ニュースリリース
2023年4月25日
株式会社フジテレビジョン
「FNSチャリティキャンペーン」2022年度支援国モザンビーク共和国の子どもたちのために集めた募金を日本ユニセフ協会へ贈呈

「FNSチャリティキャンペーン」寄付金贈呈式
左から)堀池亮介(フジテレビアナウンサー)、
吉川裕介(フジテレビCSR・SDGs推進室長)、日本ユニセフ協会・早水研専務理事
FNS系列28局とビーエスフジが世界の恵まれない子どもたちを支援する「FNSチャリティキャンペーン」。2020・2021年度に続き、2022年度は3年連続でアフリカのモザンビーク共和国を支援し、3344万8962円の募金が集まった。諸経費を除いた寄付金は、日本ユニセフ協会を通して現地に届けられ、栄養、水、衛生などの分野で、モザンビークの子どもたちの命を守るための活動に使われる。
2023年4月25日(火)午前10時からフジテレビで日本ユニセフ協会への寄付金の贈呈式が行われた。フジテレビCSR・SDGs推進室長の吉川裕介が日本ユニセフ協会の早水研専務理事に寄付金の目録を渡し、感謝状を受け取った。
早水専務理事は「FNSチャリティキャンペーンの50周年という節目の年にモザンビーク支援の最後の3年目を無事に迎えられたことを嬉しく思います。FNS系列28局の皆様のご尽力に心から感謝します。モザンビークは最貧国であり、毎年大きなサイクロンに見舞われます。皆様からいただいた募金は水や衛生、感染症、教育の分野で活用させていただきます。FNSチャリティキャンペーンが始まった1974年の頃は途上国の状況が国内でまだ知られておらず、このキャンペーンによって国民に途上国の厳しい状況が知られるようになりました。世界には取り残された子どもたちがまだまだいます。今後もFNSチャリティキャンペーンと協力しながら、一人一人の子どもたちに寄り添った支援をしていきたいと思います」と話した。
昨年9月にモザンビークに取材に行ったフジテレビアナウンサーの堀池亮介は「現地ロケで印象に残っているのは子どもたちと一緒にサッカーをしたことです。厳しい生活を強いられながら、一つのボールを一生懸命追いかけ、弾ける笑顔でゴールを目指していました。十分な屋根のない日差しの強い教室でペンを強く握りしめながら、学ぶ姿勢も心に残りました。50周年を迎えるFNSチャリティキャンペーンの意義は子どもたちの笑顔や命を守っていくことです。これからも皆で協力して、守っていきたいと思います」と現地での思い出を振り返り、決意を新たにした。
<モザンビーク共和国への募金額>
2020年度 1832万9233円
2021年度 2199万8539円
2022年度 3344万8962円
(計) 7377万6734円
<「FNSチャリティキャンペーン」について>
「FNSチャリティキャンペーン」は1974年の設立以来、FNS系列全28局とビーエスフジが協力し、放送やイベント、SNS等で募金活動を行い、ユニセフを通じ、厳しい環境で暮らす世界の子どものための支援活動を行っている。毎年度、支援国を決め、情報番組(『めざまし8』等)で視聴者に募金への協力を呼びかけ、2020~2022年度の3年間は世界最貧国の一つといわれるモザンビーク共和国を支援した。2022年度までの累計の募金額は約44億4,500万円。
「FNSチャリティキャンペーン」がスタートして50周年を迎える2023年度は、昨年6月のモンスーンがもたらした降雨により、国土の3分の1が水没する被害を受けたパキスタンの子どもたちを支援する。