!原作は「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得し、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』(きょうじょう)。警察小説の新境地としてベストセラーとなりシリーズ化(累計55万部)、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品だ。待望の初映像化にあたり、主人公のカリスマ教官を演じるのは、日本を代表するトップ俳優、木村拓哉。数多くの大ヒット作で主演を張り、検事、総理大臣、天才外科医、ボディーガードなど多彩な主人公を演じてきた木村が、今回、ヒーローではなく“謎に満ちたヒール”に挑み、他を寄せ付けない凄(すご)みのある圧倒的な姿で、これまでにない冷酷無比な役どころを演じる。そして、脚本を手がけるのが『踊る大捜査線』シリーズのヒットメーカー君塚良一。木村とは初タッグとなる。また、木村とは『若者のすべて』(1994年)、『眠れる森』(1998年、主演)、『プライド』(2004年、主演)などの作品で共に伝説を作ってきた中江功が演出を手がけ、総計4時間越えの大作となる今作をフジテレビ開局60周年特別企画として2020年新春に二夜連続放送でお送りする。

警察学校という密室…そこで、何が起きたのか。

『教場』は、極限状態を生き抜く生徒それぞれのよこしまな思惑を監察力に長けた教官が暴いていくミステリー作品。そしてまた、過酷な警察学校で覚醒していく生徒たちの青春物語であり、厳格なカリスマ教師が個性あふれる生徒たちとガチンコで向き合う人間教育の物語だ。舞台は、木村拓哉演じる風間公親(かざま・きみちか)が教官を務める警察学校・初任科第198期短期課程。「警察学校は、優秀な警察官を育てるための機関ではなく、適性のない人間をふるい落とす場である」と考える風間は、生徒がトラブルに見舞われた途端、退校届を突きつける非情な男である。生徒たちは早朝6時起床から激しいトレーニングにさらされる毎日で、何より厳しいのがルール厳守。その行動は、常に監視体制に置かれ、誰かのミスは連帯責任で負う。何よりうそがバレたら即退校。その厳しさに耐えかねず、自ら退校していく者も少なくない。そんな辛苦ともいえる究極の試練が待ち受ける警察学校には、様々な背景を持つ生徒たちが様々な動機で集まってきている。事故で死にかけたところを警官に助けられたことで警察官に憧れる元教師、様々な職を転々とし警察学校が最後のチャンスと思っている落ちこぼれ転職組、婚約者を亡くし心機一転で警察官を目指す女性など。また、警察学校という閉塞した極限状態で生徒たちが抱える葛藤も様々。教官の飼い犬と揶揄(やゆ)される者、反抗する者、取り入ろうとする者、気が弱く倒れてしまう者…。警察学校という名のサバイバルゲームを生き抜くため、秘密と思惑が渦巻いていく。ひとクラス30人、計90人の生徒たち、果たして何人が最後まで生き残り、誰が卒業証書を手にすることができるのか?さらに風間は、生徒たちが起こす様々な事件、複雑に絡み合った真相をそれぞれ解決していくことはできるのか?そして、生徒たちに非常識ともいえる謎の試練を与え続ける風間の真の狙いとは?

警察学校は生徒をふるいにかける場所…木村演じる冷徹な教官・風間。

木村拓哉演じる教官・風間公親は、クールで落ち着いた物腰の教師であり、卓越した観察眼と推理力を備えた名探偵でもある、謎に満ちた存在だ。学生を恫喝(どうかつ)するようなことはないが、何を考えているかが全くわからない孤高の男。警察学校内にある花壇で花に水をやりながら、学生の動向を鋭く観察している。「警察学校は生徒をふるいにかける場所」という考えのもと、生徒たちの深層心理に迫る。冷徹なまでのリアリズムは生徒たちを震撼(しんかん)させるが、本質を見極めているからこそ、警察官に向いていないと判断した生徒を徹底的にはじき出す。なぜなら現場に立つ警察官にとって小さなミスも命とりになるから。また風間は、とある一部の生徒にはマンツーマンで指導にあたる。まさに修羅場ともいえる試練を与え、極限まで追い詰め、心を折ることも辞さない。風間の真の意図とは…? 果たして風間の指導を受けた生徒たちは、“覚醒"し、自らの本質に気づくことができるのか?

