ニュースリリース
更新日:2012年5月2日
2012年4月度社長会見要旨(2012.04.26)
Q.4月クールの番組状況
4月は大きな改編だった。視聴率の取れている番組と取れていない番組の差があり、二極化している感じを受けている。月曜9時『鍵のかかった部屋』は好調な滑り出し。
一方、日曜9時『家族のうた』は期待していたような結果が出ていない。視聴者の支持が得られない番組は、手直しをしながら支持されるよう頑張っていきたい。『家族のうた』は、父性をあまり感じられないロックミュージシャンが、今後父親として、また人間としても成長し、こどもたちとともに暖かな家庭を築いていく、その過程が視聴者に受け入れられればと思っている。
火曜9時の『リーガルハイ』は堺雅人、新垣結衣といった演技派の俳優を迎え、法律という難しい問題に切り込んでいる。そこをうまく説明できれば、もっと視聴率は上がると思う。
木曜10時の『カエルの王女さま』は、第2話で視聴率を上げてきた。天海祐希の宝塚の大スターらしさが出ていて、心地よく見られる番組として期待したい。
土曜23時の『未来日記-ANOTHER:WORLD-』は岡田将生と剛力彩芽といった出演者がフレッシュで、若い人たちに支持を得ているので、さらに広く支持を得られるよう、スタッフに頑張ってほしい。
バラエティは改編の目玉だが、『ピカルの定理』はまずまずの滑り出し。看板番組に育ってほしい。
金曜8時の『奥の深道~同類くんの旅~』は中身を精査し、多くの人に興味をもってもらえるように、毎回設定する旅のテーマを多岐に渡って試してみたい。
『リアルスコープZ』も視聴者ニーズにあうような番組に育てていきたい。
バラエティは育つのに時間がかかるので、少し我慢の時だと思う。内容的にはそれぞれいいと思うので、今後に期待したい。
23時台の3つの新番組、『キャサリン』『キカナイトF』『おノロケ』も少し長く見守っていきたい。
情報番組は『ノンストップ!』と『知りたがり!』が新番組。『ノンストップ!』は設楽統の人気と山崎アナの明るさで、うまく回り出せば良くなっていく。
『知りたがり!』はこの時間帯12年ぶりの生番組で慣れない点もあるが、爆弾低気圧の時のように、当日のニュースを中心に構成することにヒントがあるように思う。
『めざましテレビ』は、新メンバーになった。三宅アナも、お兄さんのような味が出ている。4月から使用している24階の球体スタジオが、一般公開により人気スポットになるなど、スタジオ新設もうまくいった。
報道では、『スーパーニュース』が、流れの中で若干苦戦しているが、定評のあるニュース番組なのでしっかりやっていきたい。
ゴールデンウィークは29日から5月6日までスペシャル編成を組んでいく。
Q.『Japan in a Day』の状況
監督を務めるドラマ制作センターのディレクターが4月20日にロンドンに渡った。年内の完成を目指して、プロダクションの作業に入った。感動的な映像も多く寄せられているようだ。
Q.今年入社の新人アナウンサーに期待すること
今年も女性2名、男性1名を採用した。女性アナウンサー2名はそれぞれの個性を生かしてもらいたい。フジテレビのアナウンサーらしく、華があって明るいと人を採用した。
男性アナウンサーは野球経験者で、スポーツが大好きという感じ。さわやか路線である。
3人ともに大変期待をしている。
Q.最新の営業概況について
3月は確定した。ネット前年比115.1%、ローカル同105.0%、スポットは同109.1%でトータル111.1%。2011年度通年ではネット同100.5%、ローカル同103.1%、スポットは同100.6%で、トータル同100.7%と辛うじて前年を超えた。2年連続前年超えで確実に下げ止まり、順調に推移している。
2011年度を振り返ると、日本経済は大震災の影響で厳しい事態に陥ったが、第2四半期の非常に早い段階でサプライチェーンの立て直しがあり、欧州の債務危機などもあったが、そこそこ回復してきたと思う。後半の回復で放送収入は持ち直した。4月以降も前年を上回るペース。楽観はできないが、底堅く展開するのではと思っている。
Q.最新の映画事業の概況について
3月3日公開の『ライアーゲーム~再生(リボーン)~』は25日まで54日間で観客動員1,678,000人、興行収入20億6,700万円、まもなく21億円に到達する。成功したといえる。
『ロボジー』は動員910,600人。興行収入は11億3,600万円で、佳作ながら健闘した。
4月7日に公開された『アーティスト』は3週目、19日間で動員は249,000人、興行収入2億9,400万。無声映画ということもあり、若い人にはどうかと思ったが意外に観てくれている。作品の質の高さが評価されているようだ。GWも含め息の長い興行になると思う。
『テルマエ・ロマエ』は28日公開だが、前評判が高く期待している。作品は面白く、笑って気持ちよく帰っていただけると思う。多くの方々に見てもらえるのではと大変期待している。
Q.最新の事業概況について
3月17日(土)に開幕した「ツタンカーメン展」(天保山)は大変好調で、25日まで40日間で合計30万人のお客様にご来場いただいた。整理券を発行するなど、待ち時間が少なくなるようにしている。8月からは東京「上野の森美術館」で行われるが、事故のないようにしたいと思っている。
北野武作品展、「BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展」東京展が13日から初台の「オペラシティーアートギャラリー」で開催されているが、たけしさんの遊び心を来場者が楽しんでくれているようだ。
Q.フジテレビOn Demand(FOD)の最新概況について
堅調に推移している。1月クールでは『ストロベリーナイト』などが人気で、『ピカルの定理』『ワンピース』なども好調。『ライアーゲーム』は映画公開の波及効果で売り上げを伸ばした。CSで放送した『あいのり2』なども好調で、有料配信が収入に貢献するという結果が出ている。4月2日からスマートフォン対応を開始したのでさらに期待したい。オンデマンド事業は2年連続黒字で軌道に乗ってきている。
Q.Google社とパートナーシップ契約を結び、YouTube上にフジテレビの番組を大量に無料配信すると発表したが、その詳細、及び目的について
日本のソフトは世界の国からみれば、見たことがない人が多い。そこで、利用者8億人のYouTubeで、フジテレビのコンテンツを世界中の人に見てもらいたいと考えた。海外で、「日本の番組は面白い」と言われたこともあり、『FNNニュース』『フジテレビに出たい人TV』『新報道2001』、BSフジ『プライムニュース』『アイドリング!!!』など6番組から始めることにした。配信を通じて、反応を見ていきたい。
Q.「NOTTV」がスタートしたが、感触や反応について
まずは4月1日に無事開局できて良かった。具体的な数字は聞いていないが、今後オリジナルドラマも作り、コンテンツ供給も行っていく。画面がきれいだという反応が一番多い。ワンセグにくらべてはっきり見えるという評価をいただいている。災害時にも威力を発揮するので利用価値は高いと思う。若干映りにくいエリアなどもあるが、mmbiが徐々に対処していくと聞いている。