舞台「キオスク」

【会期】
2021年2月11日(木・祝)~2月21日(日)

【会場】
東京芸術劇場 プレイハウス

『キオスク』~一部公演中止と開演時間変更のお知らせ~(2021.2.5) ⇒詳しくはこちら
-----------------------------------------------------------------------------------------------



ナチスドイツが台頭するオーストリアで時代に翻弄される人々を描く感動作。

オーストリアの人気作家ローベルト・ゼーターラーによるベストセラー小説「キオスク」を作者本人が戯曲化し、ウィーンで初演された本作を日本初演します。


めまぐるしい時代に、大人への階段を駆け上るフランツを林翔太、フランツが出会う大人たちを橋本さとしをはじめとする実力派キャストが演じる。

主演は今年、ジャニーズJr.を卒業、ミュージカルやコメディなど幅広い作品で活躍し、演技派俳優の道を突き進む林 翔太、共演に、リーディング版にひき続き、実力派女優として多彩に活躍する一路真輝、東京パフォーマンスドールの上西星来、常に高く評価されるベテラン俳優山路和弘が決定。
さらに、今作には、ミュージカル、ストレートプレイと多数の作品で活躍する橋本さとし、秀作舞台への出演で評価が高い女優の大空ゆうひ、劇団☆新感線公演をはじめ多くの舞台で存在感を発揮する吉田メタル、故蜷川幸雄演出作に多数出演の実力派俳優堀 文明が出演いたします。
精鋭キャストによって上演する新たな『キオスク』にご注目ください。


【ストーリー】
1937年、ナチスドイツが台頭するウィーンに、自然に恵まれた湖畔で母親と二人暮らしだった 17歳のフランツがやって来る。母の経済的後ろ盾の男性が落雷事故で急死し、働きに出されたのだった。
フランツはタバコ店の住み込み見習店員となり、母の知人である店主からさまざまな事を学ぶ。また、店の常連客である精神分析学者フロイト教授との出会いは、無垢なフランツの心にさまざまな影響をもたらし、教授は彼に人生を楽しみ恋をするよう忠告を与える。ボヘミア出身で謎めいた年上の女性アネュシカに心を奪われるフランツ。
人生に関する名言が印 象的な最晩年のジークムント・フロイト。ウィーンでフランツの自立の扉を開くタバコ店の店主・オットー・トゥルスニエク。
時代の激動にのみ込まれていくオーストリア・ウィーンで青春の炎を燃え上がらせながら、厳しい世情の中フランツは思いもかけなかった経験を重ねていく・・・。


【STAFF】
作:ローベルト・ゼーターラー
翻訳:酒寄進一
演出:石丸さち子


【出演者】
林 翔太
橋本さとし

大空ゆうひ
上西星来(東京パフォーマンスドール)
吉田メタル
堀 文明

一路真輝
山路和弘