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2016年7月6日

株式会社フジテレビジョン

フジテレビ作品が台湾配信市場にも上陸!
KKBOXグループと台湾での動画コンテンツ配信で戦略提携
今夏の最新作『営業部長 吉良奈津子』や過去のヒット作品を供給開始

『早子先生、結婚するって本当ですか?』

『早子先生、結婚するって本当ですか?』

 フジテレビは、アジア最大の定額音楽聞き放題サービスを展開するKKBOXグループが2016年に設立したKKTVと戦略提携を行い、日本コンテンツの需要が特に高い台湾市場で、テレビドラマ及びバラエティーのインターネット配信を開始します。

 フジテレビは2013年より、北米・中南米・欧州・中国・韓国・東南アジア等でのフジテレビドラマ作品のインターネットVOD配信を積極的に実施し、コンテンツの供給を行ってきました。今回、台湾のOTT事業社に番組を提供することで、かねてより日本コンテンツの人気がとりわけ高い台湾市場で、さらなる人気と流通数の獲得を狙います。

 提携するKKTVは、KDDIの関連会社であるKKBOXが2016年に台湾で設立。月定額見放題の動画配信プラットフォーム「KKTV」を2016年8月に正式スタートさせます。KKBOXが展開する既存の定額音楽聴き放題サービスのユーザー並びに動画コンテンツをインターネット経由で視聴する若い世代をメーンのターゲットに、日本・韓国・中国・台湾・香港のコンテンツを中心に配信します。

 フジテレビは、『早子先生、結婚するって本当ですか?』(2016年4~6月放送)など、過去のヒット作品を多数供給するほか、7月21日(木)からスタートする今夏の最新作『営業部長 吉良奈津子』も配信する予定です。

 KKTVを通じて、台湾での動画コンテンツ配信を本格化させる背景について、フジテレビ大多亮常務取締役は、「フジテレビが最も重視している市場の一つが台湾です。台湾の視聴者に、KKTVを通じてドラマや番組をお届けすることを心から楽しみにしています」とコメント。また、KKTVの蔡怡仁総裁は、「利用者は、日本のドラマに高レベルのシナリオ、キャスティング、画質を求めています。だからこそ、現在では韓国ドラマがはやっていても、日本のドラマを支持している人がまだまだたくさんいます。ただし、台湾のテレビ局で放送されているドラマは、全体の1割でしかありません。台湾の視聴者のため、また違法配信業者を打倒するため、これからKKTVでは、フジテレビの最新ドラマを日本での放送後間もなくという形で、視聴者に提供いたします」とコメントしています。

KKTVとは

 KKTV Co., Ltd.は、台湾の動画配信事業社(Subscription Video-on-Demand)。KDDIの関連会社であるKKBOXが2016年に台湾で設立。2016年8月から、月定額見放題の動画配信プラットフォーム「KKTV」を正式にスタート予定。
 KKTVの親会社であるKKBOXは、2004年に台湾で設立され、500以上の音楽レーベルや権利者と提携し、2000万曲の楽曲を配信する音楽聴き放題サービスを提供しており、現在は、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、日本の6カ国において年間50億回以上再生されるアジア最大のサービスへの成長している。2010年に、日本の通信事業者であるKDDIが株式を取得し関連会社となった。
 米国のNetflix、中国のIQIYI、台湾ローカルのCatchplayなど、動画配信事業社がひしめく台湾市場において、音楽配信サービスを通じて確保した1000万人以上のユーザー(アジア全域)と、豊富なアジアコンテンツ(台湾、中国、韓国、日本)を武器に、他社との差別化を図っていく。