ニュースリリース
2019年5月17日
株式会社フジテレビジョン
フジテレビ技術開発部長に日本ITU協会賞「奨励賞」
電気通信、放送分野の国際標準化や国際協力への功績認められる

日本ITU協会主催「世界情報社会・電気通信日のつどい 記念式典」
武田篤(フジテレビ技術開発部長)
5月17日(金)、日本ITU協会主催の「世界情報社会・電気通信日のつどい 記念式典」が東京の京王プラザホテルで開催され、フジテレビ技術開発部長の武田篤が、一般財団法人日本ITU協会より、日本ITU協会賞「奨励賞」を授与された。
日本ITU協会賞は、電気通信、放送分野に関する国際標準化や国際協力の諸活動において、功績が認められた放送・通信関連企業、研究機関、個人に対して贈られる賞。武田は、国際連合の専門機関で、電気通信の利用についての国際調整機関であるITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合)において、放送技術の国際標準化活動を担当するITU-R SG6(ITU Radiocommunication Sector StudyGroup6:ITU 無線通信部門 第6研究委員会)日本代表団に参加。4K/8Kに代表される高品質で大容量の映像データを、最新の圧縮技術を用いて品質を保ちながら伝送するために必要なデータ伝送速度を明らかにし、国際的な取り決めを策定したこと、また放送とインターネットを融合した日本のサービス事例について報告し、国際共有に寄与したことなどの功績が認められ、今回の受賞となった。
受賞者コメント
フジテレビ技術開発部長 武田篤
「この度は、日本ITU協会賞“奨励賞”という栄誉ある賞を頂きまして、大変光栄に思います。関係者の方々、ITU-R SG6日本代表団の皆様に助言を頂きながら活動を進めてまいりました。この場をお借りして感謝を申し上げます。コンテンツを視聴者に届ける技術の多様化が進む今、国際標準化活動が更に重要になると考えます。今後も放送技術、電気通信技術の発展に寄与できるよう、一層の努力を重ねてまいる所存です。ありがとうございました。」
日本ITU協会(ITU-AJ)とは
電気通信及び放送分野におけるITUの各種活動に関して、日本と世界とを結ぶ役割を担って1971年9月1日に設立された。
ITU等の国際機関の各種活動への協力、これら国際機関の諸活動に関する資料の収集及びその普及・啓発、また、新興国への技術協力及び国際協力に関する諸活動を、主としてアジア・太平洋電気通信共同体(APT)などを通じて支援することで、世界の通信及び放送の発展に寄与することを活動目的としている。
日本ITU協会賞とは
特別賞、功績賞、奨励賞、特別功労賞で構成され、電気通信/ICTと放送分野における国際標準化や国際協力に関する諸活動において、優れた功績を挙げられた方々並びに今後の活躍が期待される方々(団体を含む)に贈られる。奨励賞は、功績賞に該当する諸活動にすでに参加し、今後これらの領域において継続的して寄与することが期待される方に贈られる。