17世紀に創設され、350年以上という世界最古の歴史を誇るパリ・オペラ座バレエ団。
このバレエの殿堂には5つの厳格な階級が設けられており、世界でも類をみないヒエラルキーが存在します。この頂点に君臨するダンサーが“エトワール”。容姿・技術・芸術性すべてを兼ね備え、舞台に絶対的な輝きをもたらす存在です。
本公演がスタートしたのは2005年。当時プルミエ・ダンスールであったバンジャマン・ペッシュらが“エトワール”を目指す高い志や憧れから「エトワール・ガラ」と名付けたこの公演ですが、いまでは彼らもこぞってオペラ座を代表するエトワールに。
注目のエトワールダンサーを一堂に集め、その魅力を最大限に引き出すプログラムをお贈りする豪華ガラとして広く国内外のファンに知られる公演となりました。
5回目となる今回は、円熟期を迎えるジルベール、ガニオ、モローらエトワールから、先日エトワールに次ぐ“プルミエ・ダンスール”に昇格したばかりの新星ユーゴ・マルシャンまで、バレエ界でもっとも注目を集める11人のダンサーが集結いたします。
パリでも実現し得ないこの豪華共演をお見逃しなく!
【演目変更のお知らせ 2016.07.20】
下記の通り、演目の変更がございますので、お知らせいたします。
“エトワール・ガラ”初参加となるレオノール・ボラックとジェルマン・ルーヴェの魅力を、様々な作品でご堪能いただければと考え、AプログラムとBプログラムで異なる作品の上演を調整いたしました。
何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
【プログラムB】
『くるみ割り人形』より
振付:ルドルフ・ヌレエフ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
出演:レオノール・ボラック&ジェルマン・ルーヴェ
↓
『ラ・シルフィード』より
振付:オーギュスト・ブルノンヴィル 音楽:ヘルマン・レーヴェンショルド
出演:レオノール・ボラック&ジェルマン・ルーヴェ
エルヴェ・モロー降板/レオノール・ボラック&ジェルマン・ルーヴェ出演決定のお知らせ (2016.06.13)
出演を予定しておりましたエルヴェ・モローは足首の怪我によりやむを得ず、公演を降板することとなりました。
代役といたしまして、パリ・オペラ座バレエ プルミエール・ダンスーズのレオノール・ボラックとスジェのジェルマン・ルーヴェが出演いたします。2人はヌレエフ版『くるみ割り人形』『ロミオとジュリエット』など、オペラ座のレパートリーの中でも超絶技巧とエレガンスが要求される作品で次々と主演に抜擢されており、バンジャマン・ペッシュも大きな期待を寄せる“エトワール候補”と名高い新星です。
モローの出演を楽しみにしていただいておりました皆様には、お詫びを申しあげるとともに、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
≪パリ・オペラ座バレエ エトワール≫
エレオノラ・アバニャート
アマンディーヌ・アルビッソン
ドロテ・ジルベール
ローラ・エケ
バンジャマン・ペッシュ
マチュー・ガニオ
≪パリ・オペラ座バレエ プルミエ・ダンスール≫
レオノール・ボラック
オードリック・ベザール
ユーゴ・マルシャン
≪パリ・オペラ座バレエ スジェ≫
ジェルマン・ルーヴェ
≪ハンブルグ・バレエ プリンシパル≫
シルヴィア・アッツォーニ
アレクサンドル・リアブコ
※出演メンバーは2016年6月13日現在の予定です
出演者の怪我や病気などにより変更となる場合がございます。
※演目、チケット情報などの詳細は公式サイトをご覧ください。
http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/16_gala.html
【お問合せ】 Bunkamura 03-3477-3244 <10:00~19:00>
クレジット(C)James Bort (C)IKAubert