本作は小粋なセリフとハートフルな作風で日本でも人気が高い、アメリカを代表する劇作家ニール・サイモンが3年半の歳月をかけ何度も何度も書き直しを重ねて完成させたブロードウェイのデビュー作『Come Blow Your Horn』を原作とする傑作コメディです。
映画化もされ、日本でも5度にわたり上演される人気作品を、髙地優吾が初の単独主演で上演いたします。
兄に触発されプレイボーイに変わっていく、控えめで内気な主人公バディ・ベーカーを演じるのは、SixTONESのメンバーとして音楽活動も行いながら、舞台『夏の夜の夢』(20)や3人芝居『星降る夜に出掛けよう』(23)など俳優としての活躍も目覚ましい髙地優吾。他には、プレイボーイで独身生活を謳歌するバディの兄アラン役には、舞台『ひげよ、さらば』(23)や、大河ドラマ「晴天を衝け(21/NHK)、大河ドラマ「どうする家康」(24/NHK)、映画『シャイロックの子供たち』(23)などに出演し、幅広い作品で活躍しつづける忍成修吾。アランの本命の恋人コニー役には舞台『ブレイキング・ザ・コード』や(23)、ドラマ「その結婚、正気ですか?」(23/TOKYO MX)、「私と夫と夫の彼氏」(23/テレビ東京)、映画『茶飲友達」(23)などに出演するなど、ドラマ、映画、CM、舞台と演技力の評価を高め、多方面で存在感を増す岡本玲。女優志望でバディを誘惑するペギー役にはモデル、女優と幅広く活躍し、近年では連続ドラマW-30「白暮のクロニクル」(24/WOWOW)に出演し、ドラマ「シークレット同盟」(読売テレビ)にて主演を務め、本作が舞台初挑戦となる松井愛莉。
そして、バディとアランの母ベーカー夫人役には舞台『毛皮のヴィーナス』(23)やドラマ「ミワさんなりすます」(23/NHK)、映画『ファーストラヴ」(21)、『マスカレード・ナイト』(21)などに出演し、7月からのドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS)の出演も控える高岡早紀。そしてバディとアランの父ベーカー氏役にはミュージカル『トッツィー』(24)やドラマ「必殺仕事人」(22/テレビ朝日)、「インビジブル」(22/TBS)などに出演している実力派俳優羽場裕一と豪華な俳優陣が揃いました。
控えめで自分に自信がなく内気な弟バディとプレイボーイで独身生活を謳歌する兄アラン。兄弟二人の対照的な性格や行動が劇の後半に入れ替り笑いを呼ぶというニール・サイモンらしい本作。内気な青年からプレイボーイへと変化する髙地優吾の演技に是非ご期待ください。