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2018年10月17日

株式会社フジテレビジョン

ドラマ2作品を中国向けに共同制作へ
映画の中国配給も
フジテレビとSMGピクチャーズ(中国)が戦略的パートナーシップを強化

左から)SMGピクチャーズCEO 魚潔(YU JIE)、フジテレビ常務取締役 大多亮

左から)SMGピクチャーズCEO 魚潔(YU JIE)、フジテレビ常務取締役 大多亮

フジテレビは、SMGピクチャーズ(本社:中国上海市 CEO:魚潔(YU JIE))と構築している戦略的パートナーシップの関係を一層強化し、今後3年間でドラマ2作品を新たに共同制作することに合意し、フランス・カンヌで開催中の世界最大のコンテンツ見本市MIPCOMで発表しました。

フジテレビとSMGピクチャーズは、2015年11月に戦略的パートナーシップを締結し、これまで、山下智久と長澤まさみが主演を務めた人気ドラマ『プロポーズ大作戦』(2007年4月期)、古沢良太オリジナル脚本で杏が主演を務めた『デート~恋とはどんなものかしら~』(2015年1月期)の中国版を共同制作し、中国で放送・配信してきました。中国版『プロポーズ大作戦』(2017年)は、アジアで絶大な人気を誇る男性アイドルグループ・EXO(エクソ)のチャン・イーシンが主演し大ヒット、中国版『デート~恋とはどんなものかしら~』(2017年)も人気を博しています。今回は、この関係をさらに強化・発展させ、2作品のドラマを新たに共同制作することに合意しました。また、フジテレビ映画の中国配給を同時に進めていくことにも合意。フジテレビはSMGピクチャーズとのパートナーシップ強化によって、中国の若い世代を中心に再認識されている品質の高い日本ドラマを、引き続き中国で積極的に展開いく方針です。

フジテレビ常務取締役 大多亮コメント

「3年前に中国最大のヒットメーカーとして定評があるSMGピクチャーズ社と戦略的パートナーシップを構築してから、双方の持つ制作力を活かしたリメーク作品を世に送り出してきました。そして今、このパートナーシップの関係が次のステージへとステップアップし、リメーク作品・オリジナル作品、またいずれは連続ドラマかどうかを問わずに、両社が起爆剤となって、全世界の人々の心を震わせる物語を、共に開発していければと思っています」

SMGピクチャーズCEO 魚潔(YU JIE)コメント

「中国市場が非常に大きく、常に進化し続けていますが、長期的な視点が必要です。IP(知的財産)がとても熱いですが、ドラマ制作にとって、何より台本作りが大切です。中国の市場が非常に速いスピードで拡大しており、映画興収がもうすぐでアメリカと並びます。欧米やアジアでヒットしたIPの輸入・ローカライズをするときに、どうすれば中国の新世代の視聴者に喜んでもらえるか、フジテレビとの過去3年間の有益な模索が、こういう努力の大切さを教えてくれていました。今後も更に良いパートナー関係を築いていきたいです」

SMGピクチャーズ概要

SMGピクチャーズ社は、中国で上海にあるメディアグループであるSMG傘下のグループ会社。グループ内唯一のドラマ・映画制作・投資会社として2007年に設立され、中国最大のヒットメーカーとして定評がある。また、SMG社が持つ中国全土をカバーする放送波、独自のIPTV等グループ間のメディアビジネス事業を組み合わせ、コンテンツのマルチ展開でヒット作品を量産し、急成長を続けています。