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2016年6月17日

株式会社フジテレビジョン

「海街diary」プロデューサーの松崎薫が第35回藤本賞特別賞を受賞!

 第35回藤本賞授賞式が6月17日(金)、都内で開催され、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが4姉妹を演じた是枝裕和監督作品「海街diary」(2015年6月13日公開、製作:フジテレビジョン、小学館、東宝、ギャガ)の松崎薫プロデューサーが特別賞を授与されました。
 娯楽作品から文芸映画まで幅広いジャンルの映画を世に送り出した藤本真澄の業績を記念して設けられた藤本賞は、観客の多大な支援を受け、優れたエンターテインメント性を持った映画の製作者を表彰する賞です。
 「海街diary」は、第39回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞など4部門の最優秀賞を獲得するなど、2015年度各映画賞において高い評価を受けており、今回の藤本賞で、また新たな受賞となりました。
 松崎プロデューサーと是枝監督は、「そして父になる」(第67回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞)で初めてタッグを組み、現在公開中の映画「海よりもまだ深く」でも組んでいます。こちらの作品も、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品されるなど、幅広い観客の支持を集め大ヒット中です。

プロデューサー松崎薫(フジテレビ映画推進部)コメント

「伝統あるこの賞をスタッフ全員の代表としていただけたことをとてもうれしく思っております。世界で高い評価を受けている是枝監督の作品を、日本でももっと多くの方々に見てもらいたい、と思ったのが監督と仕事をしたいと思った最初の気持ちです。もちろん是枝さんがフジテレビのドキュメンタリー作品(『NONFIX』等)を数多く手掛けており、“ご縁”があったことも、ご一緒できた大きな理由です。吉田秋生さんの原作の映像化を監督も希望されていたことから、この企画が実現しましたが、人気コミック原作+華やかな四姉妹でのキャスティングが実現して、幅広い客層に受け入れられる作品になり、国内外で愛される作品となったことは、担当者としてたいへん幸せです」

「海街diary」作品内容

 映画「誰も知らない」「そして父になる」などで国際的にも高い評価を受ける是枝裕和監督のもとに、今を咲き誇る女優・綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずが集結し、最も見たい“四姉妹”として話題を呼んだ映画「海街diary」(2015年6月13日公開)。三姉妹(綾瀬、長澤、夏帆)の元に、家族を捨て出て行った父が残した異母妹(広瀬)が現れることから物語は始まる。両親を許せない長女と、自分を許せない四女。移りゆく鎌倉の四季とともに、それぞれの思いを抱えながら、四人が本当の家族になるまでの一年間が描かれた。昨年開催された第68回カンヌ国際映画祭に正式出品され、全世界100カ国での配給が決定するなど注目を集めた本作。姉妹を見守る海街の人々として豪華俳優陣が肩を並べる中、その中で光る四姉妹のみずみずしくも繊細で、新境地を開拓した演技が評価されている。