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2018.4.23 update
佐野史郎さん
映画マニアの二代目社長役でゲスト出演!!

4月30日(月)放送の第4話「映画マニア編」は、佐野史郎さんがゲスト出演します!!彼が演じるのは、食品加工会社「俵屋フーズ」社長の俵屋勤(たわらや・つとむ)。俵屋は、典型的な二代目のお坊ちゃま社長。学生時代に自主映画を作っていた過去を持ち、自宅にホームシアターを完備し、映画雑誌を毎月定期購読するほどの映画マニア。俵屋は、自社のヒット商品「うなぎのカレー煮」缶詰に、外国産のうなぎを使用しているにも関わらず、国産うなぎ使用と表示するなど食品偽装をしており、そのことを指摘してきた工場長の宮下(近藤公園)を、逆に報復人事をちらつかせ恫喝する始末。ダー子(長澤まさみ)は、告発文を投函できないまま酔いつぶれていた宮下と出会ったことがきっかけで、俵屋をターゲットに定めます。

映画マニアの俵屋に出資をさせるため、架空の映画を撮影することにしたダー子、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)。そのため、今回の「映画マニア編」は、『コンフィデンスマンJP』史上最大級のスケールで詐欺が繰り広げられます。俵屋をだますためにさまざまな人物になりすますダー子。特に、中国の国民的女優マギー・リンに扮するダー子は必見です。また、第4話のサブゲストとして伊吹吾郎さんも出演。伊吹さんは、撮影所で本物の映画を撮影中の有名俳優を本人役として演じます。

佐野史郎さんコメント

『極悪がんぼ』(2014年4月クール)以来、久しぶりの「月9ドラマ」出演となりました。
メンバーとはおなじみで、長澤さんは以前親子役でがっつり共演していますし(2012年2月放送、連続ドラマW『分身』/WOWOW)、小日向さんとは昔からよく舞台などでもご一緒させていただいてました。東出さんとは、共演は初めてですが、昨年話題になったドラマ(2017年4月クール『あなたのことはそれほど』/TBS系)で何かと僕が昔やった役と比べられてましたから(笑)、気になっていて、初対面とはいえ親近感がありました。そういうこともあって、みんな気心知れている感じで、すんなりと初日から現場に溶け込めました。この企画は韓国と中国と日本で同時に作るという話を聞いて、とても“今どき”なドラマだなと感じました。昔は、テレビの連続ドラマというと一回放送して、その後、再放送はあるにしても、映画とは違ってそこまで繰り返し見るというものではなかったと思いますが、今はいいものを作れば、配信やオンデマンドで場所や時間や世代を超えて何十年も見られ続けるものになってきている。そういうメディアの変化の中で、制作する方も演じる方も、ちょっと従来のドラマ作りとは心持ちが違ってきていると思うんです。そんな過渡期にドラマを作るということは、困難も多いと思いますけど、それだけにやりがいもあるのではないでしょうか?この『コンフィデンスマンJP』は、これまでの連続ドラマの枠に収まらない、毎回かなりとっぴで荒唐無稽なエンターテインメント作品です。こういうドラマに出演させていただけるというのはとても光栄で、何より僕自身、楽しんで演じています。
今回演じられる「俵屋勤」というキャラクターに対する印象は?また、演じるにあたり心がけたことは?
まあ荒唐無稽ですね(笑)。俵屋については、ずいぶんたたみ込んでくるなと(笑)。僕の実人生と重なる部分がずいぶん多いので、最初から僕を想定して書かれたのかとさえ思いました(笑)。結構でたらめな、カリカチュアされたキャラクターなので、撮影に入る前はあまりリアリティーを失わないように気をつけようとは思ったんですが、監督の要求も含めて求められてるものがはっきりしているので、多少オーバー目な芝居にはなっていますね。もちろん無自覚にリアリティーを失って面白く見せようとか、面白く演じてやろうとかいうことになってしまってはいけないんですが。漫画家が人物キャラクターをデフォルメして表現するように、脚本を読んだだけではデタラメに感じるものでも、出演者も監督も目指しているところがぶれずに一緒であれば、余分なところはそぎ落とされてかえってリアリティーが生まれるようにも感じました。
共演された長澤まさみさんについて。
久しぶりの共演ですね。前回共演させていただいたドラマはシリアスな内容で、非常に濃密な時間を過ごした記憶がありますので、懐かしさもありました。今回もご一緒させていただいて心地よかったですね。コミカルなお芝居は今回が初めてです。以前、地方ロケでみんなでよく一緒に食事してましたが、その頃を思い出しました(笑)。
『コンフィデンスマンJP』を楽しみにされているファンの方へのメッセージをお願いします。
他の回のゲストの方のお名前を見ても、さぞ楽しいドラマだと思います。韓国版や中国版のことも気になりますしね。どういう俳優さんがやって、どんなテイストになるのかとか。それぞれの国でお互いの作品を放映することもあるのかな。そういうことが、これからはどんどん当たり前になっていくんじゃないかと思います。これからは日本のドラマも、コミックやアニメ、かつての日本映画がそうであったように、世界のどんな国の人が見ても楽しめるような作品を送り出すチャンスなんじゃないかと思います。今という時代を反映するような作品を正面からぶつけていけば、世界の人たちは受けとめてくれるはずですし、こういう企画がもっと出てくるといいなと思います。俳優の立場ではありますが、そういうアイデアも発信していきたいですね。

壮大なスケールでお送りする『コンフィデンスマンJP』第4話「映画マニア編」にご期待ください!!

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