ニュースリリース
2016年6月27日
株式会社フジテレビジョン
フジテレビ開発の新アンテナ技術が電波産業会「電波功績賞」を受賞!
第27回電波功績賞表彰式が6月27日(月)、都内で開催され、フジテレビ周波数移行グループの新技術「1.2GHz/2.3GHz帯 受信アンテナの開発」が電波産業会会長表彰を授与されました。
「電波功績賞」は、電波の利用に関して調査・研究・開発を行い、電波利用システムの標準規格を策定する一般社団法人電波産業会(ARIB)が、電波の有効利用に関して特別な功績をあげた個人、団体を表彰する賞です。
フジテレビの「1.2GHz/2.3GHz帯 受信アンテナの開発」は、放送分野において、周波数再編により放送素材伝送用途に使用することとなった新周波数帯(1.2GHz/2.3GHz帯)用の受信アンテナとして、従来の700MHz帯の受信アンテナと同等の高利得、広半値角を有し、かつ、小型、軽量のものを開発し、マラソン等の移動中継において有効性を確認するなど、円滑な周波数移行と電波の有効利用に大きく貢献したことが評価されました。

表彰式 左が青木良太

FPUアンテナ
青木良太(フジテレビ総合技術局回線管制部)コメント
「アンテナ作りは、基礎技術の積み重ねです。先進技術が日進月歩で進む放送技術においても、“基礎技術”の積み重ねこそが、新しいものを生み出す上で何より重要です。今後とも基礎技術に常に目を向け、新しい何かを探求し、形にしていきたいと思います」