厳しすぎる警察学校…現代社会に一石を投じる問題作。

警察学校という場所がクローズアップされることも新鮮な上、その実態がリアルに描かれ過ぎているとも言える今作。何より厳しすぎる規律、守れなかった際の厳罰制度、絶対服従の上下関係など、そのリアルな描写は一見、前時代的とも言えるほど壮絶なため、体罰問題、働き方改革といった世論が高まる昨今の社会に一石を投じ、論争を巻き起こし得るテーマである。人権意識、民主主義的感覚を奪い、上下関係に忠実な人間に調教する場と捉えられても過言ではない厳しさを持つ警察学校だが、それは何より現実の社会で市民と向き合い“法律の番人”となる警察官だからこそ、自らを律する必要があるためだ。脚本の君塚、演出の中江をはじめとした強者(つわもの)揃いの制作陣のもと、そのような警察学校が抱えるリアリティーをあえて描ききる衝撃の問題作にぜひご注目いただきたい。

大型エンターテインメント企画、始動。

木村は今回の“風間公親”に並々ならぬ思いで挑んでいる模様。脚本がまだできていない段階から実際の警察学校へ視察に訪れ、本物の『教場』を目の当たりにし、プロデューサーや監督と細かい設定や過去などを話し合い、脚色を加え原作とはまた違う“風間像”をスタッフとともに作り上げている。クランクイン前には警察学校の所作訓練にも積極的に参加、生徒役のキャストと共に厳しい訓練と向き合った。生徒役のキャストに対し、木村は「訓練を重ね、制服に袖を通す度に、皆さんそれぞれ役における軸を確立していっていると感じます」と語り、生徒役のキャストとは訓練を超えて、積極的にコミュニケーションをはかっている。一方で、「風間という役は、生徒の立場からすると“睨まれたら終わり”というような、できれば距離を取りたいキャラクターなので、現場では、アンテナを張って間合いを取る必要があると思っています」とコメント。そして先日のクランクインでは、「一刻も早く撮影したかったので、ようやくゲートが開いて前に進むことができるという思いです。久々にご一緒するスタッフや監督ともハイタッチさせていただいて撮影開始したのですが、非常に心地良い緊張感の中で現場がスタートしたので、すごく楽しいです 」と、気合い十分で撮影に臨んでいる。 

2020年の新春を飾るフジテレビ開局60周年特別企画『教場』は、稀代のトップ俳優・木村拓哉が冷徹な教官を演じ、警察ドラマの新境地を切り開くエンターテインメント超大作。ご期待いただきたい。

【コメント】

※以下、クランクイン前のコメント

木村拓哉

Q)今作の出演オファーを聞いていかがでしたか。
「警察という組織を描いている作品は数多くあるのですが、今作は内容が非常に刺激的だと思いました。警察という機関の根っこの部分、警察官になってからではなく警察官になるまでの話を描いており、色々なエピソードを盛り込んでいるので、その着眼点もすごく面白いなと思いましたし、やりがいも感じました。クランクインするずいぶん前から、すぐ10分後にでも撮影を始めたいという気持ちでいました(笑)。共演者の方々の今作への熱も感じていますし、とても楽しみです。また、中江功監督という存在は自分にとっては教官に近い存在なので、再び共同作業ができる事を非常にうれしく思います」

Q)脚本を読まれていかがでしたか。
「原作がある作品ではありますが、脚本はそれをスマートにかつ、君塚さんならではの肉付けをしていただきました。原作も読みやすいのですが、脚本も非常に読みやすかったです。原作、脚本どちらも読み物として面白いので、逆に具現化するのは非常にハードルが高いなとも思いました」

Q)ご自身の役どころについて、どのように捉えていますか?
「風間は非常に動物的な感覚を持っていると感じました。今の世の中の方針とは真逆だとは思うのですが、肉体的にも精神的にもすごく相手に対して間合いを詰めた状態で教育・指導していく人です。教官という立場ながら退校届をすぐに生徒につきつけるというというのがひとつのポーズとしてあるのですが、警官を育成していくという点では一切手を抜いてない。キャラクターとしては非常に魅力ある人物像だと思います」

