ニュース

2019.4.25 update
『運勢編』に
北村一輝さん、広末涼子さん、中山美穂さんが
ゲスト出演!

5月18日(土)21時から放送される『コンフィデンスマンJP 運勢編』に、北村一輝さん、広末涼子さん、中山美穂さんがゲスト出演します!

北村さんが演じるのは、ダー子(長澤まさみ)に詐欺のターゲットとして狙われる投資家・阿久津。阿久津は、投資家とは名ばかりで、債務者をギャンブル漬けにして自殺に追い込み保険金を手にするなどの悪行は数しれず、名うての詐欺師であるボクちゃん(東出昌大)とリチャード(小日向文世)をして「相手が悪い」と言わしめるほど裏社会では有名な人物。ボクちゃんとリチャードの制止を振り切り、ダー子は阿久津に接触を図りますが、あっさりと返り討ちに。百戦錬磨のダー子を赤子の手をひねるようにあしらう、狡猾(こうかつ)な阿久津を、「久しぶりにはっちゃけた、どこか子供じみたキャラクターですので演じていて楽しいのですが、その反面、せっかく積み上げてきた好感度がガタ落ちしないかと心配です(笑)」と語った北村さんがどのように演じるのかに注目が集まります。なお、北村さんが古沢良太さんの脚本作品に出演するのは、映画『寄生獣/寄生獣 完結編』(2014年11月/2015年4月公開)以来2度目です。

周りの運を吸い取る強運の持ち主と言われる阿久津に返り討ちにあったダー子、ボクちゃん、リチャードは、その後、まるでツキに見放されたように簡単な詐欺でも失敗を重ねます。さまざまな占いで最悪な結果が出ているにも関わらず、阿久津に奪われた金に執着するダー子に愛想を尽かしたボクちゃんとリチャードはダー子のもとを離れます。そしてボクちゃんは、渡辺若葉が社長を務める遺品整理会社「おもかげ」で働き始めるのです。一方、海辺の町でサーフィンを楽しんでいたリチャードは、夫を亡くし、ひとりで中華料理店「みなと食堂」を切り盛りする韮山波子に心をひかれていきます。そんな中、ダー子は、五十嵐(小手伸也)の協力のもと、再び阿久津に挑むのですが……。

広末さんが演じるのは、リチャードと出会うことになる波子。客足もまばらな海辺の中華料理店「みなと食堂」をひとりで切り盛りする波子に客として出会うリチャード。ある日、リチャードは波子が地元の実力者・田島(小木茂光)に脅迫に近い形で言い寄られているのを目撃します。波子は、夫を亡くした後、客足が遠のく一方で今では5,000万円もの借金を抱えてしまい、息子は高校を中退して家出をしたという家庭の事情をリチャードに告白します。リチャードはけなげな波子に心ひかれ、彼女を助けようと決意するのですが、実は波子には裏の顔があって……。これまで、SPドラマ『リーガル・ハイ』(2013年4月13日)、連続ドラマ『リーガルハイ』(2013年10月クール)、映画『ミックス。』(2017年10月公開)に出演し、古沢脚本作品の常連とも言える広末さんの演技にご期待ください。

そして、中山さんが演じるのはボクちゃんと出会うことになる若葉。ダー子のもとを離れたボクちゃんは、若葉が社長を務める遺品整理会社「おもかげ」で働き始めます。常に遺族に寄り添う形で遺品整理をする若葉の姿に心を打たれ、家族との縁が薄かった分、若葉のことをまるで母親のように慕うボクちゃん。ようやく詐欺稼業から足を洗い、まっとうに生きていけると思い始めたボクちゃんですが、ある日、若葉が遺族には「値がつかないので処分する」と説明しながら、それらをブローカーに高額で売却する姿を目にしてしまい……。古沢脚本作品初出演となった中山さんが、「お金に対してとても執着があって、お金のためなら何でもやる女性」と語った若葉をどのように表現するのか、期待が高まります。

