ニュースリリース
更新日:2023年5月1日
2023年4月度社長会見要旨(2023.4.28)
Q.4月改編の手応えについて
ドラマでは、月9『風間公親-教場0-』が、見応えのある物語に大きな反響をいただいており手応えを感じている。3話までの平均視聴率は個人6.6%と高い数字をキープ。水10『わたしのお嫁くん』、木10『あなたがしてくれなくても』はともに同世代の女性から共感できると高評価を頂いている。『わたしのお嫁くん』は回を重ねるごとに視聴率が上昇している。見逃し配信も初回の再生数で『風間公親-教場0-』が343万、『わたしのお嫁くん』が231万、『あなたがしてくれなくても』が346万と好調に推移。今クールのドラマはいずれも非常に良いスタートだと思っている。
バラエティは、1月にスタートした『ぽかぽか』が3時間から2時間の放送になって内容が凝縮され、視聴率もコアで横並び2位になる日が増えてきた。日曜21時『まつもtoなかい』は、あさって(4/30)初回放送。香取慎吾さんがゲスト。収録では大変盛り上がったと聞いており、ご期待いただきたい。視聴者の皆さんが見たいと思えるようなゲストをキャスティングして濃密なトークを繰り広げ、それにエンターテインメント、音楽要素も加えた番組にしていこうと思っている。金曜24時55分の『オールナイトフジコ』は、何が起きるかわからないノリを大切にした生放送。深夜だが視聴率もコア・個人共に横並びトップだった。今後も総合プロデューサーの秋元康さんと共に、話題になる企画を仕掛けていきたい。
アニメでは、日曜23時15分から『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』がスタート。初回の視聴率は、個人・コア共に横並びトップという好スタート。『逃走中 グレートミッション』もスタートした。今後もしっかりアニメにも注力していきたい。
そのほかにも『めざましテレビ』は30周年イヤーで様々な特別企画を用意。視聴者の皆さまに楽しんでいただけるように、引き続き、社内一丸となって全力で番組制作に取り組んでいく。
Q.最新の映画事業概況、およびイベント事業概況について
映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』は、前編の『-運命-』が4月21日(金)に公開になった。26日(水)までで動員約60万人、興行収入約8億円と大ヒットスタート。6月30日(金)には後編『-決戦-』の公開も控えており、さらに数字を上積みしていきたい。また、任天堂・イルミネーション共同制作の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が今日(4/28)、公開になった。イルミネーション・エンターテインメントとの提携による宣伝協力作品。北米などでは4月5日(水)に公開され、公開5日間の世界興行収入が約500億円で『アナと雪の女王2』を上回るアニメ映画史上最高の記録となり、24日(月)の時点で全世界興収は1000億円を超えている。日本でも大ヒットすることを期待している。
イベント事業では、シルク・ドゥ・ソレイユ『ダイハツ アレグリア-新たなる光-』が、東京公演の前半83公演を終了。完売公演が続出している。21日(金)には、高円宮妃久子さまがご鑑賞され「とても素晴らしいひと時を過ごすことができました」というお言葉をいただいた。来週には、30万人目の来場者をお迎えする見込み。東京公演は6月25日(日)まで続き7月からは大阪公演。東京公演の素晴らしい反響を大阪公演へと繋げたい。また、4年ぶりとなる夏の大型イベントを開催する。開局65周年イベント『お台場冒険王』。会期は7月22日(土)から8月27日(日)までの37日間。開催スタートの日に『FNS27時間テレビ』の放送もある。両方でコラボレーションして暑い夏を盛り上げていきたい。
Q.TVerでのリアルタイム配信スタートから1年たったが手応えは?
フジテレビではGP帯、そして23時台の全国ネット番組、デイタイムのスポーツ中継などで実施している。接続数は地上波の視聴数にはまだ到底及ばない規模感だが、昨年の連ドラ『silent』のようにリアルタイム配信で多く見られる番組も出ている。デジタル時代において、テレビ番組がいつでもどこでも視聴できる環境を作るということは重要。4月からリアルタイム配信上でのCMセールスも本格的に開始している。地上波テレビのプレゼンスを確保するためにもリアルタイム配信の成長を進めていきたいと考えている。
Q.総務省の公共放送WG、NHKのネット業務に関する議論をどう見ているか?
まずは必須業務化することにより現在の補完業務と何が変わるのかなど、詳細について明確になっていないという印象を持っている。昨日(4/27)、民放連から見解・質問が提出されたが、今後NHKから考えなどが示されると思うので、その動向を注視していきたい。いずれにせよ、一番重要なのはNHKのインターネット業務に対する考え方が広く共有されて、それについて受信料を負担している国民・視聴者が納得できる議論が進むことだと考えている。
Q.ガチャピン・ムック生誕50周年について
ガチャピンとムックは、今また、すごく人気が出ていて、視聴者の支持を得ていると思う。生誕から50年経って改めてこんなに人気が出るキャラクターというのはとても貴重だし、国民に愛されるキャラクターに成長してくれて嬉しく思っている。