ニュースリリース

アニメーション映画「きみと、波にのれたら」が
第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭
長編アニメーション部門・最優秀賞を受賞！

　フジテレビが手掛け、6月21日（金）に公開された湯浅政明監督のアニメーション映画「きみと、波にのれたら」が、10月12日（土）に開催された第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で、長編アニメーション部門・最優秀賞を受賞した。本作品は今年6月の第22回上海国際映画祭で金爵賞アニメーション最優秀作品賞、8月の第23回モントリオールファンタジア国際映画祭で審査員・アニメーション最優秀長編作品賞を受賞しており、今回の受賞で3冠を達成したことになる。
第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭長編アニメーション部門には、現在公開中の「空の青さを知る人よ」などフジテレビが手掛けた作品が3本ノミネートされていたが、その中から見事、「きみと、波にのれたら」が大賞を受賞した。

コメント

プロデユーサー・岡安由夏（フジテレビ・アニメ開発部）

「『きみと、波にのれたら』は、大切な人との別れを経験したすべての方に寄り添い、エールを送る物語です。そのようなテーマの本作が、日本だけでなく中国、北米、そして今回ヨーロッパと世界中の方に届き評価いただいたことを大変嬉しく感じています」

シッチェス・カタロニア国際映画祭とは

　スペイン・バルセロナ近郊の海辺のリゾート地シッチェスで毎年10月に開催される国際映画祭。ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭、ポルト国際映画祭と並ぶ世界三大ファンタスティック映画祭の一つ。アニメーション映画の賞としてはアヌシー国際アニメーション映画祭と並び世界最高クラスの権威がある。日本作品では過去に「君の名は。」（2016年）、「未来のミライ」（2018年）などが長編アニメーション部門最優秀賞を受賞している。

第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭

長編アニメーション部門にノミネートされたフジテレビ作品

「バースデー・ワンダーランド」4月26日（金）公開（監督：原恵一、配給：ワーナー）
「きみと、波にのれたら」6月21日（金）公開（監督：湯浅政明、配給：東宝）
「空の青さを知る人よ」10月11日（金）公開（監督：長井龍雪、配給：東宝）

「きみと、波にのれたら」ストーリー

　大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子（川栄李奈）。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。
ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港（片寄涼太）と出会い、二人は恋に落ちる。お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は海の事故で命を落としてしまう。大好きな海が見られなくなるほど憔悴するひな子が、ある日ふと二人の思い出の歌を口ずさむと、水の中から港が現れる。「ひな子のこと、ずっと助けるって約束したろ？」死んだはずの港と再び会えたことを喜ぶひな子だが…。
奇跡がもたらした二人の恋の行方は？そして、港が再び姿を見せた本当の目的とは？

作品概要

監督

湯浅政明

脚本

吉田玲子

制作

サイエンスSARU

キャスト

片寄涼太（GENERATIONS from EXILE TRIBE）／川栄李奈　※W主演
松本穂香
伊藤健太郎

主題歌

GENERATIONS from EXILE TRIBE　「Brand New Story」

配給

東宝

公開日

6月21日（金）