「フランダースの犬」、「あらいぐまラスカル」、「赤毛のアン」など未公開の貴重な資料を含む約300点を一挙公開!
「フランダースの犬」、「あらいぐまラスカル」、「赤毛のアン」など世代を越えて親しまれている「世界名作劇場」シリーズをはじめ、「ちびまる子ちゃん」、「未来少年コナン」「うっかりペネロペ」など、120作品を超えるアニメーション作品を生み出した日本アニメーションは、2015年に創立40周年を迎えました。
本展は人々に夢と感動を与え続ける「世界名作劇場」シリーズを中心に、世代・性別を越えて支持され続ける作品の制作過程にスポットを当て、貴重な制作資料や一般初公開の原画などを交えながら、紹介します。
■会期
7月30日(木)~8月18日(火) 午前10時~午後8時
(最終日午後5時閉場、入場は各日閉場30分前まで)
■入場料
一般・大学生800円、中・高校生600円、小学生以下無料
1.「世界名作劇場」シリーズ他、キャラクター設定の原画約100点(一般初公開)
アニメづくりの基盤ともいえるキャラクター設定の原画を初公開!
「世界名作劇場」シリーズや、「未来少年コナン」、「みつばちマーヤの冒険」などのキャラクター設定や美術設定を見ながら、作品の魅力に触れることができます。今では貴重なセル画、放送当時の懐かしいグッズなども展示します。
2.アニメを作る前のアイディアが満載!イメージボードや初期スケッチ
アニメを制作する最初の段階で、物語の世界観やキャラクターの見た目や性格などを制作スタッフが共有するために描かれた、貴重なイメージボードを多数展示!
「アニメーションの神様」と称される森やすじ氏による「フランダースの犬」などのイメージボード、「あらいぐまラスカル」「みつばちマーヤの冒険」の監督である遠藤政治(まさはる)氏による初期のラスカルやマーヤのスケッチは必見です。
3.宮崎駿 直筆の「赤毛のアン」レイアウト原画約30点(一般初公開)
1974年、高畑勲氏とともに日本アニメーション(※当時は前身のズイヨー映像)に入社し、1978年の「未来少年コナン」で初監督を務めた宮崎駿氏。1979年の「世界名作劇場」第5作目である「赤毛のアン」は高畑氏が演出・脚本を、場面設定を宮崎氏が担当しました。一般初公開となる当時のレイアウト原画を一挙公開いたします
4.空気までも描いた美術監督・井岡雅宏氏、椋尾篁(むくお たかむら)氏による背景美術の世界
背景美術は景色や風、漂う空気、木々の一本一本までも鮮やかな色彩で表現し、数多くの名シーンを支えてきました。
「赤毛のアン」等を担当した井岡雅宏氏、「母をたずねて三千里」を担当した椋尾篁氏を中心に、美術監督の背景画を多数展示します。
展覧会グッズ販売コーナー
本展限定グッズを多数販売。
