ニュースリリース
更新日:2014年2月10日
2014年1月度社長会見要旨(2014.2.5)
Q.2013年を振り返って、及び今年の目標
昨年の視聴率はGP全日帯のすべてが3位だったので、年頭の全体会議では社員に対して、今やっていることが通用していないことを、各自が疑問をもって自問しながら取り組んでほしいと話をした。
そんな中でも午前帯は非常に好調に推移しており、『めざましテレビ』『とくダネ!』『ノンストップ!』は、各時間帯のトップを取っている。そういう芽を今後どう伸ばしていくかが重要だ。
また、昨年私が社長に就任しホールディングスと事業会社が分かれたが、それは、1にも2にも視聴率を上げていくこと、視聴者の信頼をもう一度作り上げていくことだと思っている。
まもなく4月改編も発表されるが、弱いところをどう強くしていくのか、視聴者の信頼=視聴者が何をテレビに求めているのかを把握するために、机上のデータだけに頼るのではなく、街に出てしっかり世の中の変化を捉えてほしいと制作陣には伝えている。
ふたつの改編を利用して、戦えるレベルまでもっていき、拮抗さえすれば勝機も出てくると思っている。今年一年邁進していきたい。
Q.1月改編について
ドラマはいいものもあれば、伸び悩んでいるものもある。
ご迷惑をおかけした『ほこ×たて』の後番組、日曜午後7時の新番組は、日本語を題材にした『日本語探Qバラエティ クイズ!それマジ!?ニッポン』という、日曜日のこの時間帯に安心して見られる番組。初回を見たが鉱脈を感じられたし、視聴率も二桁でスタートできた。最近のフジテレビは、木曜日までは拮抗しているが週末で離される傾向なので、日曜日にこういった安心して見ていただける番組が定番になればいいと思っている。
ドラマについて(大多亮常務)
今回は、今後の各枠の方向性を考え特色を出したものを並べたつもりだ。月曜9時の『恋愛ショコラティエ』は「月9」らしく、『福家警部補の挨拶』の火曜9時は「仕事もの」にしたいという流れもあり、その方向で開発している。水曜10時『僕のいた時間』は、『家族ゲーム』などのように社会性のあるものをということで試みた。木曜10時『医龍4』は、シリーズものでも新しい展開が可能な作品といこうとで編成した。残念なから大ヒットとは言えないが、後半戦に期待している。また、4月以降も様々な取り組みや大きな企画を考えているのでご期待いただきたい。
Q.4月改編について
ゴールデン、プライム帯は、土日の強化が何よりも優先事項。特に日曜日に関しては、HUTも高くなっているので、ここで番組の企画力を示すことができないと視聴者の信頼は得られない。
4月改編は週末が中心だが、『笑っていいとも!』の後番組や、帯番組などにもいろいろ手を加えているので、改編率はかなり高いパーセンテージになると思う。
4月、7月、10月の三つの改編を利用して準備を整えたい。そこからヒット番組が生まれてくることが何よりの願いだ。詳しくは3月の改編発表で。
Q.『笑っていいとも!』の後番組について
伊藤利尋アナウンサーを中心に様々なアナウンサーも参戦するということで、いずれにしても頑張ってほしいと思う。
『笑っていいとも!』はゴールデンタイムに匹敵する番組を各曜日生放送しており、バラエティの本道というイメージが強いが、新たな番組をスタートさせるので、我々の特色を出すには『めざましテレビ』のような情報エンターティメントが必要だと考えている。バラエティー制作ではあるが、視聴者の生活に密着した「時事情報エンターテインメント」番組だと聞いている。それがどのような番組になるのかまったく想像がつかないが、今スタッフが鋭意取り組んでいる。
いずれにしても情報エンターテインメントとバラエティは、垣根があってないようなものなので、この番組が一つの新しいジャンルを生み出すくらいに成長してほしい。スタート時は試行錯誤して苦しむと思うが、若年層の在宅率が上がる夏休みが勝負で、そこまでにどう番組を整えていくかが重要だと思っている。ちなみに、長年、新宿の“アルタ”から放送してきたが、新番組はお台場のスタジオから中継なども織り込み、どんどん外に出ていく番組にしたいとスタッフは意気込んでいるようだ。
Q.最新の営業状況について
1月の見込みが大体まとまったが、ネットタイム、ローカルタイム、スポットの売り上げトータルは前年同期比約97%と、また前年割れの状況だ。市況が戻ってきているだけに正直つらいが、営業の努力で売り上げは確保している。いい番組を制作しさらに上げていきたい。2月は、ソチオリンピックがあり好調だと聞いている。
Q.最新の映画事業の概況について
12月14日より公開された『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、新人俳優を起用し、今までのフジテレビ映画では珍しいティーン層向けの音楽を中心としたラブストーリーだが、4日時点で興行収入17億円を超えており、目標の15億円超えで手応えを感じている。
1月11日より公開されている『ジャッジ!』は、あまり規模の大きな作品ではないが、CM界をドラマにした作品でクオリティが高く、コメディとして秀逸なのでぜひご覧いただきたい。また、脚本、監督は今CM界で活躍しているCMクリエーターの方だが改めて才能を感じた。
2月15日公開の『土竜の唄』は、三池崇史監督と初めてタッグを組んだ作品で、今までのフジテレビ作品からすると毛色の変わったものになっているので楽しみだ。
昨年のフジテレビ映画は、アニメ『ワンピースフィルムZ』が邦画映画で2位となり、邦画実写映画ランキングでは1位から4位までを独占した。また、10位以内には6作品も入っており、非常によい結果だった。
Q.最新の事業概況について
年末年始に社屋を使用した「冬フェス2013-14 5539フジテレビ」を開催した。通常、この時期は来場者が減少するが、社屋イルミネーションの「グリッター8」や“オーヴォ”の森、55円スープの販売等により、42万人近い方にお越しいただいた。大がかりなものではなく手作り感のあるイベントだったが、夏の「お台場合衆国」にプラスして、季節ごとにこのように社員総出で行うようなイベントができればと思う。
東京ドームで1月10日から19日まで開催した「ふるさと祭り東京2014」も来場者数が40万人超えと昨年を上回り大盛況だった。
いよいよ2月12日からシルク・ドゥ・ソレイユ「ダイハツ OVO(オーヴォ)」の日本公演(東京2014年2月12日~6月29日)が始まる。今回はお台場に場所を移しての開催だが、既にお台場ビッグトップが完成し、グランドオープンに向けてリハーサルを行っていると聞いている。
また、個人的に注目しているのは、東京ドームで開催される「ザ・ローリング・ストーンズ」の日本公演だが、史上最高のロックバンドからエネルギーをもらいたいと思っている。券売も好調で、完売の見通し。
Q.『サザエさん』で波平の声を担当された永井一郎さんがお亡くなりになったが?
昨年10月29日の『サザエさん』45周年パーティ会場でお目にかかったときは、「頑張りましょう」と元気におっしゃっていたので非常に残念でならない。先日の告別式でも狐につままれたような感じだった。心からご冥福をお祈りしたい。
波平さんはこれからも生き続けていくので、今後も今まで通り愛していただきたい。