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2017年3月15日

株式会社フジテレビジョン

フジテレビの被災地支援功績認められ受賞
「中央非常通信協議会表彰」

第26回中央非常通信協議会表彰式 左から)富永昌彦氏(総務省総合通信基盤局長)、小田多恵子(フジテレビ放送文化推進局長)
第26回中央非常通信協議会表彰式
左から)富永昌彦氏(総務省総合通信基盤局長)、小田多恵子(フジテレビ放送文化推進局長)

 フジテレビが展開する被災地支援活動の功績が認められ、中央非常通信協議会から「第26回中央非常通信協議会表彰」を受賞し、3月15日(水)に総務省で表彰式が行われました。

 中央非常通信協議会表彰は、非常通信(災害時等において、人命の救助、災害の救援、交通通信の確保又は秩序の維持のために行われる通信)の円滑な実施を確保することを目的として、非常通信の実施又は非常通信協議会の運営に功績のあった個人及び団体を表彰するもので、1990年から実施されています。

 フジテレビは、2016年4月に発生した熊本地震の被災者が、災害情報を含むさまざまな情報を入手できること、また娯楽番組などを通じて避難生活のストレス軽減に繋がることを目的に、熊本県西原村・嘉島町の2カ所の避難所に無償でテレビ視聴環境・DVD視聴環境を整える支援活動を行いました。避難生活を強いられている被災者からは「テレビを見られるのがうれしい」「災害情報がテレビで分かるようになった」「楽しみにしていた野球が見られる」などの感謝の言葉を頂きました。この活動が、災害情報や被災者支援情報を被災者に迅速に提供することを可能とし、情報孤立回避等に貢献したと評価され受賞に至りました。

 民放テレビ局がこの表彰を受けるのは、1995年に阪神・淡路大震災時の活動を評価されたサンテレビ(神戸市)以来、22年ぶり2度目のことです。

 フジテレビは、東日本大震災、熊本地震などの被災地を支援する「ずっとおうえんプロジェクト」を展開し、上記の活動以外にも、アナウンサーの出前授業、食育イベント、アニメ『サザエさん』上映会などの被災地支援活動を積極的に行っていて、今後も継続していきます。

小田多恵子(フジテレビ放送文化推進局長)コメント

「現地から『テレビが見たい』と言う声があると報告を受けて、社員たち自ら避難所にテレビを届けました。長引く避難所生活の中で被災者の皆さんのお役に立てたのなら、こんなにうれしいことはありません。引き続き被災地とコミュニケーションをとりながら、フジテレビらしい支援活動を行っていきたいと思います」

熊本県嘉島町の避難所に設置したテレビ (2016年6月撮影)
熊本県嘉島町の避難所に設置したテレビ
(2016年6月撮影)
テレビ設置にかかわった フジテレビCSR推進プロジェクトチームメンバー
テレビ設置にかかわった
フジテレビCSR推進プロジェクトチームメンバー