Q)役作りについて、事前にやったことなどありますか?
「監督と実際の警察学校の見学に行かせていただいたり、話し合いをしたりする中、原作から脚本にする段階で、風間の置かれている状況や経験した過去の部分で新たに脚色をさせていただいたところがあり、風間というキャラクターを自分なりに掘り下げながら、みんなで一緒に作り上げているつもりです。脚本はすでに出来上がっていますが、撮影する現場において、いらないものはどんどん削っていくでしょうし、必要なものはどんどん足していくことになると思います。それはきっと、現場で人と人が対峙(たいじ)した時に発せられるモノから作りあげられるモノなのだと思います」

Q)個人的に注目の見所(シーン)は?
「もうありすぎて・・・(笑)。非常に中身が濃くて、いろいろなエピソードがあるのでどれも楽しみです。所作指導で少し動いただけで、普段全く使っていない筋力・エネルギーが必要なのだと体感しました。街で見かける交番に勤務されている方や、道路で笛を吹いて旗を振って下さっている方など、僕らが普段目にしている、お世話になっているあの方達もみんなここ(教場)を通っていますからね。そういう不思議な感覚があります。フィクションではありますが、警察の方々が通ってきた場所を僕らで今、作っているというのが非常に責任も感じるし、楽しみでもあります」

Q)武道場での剣道シーンがありますが…。
「剣道をドラマの中でやるのは初めてです。剣道は経験があるので、いろいろな経験が今になって活(い)きるのだと思いました」

Q)楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。
「おそらく見たことのない、味わったことのない作品になると思うので驚く方が多いのではないかと思います。作る側としては、僕らの責務として全力で作品を作るしかないので、楽しみに待っていていただけたら、と思います」

原作・長岡弘樹

「主人公である教官、風間を造形するにあたり、最も心掛けたことは、その正体を誰も知らない謎めいた人物にする、ということでした。原作者である私にも、彼について未知の部分がまだいろいろあります。このキャラクターが、日本中で知らない人がいない俳優、木村拓哉さんの強烈な存在感で演じられたとき、画面の中でどれほど予想を超えた化学反応が起きるのか。いまから楽しみでなりません」

脚本・君塚良一

「木村さんのドラマが好きで、いつか一緒に作りたいなと思っていました。楽しみです。木村さん演じる教官は、容赦しないやり方で生徒を厳しく育てます。体罰でなく、熱血でもない。彼の教え方は、これからの教師とは何かを示すでしょう」

プロデュース・西坂瑞城(フジテレビ第一制作室)

「毎日どこかで見かける優しくて頼もしいお巡りさん。彼ら警察官は誰ひとり例外なく“教場”で想像を超えた厳しい教育を受けています。身体的、精神的、知的に負荷を与えられた極限状態を生き延び、今日も市民のために汗を流しているのです。原作を読むまで、知る由もありませんでした。そんな“教場”において、木村拓哉さんに演じていただく風間教官は、強固な信念を持って生徒の前に高い壁として立ちはだかります。青い炎をまとったかのように冷徹無比に生徒に接する風間教官は新鮮かつ刺激的な存在です。今回、この役を木村さんに演じていただけることになり、唯一無二のキャラクターを作り上げることができるのではないかと期待に心躍らせています。今作では、そんな風間教官と各生徒のエピソードを通じ、閉ざされた警察学校にスポットライトを当て、若き警察官たちの苦悩と成長をミステリー、サスペンス要素を交えてお届けします。また、組織における人材育成とは?という問題についても作品を通じて発信できればと思っています。キャスト・スタッフの熱い思いを結集して、目が離せないエンターテインメント作品に仕上げるべく、全力を尽くします。2020年新春、皆さまには新米警察官になったつもりでハラハラドキドキの“風間教場”に身を投じ、極限状態の世界を思いっきり堪能していただければと思います」

【番組概要】

フジテレビ開局60周年記念特別企画『教場』
<放送日>
2020年新春 二夜連続放送
<出演者>
木村拓哉
<スタッフ>
原作: 長岡弘樹『教場』シリーズ(小学館)
脚本:君塚良一
演出:中江 功
プロデュース:中江 功、西坂瑞城、髙石明彦(The icon)

制作協力:The icon
制作著作:フジテレビ

原作書影「教場」

原作書影「教場2」

掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。