東京クリエイティブサロン実行委員会は都内5つのエリア(日本橋、丸の内、銀座、渋谷、原宿)を代表する企業や団体とともに、日本のクリエイティブ力を再定義し、イタリアの「ミラノサローネ」に並ぶ国際的イベントへと発展させていくべく、「東京クリエイティブサロン(TCS)2022」を3月15日より開催します。
■「東京クリエイティブサロン」の展望
東京クリエイティブサロンが将来目指すのはイタリアのミラノサローネです。ミラノサローネは家具の見本市としてイタリア、ミラノで誕生したイベントですが、近年は家具の見本市に合わせてミラノ市内で自主的に行われるファッションやアートなど幅広い展示と並行し世界中から様々な分野の専門家が集うデザインの祭典に発展しています。東京もアジアのクリエイティブな活動の中心地となり得る力を持っています。東京クリエイティブサロン実行委員会は、TCSをファッションを中心とした展示からスタートさせ、アートや建築、音楽や食文化に至るまでのクリエイティブな活動へと幅広くとらえていくことで、住民、地元企業、行政が一体となって盛り上げる、東京を挙げたイベントに成長させていきたいと考えています。その上で東京をパリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンに次ぐ、ファッション都市の一つとして位置づけることを目指します。
■「東京クリエイティブサロン2022」開催の意義と感染症対策
人命や社会、経済が危機に晒されてきたコロナ禍において、ファッションやアート、文化などクリエイティブな活動は、時に不要不急と後回しにされ見過ごされてきました。しかし、コロナ禍での生活も2年以上となった今、新しい生活様式の中にこれらの活動がどう組み込まれていくべきなのか、社会に問い直す時がきています。
一方で、新型コロナウイルス感染症への警戒はいまだ不可欠であり、このような大規模なイベントで十分な感染対策をすることで、クリエイティブな活動と新型コロナウイルス感染症が共存した姿を示していくことが重要と考えています。今回、各施設での密集を避けるための取り組みとして混雑情報プラットフォーム「VACAN」による混み具合のリアルタイム配信などを行い、各エリアの最新情報に随時アクセスできるようにして、参加者の回遊を促します。
【東京クリエイティブサロン 2022概要】
・期間:2022年3月15日(火)~31日(木) ※コア期間3月18日(金)~27日(日)
・エリア:日本橋、丸の内、銀座、渋谷、原宿