北村一輝さんコメント

脚本を読んだ印象は?
「カラクリといいますか、だまし合いが本当にうまく練られていて、読んでいて飽きないです。すばらしい素材を頂き、演じがいのある役だなという印象で、役者にとっては、お芝居の見せ方をいくつも想像できる脚本でした。脚本の段階でここまで面白いと楽しみではありますが、逆にプレッシャーも大きいですね」
連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』の印象は?
「ハチャメチャだなという第一印象ですね(笑)、演じている方々は楽しいだろうなと。“ここまでやるか!”というくらいに振り切ったまさみちゃんのお芝居に魅(み)せられましたね。でも、ハチャメチャにできるということは芯がしっかりしているということなので、脚本がしっかりしているからこそハチャメチャにやっても作品としてブレないのだろうと感じました。今回は、極端に言えば一言一句、脚本の通りにセリフを言おうと思っています」
演じられる阿久津について
「衣装合わせ前には、スーツを着ているようなクールなキャラクターをイメージしていたのですが、衣装合わせでとんでもない衣装ばかり出てきて、“あー、そっちですか”と(笑)。久しぶりにはっちゃけたというか、どこか子供じみたキャラクターですので演じていて楽しいのですが、その反面、せっかく積み上げてきた好感度がガタ落ちしないかと心配です(笑)。もしかしたら、僕の今後にとっては悪影響以外の何ものでもないのかもしれません(笑)」
主演の長澤まさみさんとは、大河ドラマ『天地人』(NHK/2009年1月~11月)以来、10年ぶりの共演となりましたが?
「久しぶりにご一緒できてうれしかったです。もう大女優ですからね、“お世話になります!”という感じです(笑)」
ドラマを楽しみにされている方々へのメッセージをお願いします。
「何より、この脚本の面白さがそのまま皆さんに伝わることが一番だと思っています。ドラマはスタッフ、キャスト全員で作るものですが、今回出演させて頂くことで、このドラマの一部分を担えるということに喜びを感じています。連続ドラマからのファンの方々のご期待を裏切らない作品ですので、是非楽しんで下さい」

広末涼子さんコメント

『リーガルハイ』シリーズ、映画『ミックス。』にもご出演され古沢作品常連ですが、今回の脚本を読んだ印象は?
「面白かった!古沢さんの本のテンポの良さと軽快さに、また楽しませていただきました。今回は、出演していないシーンや共演していない出演者の方も多いので、きっと本当の意味で、視聴者としてオンエアを見られるのがすごく楽しみです」
連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』の印象は?
「連ドラ開始から、面白くて痛快で拝見させていただいておりました!」
演じられる波子について、どのように捉えられていますか?
「波子は、“詐欺師”になりきれていない部分がなんだか切なく同情すらしてしまう人物。うまく大どんでん返しに見えてくれることを願っています」
共演シーンの多かった小日向文世さんとのお芝居はいかがでしたか?
「小日向さんとしっかり対峙してお芝居させていただくのは初めてでした。いつも優しく穏やかな小日向さんに、助けていただき寄っかからせていただいた撮影期間でした」
ドラマを楽しみにされている方々へのメッセージをお願いします。
「今回も、このドラマのファンの皆様方の期待を裏切らない!爽快(そうかい)騙し合いエンターテインメントに仕上がっていると思います(笑)。お楽しみに!是非ご覧ください」

中山美穂さんコメント

古沢作品初出演となりますが、脚本を読んだ印象は?
「伏線がたくさん張られていて、脚本というよりは読み物として面白かったです。演じることがとても楽しみになる脚本でした」
連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』の印象は?
「すごく新鮮な作品という印象です。テンポ感が良くて、しっかりと作り込まれている作品だと感じました。コメディーになり過ぎていなくて、真面目にふざけている感じがとても良いなと思いました」
演じられる若葉について、どのように捉えられていますか?
「お金に対してとても執着があって、お金のためなら何でもやる女性です。すごく振り幅の広いキャラクターなので、正直、最初はイメージがなかなかつかめなかったのですが、撮影を重ねていくうちに振り幅の広さを表現できるようになって、演じていて面白くなってきました」
ドラマを楽しみにされている方々へのメッセージをお願いします。
「とにかく面白い作品になっていると思います。私自身、自分が出演しているというよりも一視聴者として今回の『コンフィデンスマンJP 運勢編』をとても楽しみにしていますので、是非お楽しみ下さい」

BACK NUMBER