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2021年9月23日

株式会社フジテレビジョン

米アニメ配信大手クランチロールと共同製作
新企画の共同開発にはスロウカーブも参画する新製作体制がスタート!
フジテレビ深夜アニメ枠「+Ultra」
<毎週(水) 24時55分~25時25分>
公式サイト:https://plus-ultra.tv/

+Ultra枠とクランチロール協業
+Ultra枠とクランチロール協業

 フジテレビ深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」。世界に向けてハイエンドなアニメーションを送りだしてきたこの枠が、この度、新たなパートナーとして、アニメ配信サービス世界最大手の一つ、米クランチロール社との共同製作体制を敷くことに合意。さらに新企画の共同開発には株式会社スロウカーブも参画し、新たな製作体制をスタートさせることも決定した。

 「海外にアニメカルチャーを広げたい」というコンセプトのもと、高品質で世界基準のアニメ作品を、全世界に向けて発信してきたフジテレビのアニメ枠「+Ultra」。今回の新製作体制に加わるのは、2021年8月にソニーピクチャーズグループのファニメーション グローバル グループが傘下に加えたアニメ配信サービス・クランチロール。世界200以上の国や地域でコンテンツ配信を行い、無料会員数1億2000万人、有料会員数500万人とアニメ配信サービスとしては世界最大級のプラットフォームであるクランチロールをパートナーに迎える事によって、クランチロールがこれまで蓄積したノウハウや知見を生かしたアニメーションの企画開発・製作を共同で行っていく。また、クランチロールは北米・欧州を中心に、アジア以外の全世界で「+Ultra」コンテンツのマーケティングと独占配信、および商品化を含めたアニメビジネスをより一層強力に展開していく。
さらに、アニメーションを中心に、様々なエンターテインメントコンテンツの企画・プロデュース・宣伝を手掛ける総合クリエーティブ企業であるスロウカーブが、これまで「+Ultra」枠で担ってきたマーケディングプロデュースに加えて、世界に向けたアニメーションの企画開発にも参画していくことも決定した。

 これらの新たなパートナーを迎えて、2022年4月以降豊富なラインナップの共同開発が予定されている。『コードギアス 反逆のルルーシュ』など数々の話題作を生み出してきた谷口悟朗が総監督をつとめるオリジナルアニメーション企画『エスタブライフ』や、『人形の国』『シドニアの騎士』『BLAME!』などを手掛け、国内外で高い人気を誇る漫画家・弐瓶勉×ポリゴン・ピクチュアズ新プロジェクトのほか、クランチロールの参画による、海外のタレントやクリエイターとの協業企画なども検討。さらなる海外市場を視野に入れたオリジナル企画の開発や、原作の発掘などを予定している。

マブラヴ
『マブラヴ オルタネイティヴ』
ⓒaNCHOR / オルタネイティヴ第三計画

 また、共同開発作品に先駆けて、2021年10月から「+Ultra」枠で放送する『マブラヴ オルタネイティヴ』では、「+Ultra」とクランチロールによるマーケティング・独占配信を早くも実施。北米・欧州を中心とした、アジア以外の全世界での独占配信が決定した。原作ゲーム待望のアニメ化となる『マブラヴ オルタネイティヴ』は、エイベックス・ピクチャーズとグラフィニカが設立したFLAGSHIP LINEが初制作を担当する。ロボットバトルが魅力の一つであり、1話から出し惜しみなく高いクオリティーのバトルシーンが描かれている。アニメの放送に合わせ、「Project MIKHAIL」といった新作ゲームのリリースも予定されている。

これまで以上に全世界に向けた高品質なアニメ作品を展開する体制を整えた「+Ultra」にぜひご期待ください。

◆コメント

「+Ultra」枠プロデューサー 森 彬俊(フジテレビ・アニメ制作部)

「2018年10月よりスタートした“+Ultra”枠は、4年目を迎え、新たなビジネスパートナーとして、クランチロール社を迎えることができました。日本のアニメは、国内にとどまらず海外のユーザーも注目する映像コンテンツです。クランチロール社の持つ、配信プラットフォームは欧米を中心とした海外のアニメファンを中心に大きな影響力を有しており、“+Ultra”の作品が世界に届く力強い推進力になると期待しています。またこれまで“+Ultra”のマーケティングを行なってきたスロウカーブ社が、より本格的に企画開発に参画してくれることになり、クランチロール社の持つ北米・欧州を中心としたアニメファンへの知見やノウハウも加えた、アニメーションの企画開発を行うことが可能になります。世界に向けたコンテンツを掲げてスタートした“+Ultra”は、2018年からのフェーズ1を終え、新しくフェーズ2をスタートしていきます。今後の魅力的なラインナップにぜひご期待ください」

クランチロールとは

2006年設立。サンフランシスコに本社を置き、ロサンゼルス、東京、パリ、ローザンヌ、ベルリン(AV Visionen)およびモルドバ共和国キシナウにオフィスがある。米VRVおよび独Eye See Moviesもクランチロール傘下のブランド。
世界200以上の国や地域で、アニメやマンガのファンを結ぶコンテンツを提供。広告モデルによる無料配信(AVOD)と有料配信(SVOD)に加えて、ソーシャルメディアやイベント、ゲーム、関連商品、コンテンツの製作と配信、マンガの出版を通じて、ファンやコミュニティーとのエンゲージメントを高めている。

公式サイト:https://www.crunchyroll.com/

スロウカーブとは

日本の東京・神田小川町に本社を置く。アニメーション作品を中心に様々なエンターテインメント及びコンテンツの企画・プロデュース、宣伝、グッズ制作などの事業を、カーブ&ツイストを効かせながら展開している総合クリエーティブカンパニー。

公式サイト:www.slowcurve.co.jp/