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2026年4月21日

株式会社フジテレビジョン

第5回「FUJI FUTURE UPDATE~海外共同製作プロジェクト発表会~」
複数の海外パートナーとの共同製作地上波ドラマ『kiDnap GAME』放送決定
『新しいカギ』のNetflix世界配信などフジテレビオリジナルIPが世界に羽ばたく

FUJI FUTURE UPDATE~海外共同製作プロジェクト発表会~

 エンターテインメントの境界線が消え、いつでも、どこでも、好きなコンテンツと出合える時代に、フジテレビは「テレビ」という枠を超え、“ボーダーレス”に新しい体験を届けるコンテンツカンパニーへと進化する。放送、FOD・TVer等の配信、そしてグローバルビジネスまで。新しい楽しみ方の提案を、年間を通して連続的なプランとしてお伝えする試みが「FUJI FUTURE UPDATE」。

 対象はコンテンツの最新情報だけではない。背景にある出演者の思い。そして、コンテンツを支えるビジネスの進化や、世界市場を見据えた挑戦の進捗(しんちょく)など。動き出す「新しいプロジェクト」を、どんな体験としてお届けするかを考え続け、お伝えしていく。

複数の海外パートナーとの共同製作地上波ドラマ『kiDnap GAME』

共同製作地上波ドラマ『kiDnap GAME』

 2026年4月21日、フジテレビ湾岸スタジオにて、第5回「FUJI FUTURE UPDATE~海外共同製作プロジェクト発表会~」が開催され、海外共同製作ドラマ『kiDnap GAME』を10月期GP帯連続ドラマとして放送することを発表した。コンテンツ事業局長・渋谷謙太郎、第1スタジオ局長・若松央樹、『kiDnap GAME』プロデュース&演出・加藤裕将が登壇した。

 このドラマは、フジテレビのオリジナルIPでありながら、複数の海外パートナーが出資、日本の豪華キャストに加え、海外キャストを迎えて日本のみならず海外でも展開し、フジテレビとして前例のないスケール感でお届けするドラマとなる。

 まずは、コンテンツ事業局長の渋谷から本プロジェクトについて説明。「フジテレビがコンテンツカンパニーへの変革を掲げる中、国内のみならず海外パートナーとの協業の幅を広げていくことは必要不可欠。フジテレビは映画・ドラマ・バラエティ・情報報道ドキュメンタリー、そしてプラットフォームと、さまざまな分野を扱っており、それぞれにおいて、国内でヒット、そしてその先の海外を見据えた動きをしており、今回、地上波ドラマにおいて、フジテレビとしては初となる、複数の海外パートナーとの共同製作地上波ドラマを、前例にないスケールでお届けできる」と話した。

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 続いて、本作のプロデュース&演出を務めた加藤が「この企画は3年前、韓国の『イカゲーム』(Netflix)のようなグローバルヒット作品を、日本で、フジテレビでも作りたいという思いで立ち上げた企画」と、製作の経緯を説明。本作は香港のMakerVille、韓国のSimStoryとの国際共同製作で、会見はKenneth Kam氏(MakerVille・CEO)、Song Seon Eui氏(SimStory・CEO)、Juna Kim氏(SimStory・ドラマ制作部長)とも中継をつないで行われ、両社はフジテレビとのドラマ共同製作について期待を寄せた。加藤は「アジア7都市で同時誘拐事件が発生するという規模の大きな作品。それを実現するために、出資や各都市での製作協力も含め、最善の共同製作パートナーであるMakerVille、SimStoryの協力を得て、半年以上かけて撮影を行っています。全11話、日本では10月クールGP帯放送予定で、既に海外18の国や地域での放送・配信が決定。アジア各地のスターパワー、撮影のスケール感ともに自信を持ってお届けします」と本作への思いを語った。

 第1スタジオ局長の若松は「メインスタッフは日本人ですが、海外ロケでは現地のプロダクションのスタッフを編成し、真の意味での国際共同製作が実現したと思います」と手応えを示した。今後発表される本作キャストなどにも、引き続きご期待いただきたい。

フジテレビIPの海外展開・共同企画開発など、加速するグローバル展開

 フジテレビは、真のコンテンツカンパニーへの転換にあたり、昨年11月、改革アクションプランのアップデートを明示。そこで明示された「IP開発の強化」「制作・ディストリビューション強化」は、同年7月に新設された、ディストリビューションセンター領域のビジネス強化・拡大のことを指す。本イベントでは、同センターの取り組みと「海外共同製作プロジェクトの進捗(しんちょく)」について担当者より説明が行われた。

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フジテレビIPの海外展開について

橋詰知明(フジテレビ ディストリビューションセンター室長)

「『新しいカギ』が4月25日からNetflixで世界配信をスタート。さらに、大手グローバル制作会社フリーマントル社によるデンマーク版制作に向けて準備中。1990年代のヒット番組『料理の鉄人』は今もなおヒットIPとして、タイ版が第15期を迎え、Netflixでも配信中。フランスの制作会社Kitchen Factory Productionとのオプション契約も今月締結した。2012年放送のドラマ『リッチマン、プアウーマン』は、タイ最大級のエンタメ企業グループGMMグラミーでリメイクされ今も人気作。FODで来月30日から配信開始予定。三谷幸喜脚本・監督の映画『ザ・マジックアワー』は、2022年に中国でリメイクされた映画が533.8億円という歴史的大ヒットとなり、舞台化も続々と実現。この度、香港での舞台化が決定した」

共同企画開発・パートナーIP共同製作について

田中晋太郞(フジテレビ ディストリビューションセンター グローバルビジネス部長)

「グローバルOTTヒットを牽引する韓国IMAGINUS社との新作ドラマ共同製作プロジェクトを始動。中国bilibiliの大ヒットアニメ『時光代理人』を日本で初めて実写ドラマ化し、現在土ドラ枠で放送中。今後はフジテレビIPを活用した共同製作も始動予定。タイGMM Studios Internationalの大ヒットIP『転校生ナノ』の日本版リメイクは4/24よりFOD配信開始。その他、韓国カカオエンターテインメントの大ヒットIP『アクアマン』の日本リメイク共同製作など複数プロジェクトが進行中」

FOD SHORTの海外展開について

村上正成(フジテレビ プラットフォーム事業センター FOD事業部)

「日本IPを世界に直接届けるグローバルプラットフォームを目指し、北米でのサービス開始を発表。今後はAI活用による多言語対応を進め、10言語以上・100カ国以上への展開をめざして拡大。世界的に急成長中のショートドラマ市場において、中国勢が先行する中、日本がプラットフォームの主導権を握るべくチャレンジしていく」

 集まった多くの記者との質疑応答を挟みながら、大盛況のうちに幕を下ろした。今後もフジテレビのコンテンツディストリビューション、グローバルビジネスにご注目いただきたい。