ニュースリリース
2018年11月14日
株式会社フジテレビジョン
「ルミエール・ジャパン・アワード2018」VR部門で準グランプリを受賞
ダイバーシティ体験VR「世代間ギャップ、上から見るか?下から見るか?」
先進映像協会日本部会主催の「ルミエール・ジャパン・アワード2018」が、11月14日(水)に幕張メッセ・InterBEE2018特設会場で開催され、VR部門で『ダイバーシティ体験VR「世代間ギャップ、上から見るか?下から見るか?」』が準グランプリを受賞しました。
ルミエール・ジャパン・アワード2018
フジテレビ受賞チーム
この作品は、ダイバーシティ研修を事業として展開する株式会社シルバーウッドの監修のもと、フジテレビVR事業部が制作した企業研修用VRコンテンツで、“世代間の価値観の違い”をテーマにしています。
目覚めるとお互いが入れ替わっていたミレニアル世代(2000年代の初頭に成年期を迎えた世代)の若者とその上司。VRを通じて二人の1日をドラマ仕立てで体験できます。お互いの視点になることで、上司は部下の若者が、部下は年上の上司が、それぞれ日々どのように感じていたかの“気付き”をもたらします。互いの視点になる演出や映像の切り替わり時の視点誘導など、VRならではの制作手法が緻密に盛り込まれており、新しい視聴者体験を開拓したことが評価されました。
ダイバーシティ体験VR「世代間ギャップ、上から見るか?下から見るか?」
左から)川井康弘、柴崎圭佑
第29回ヤングシナリオ大賞『リフレイン』
左から)葉山奨之、恒松祐里
ルミエール・ジャパン・アワードとは
国内で制作・公開された優れた先進映像コンテンツを表彰することで良質なコンテンツの拡大と品質向上を目的として、2011年より行われている。主催する先進映像協会日本部会は、3D、UHD(4K・8Kなどのウルトラハイディフィニション)、VR(バーチャルリアリティー)などの先進的な映像技術を活用したコンテンツ表現が、教育啓発・表彰・調査研究を通して発展・普及されることを目的とする業界団体。
VR部門準グランプリ『ダイバーシティ体験VR「世代間ギャップ、上から見るか?下から見るか?」』
プロデューサー・北野雄一(フジテレビVR事業部)コメント
「“相手の立場に立って、お互いをより良く理解する”口で言うのは簡単なことですが、VRという“体験”を伝えるメディアを使い、ダイバーシティ社会の実現に少しでも貢献できればと思いました。シネマトグラフを発明したルミエール兄弟の名前を冠した賞ですが、技術によって可能になることを自分なりの企画や演出として提示できたのがうれしかったです」
『ダイバーシティ体験VR「世代間ギャップ、上から見るか?下から見るか?」』作品概要
- 制作
- Fuji VR(フジテレビVR事業部)
- 監修
- 株式会社シルバーウッド
- スタッフ
- プロデュース
- 北野雄一(Fuji VR)
- 演出
- 野島勇(共同テレビ)
- 脚本
- 上杉隆之
- キャスト
- 主演
- 柴崎圭佑 川井康弘
小泉将臣
足立学
星乃彩月
有馬理恵
- 作品長
- 11分40秒
UHD部門特別賞『第29回フジテレビヤングシナリオ大賞「リフレイン」』
プロデューサー・西坂瑞城(フジテレビ第一制作室)受賞コメント
「『リフレイン』は実は非常に難解な物語でした。登場人物が同じ時間を何度も繰り返す設定を持つ“SFループ”もので、その本筋である恋物語を存分に伝えるには、どうするべきか?と考えた結果、映像表現で少しでも多くの情報を伝えようと、4K収録に取り組みました。地上波はHDのみの放送だったので、まだそのポテンシャルで伝えられておりません。この受賞を機にUHD版が陽の目を見ればと思っています」
『第29回フジテレビヤングシナリオ大賞「リフレイン」』番組概要
恒松祐里
平子祐希(アルコ&ピース)
中込佐知子
永田崇人
坪倉由幸(我が家)
山口紗弥加