ニュースリリース
2015年12月14日
株式会社フジテレビジョン
第19回文化庁メディア芸術祭
アニメーション部門新人賞受賞!
劇場アニメーション映画「台風のノルダ」
高いクオリティーとエンターテインメント性で各方面から注目を集めている新進気鋭のアニメーション制作会社・スタジオコロリドとフジテレビの共同プロジェクト第1作となる、劇場アニメーション映画「台風のノルダ」。2015年6月5日より3週間限定で全国公開され、多くのアニメファンから注目を集めた話題作です。

©2015 映画「台風のノルダ」製作委員会

新井監督が色紙に描いた受賞の喜び
とある離島、文化祭前日の中学校を舞台にした少年同士の友情物語の本作で、劇場作品監督デビューを飾った新井陽次郎(27)がこの度、第19回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞を受賞することが決定しました。新井はスタジオジブリで「借りぐらしのアリエッティ」「コクリコ坂から」「風立ちぬ」などにアニメーターとして参加した経歴を持ち、今業界の垣根を超えて高く評価されているクリエーターです。
スタジオコロリドは2009年に発表した自主制作短編アニメ「フミコの告白」で第14回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞ほか数々の賞を受賞した石田祐康(27)をはじめ、20代を中心としたクリエーターが集結したアニメーション制作会社。「台風のノルダ」を皮切りに、フジテレビとの継続的な新作の発表を予定しています。

©2015 映画「台風のノルダ」製作委員会

©2015 映画「台風のノルダ」製作委員会
文化庁メディア芸術祭は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。本年度の作品応募では、世界87の国と地域から4,417作品が寄せられ、厳正なる審査の結果、部門ごとに受賞作品(大賞、優秀賞、新人賞)が選出されます。平成28(2016)年2月2日(火)に贈呈式が開催されるほか、2月3日(水)から2月14日(日)まで、東京・六本木の国立新美術館を中心に、受賞作品などを紹介する受賞作品展を行います。

新井陽次郎監督
監督:新井陽次郎 コメント
「『台風のノルダ』はスタジオとしても、自分自身としても挑戦の作品でした。今後もスタジオ共々成長し、良い変化をしていけるよう頑張ります!」
「台風のノルダ」あらすじ
その少女は、台風にのってやってきた―。
僕たちに“本当に大切なこと”を教えてくれた、不思議な少女との一夜の物語。
舞台はとある離島、文化祭前日の中学校。
幼いころからずっと続けていた野球をやめたことがきっかけで親友の西条とケンカした東は、赤い目をした不思議な少女・ノルダと出会う。
その頃、観測史上最大級の台風が学校を襲おうとしていた―。
作品概要
- タイトル
- 「台風のノルダ」
- 公開日
- 2015年6月5日(金)※全国で3週間限定ロードショー
- スタッフ
- 監督
- 新井陽次郎
- キャラクターデザイン・作画監督
- 石田祐康
- 音楽
- 浜渦正志
- 企画制作
- フジテレビ/ツインエンジン
- アニメーション制作
- スタジオコロリド
- 配給
- 東宝映像事業部
- 公式サイト
- typhoon-noruda.com
- コピーライト
- (C)2015映画「台風のノルダ」製作委員会