twitter

出演者プロフィール
PROFILE

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
Berliner Philharmoniker

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

1882年に自主運営楽団として創立。ハンス・フォン・ビューロー、アルトゥール・ニキシュ、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド、サイモン・ラトルらが首席指揮者を歴任し、2019年キリル・ペトレンコが同職に就任。2009年に開始した「デジタル・コンサート・ホール」ではライブや収録演奏を世界中に配信しているほか、2014年には自主レーベル「ベルリン・フィル・レコーディングス」も創設。1967年にカラヤンが創設したイースター音楽祭は2013年にバーデン=バーデンに居を移し、オペラ公演を行っている。また、UNHCRをサポートし、音楽大使として難民支援にも取り組んでいる。

キリル・ペトレンコ(指揮) 
Kirill Petrenko, conductor

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

2019年シーズンよりベルリン・フィル首席指揮者兼芸術監督を務める。 シベリアのオムスク出身。地元で音楽を学び始め、のちにウィーンで研鑽を積む。オペラ指揮者としてのキャリアはマイニンゲン歌劇場とベルリン・コーミッシェ・オーパーの時代に始まり、2013年から20年にはバイエルン国立歌劇場音楽総監督を務めた。
加えて、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ(コヴェントガーデン)、パリ・オペラ座、メトロポリタン歌劇場、バイロイト音楽祭などのオペラ公演や、ウィーン・フィル、ミュンヘン・フィル、シュターツカペレ・ドレスデン、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロンドン・フィル、サンタチェチーリア管、シカゴ響、クリーヴランド管、イスラエル・フィルなど世界を率いるオーケストラに度々客演している。
ベルリン・フィルとは2006年のデビュー以来、共演を重ねる中で様々なプログラムのテーマが生まれてきた。その中にはオーケストラの中核をなす古典派やロマン派のレパートリーも含まれ、首席指揮者に就任した2019年シーズンの開幕公演では「ベートーヴェン:交響曲第9番」を取り上げた。そのほか、ロシア音楽、ヨゼフ・スークやカール・アマデウス・ハルトマンなど不当に忘れ去られた作曲家たちによる作品にも焦点を当てている。
また、最近のベルリン・フィルとのオペラ公演では、チャイコフスキーの『マゼッパ』『イオランタ』『スペードの女王』やR.シュトラウス『影のない女』が特に注目を集めている。
さらには、音楽教育も重要な課題とし、カラヤン・アカデミーやドイツ・ナショナル・ユース・オーケストラの指揮、Beフィルなどを通じて、若い音楽家や人々へ音楽のさまざまな側面を教えることに力を注いでいる。