ニュースリリース
2015年11月19日
株式会社フジテレビジョン
中国全土でフジテレビドラマ5作品を一挙リメイク決定!
中国大手メディア・上海メディアグループ傘下のSMGピクチャーズ社と
戦略的パートナーシップ提携
大ヒット作「デート」を皮切りに、現地で共同制作開始
SMG社が共同制作の提携をするのは米・ウォルトディズニー社に次いで二社目

(左から)大多 亮(フジテレビ常務取締役)、陳 思劼(SMGピクチャーズ社長)
株式会社フジテレビジョン(以下、フジテレビ)は、中国大手のメディア、上海メディアグループ(以下、SMG)傘下のSMGピクチャーズ社と戦略的パートナーシップを構築し、フジテレビドラマの中国における展開を本格的に開始することを決定しました。
フジテレビは、これまで『101回目のプロポーズ』をはじめとする、日本国内で大ヒットしたドラマのリメイク権を中国企業に対して販売してきました。また、昨年は、大手配信会社iQIYI(アイ・チー・イー)と共同でオリジナルドラマ「不可思議的夏天」(=「不思議な夏」の意味。全15話・オムニバス形式)を制作し、インターネット上で8000万回視聴を超えるヒット作を生み出すなど、中国企業との立体的なビジネスモデルを模索しております。
今回、SMGピクチャーズ社と提携する戦略的パートナーシップは、フジテレビの2015年1月クールドラマで好評を博した『デート ~恋とはどんなものかしら~』をはじめとする5作品のリメイク権販売だけでなく、出資を伴う共同制作のスタイルをとっており、番組制作にフジテレビがより深くかかわっていきます。また、リメイク権にはドラマ化に加え、映画化の権利も含まれており、今までにない大型のパートナーシップ契約となっています。フジテレビはこの提携によって、近年、中国の若い世代を中心に再認識されている品質の高い日本ドラマを、中国において積極的に展開していくことを目的としております。
コメント
陳 思劼(SMGピクチャーズ社長)
「今回の戦略的なパートナーシップにより、中国の若者に日本の素晴らしいドラマや映画を伝えていきたい。日中メディア企業の新しいスキームの第一歩にしたくリメイク権の購入だけでなく、企画の共同開発、共同制作などこれまで以上に交流していくことで、さらなる利益を双方もたらせるようにしていきたい。」
大多 亮(フジテレビ常務取締役)
「フジテレビとSMGピクチャーズ社は作り出す番組の親和性が高く、私たちの培ってきたノウハウを活かせる提携となったと考えている。この戦略的パートナーシップを通じて、拡大を続ける中国のコンテンツ&エンターテイメント市場に、フジのドラマならではの感動を届け、さらにその先にあるビジネス機会を両社で探っていきたい。」
SMGピクチャーズ社とは
SMGピクチャーズ社は、中国で最も影響のあるメディアグループであるSMG傘下のグループ会社。グループ内唯一のドラマ・映画制作・投資会社として2007年に設立され、中国最大のヒットメーカーとして定評がある。また、SMG社が持つ中国全土をカバーする放送波、独自のIPTV等グループ間のメディアビジネス事業を組み合わせ、コンテンツのマルチ展開でヒット作品を量産し、急成長を続けています。