ニュースリリース
2015年2月26日
株式会社フジテレビジョン
「東京マラソン2015」で日本で初めて新周波数帯による番組制作を実施
国策により、スマートフォンなど携帯電話用の電波のひっ迫を緩和するため、放送局が主に
ロードレース等で使用している700MHz帯のFPU(放送局専用の映像・音声伝送無線装置)は別周波数帯(1.2GHz帯及び2.3GHz帯)に移行して運用することが決まっています。フジテレビは2018年度末の周波数受渡し完了時期よりも、より早く移行を完了する方針で積極的な移行計画を進めており、2月22日の「東京マラソン2015」において全国で初めて(NHK、民放で初)、移行先周波数帯である2.3GHz帯のFPUを使用した番組中継を行いました。東京マラソン2部のランニングカメラ(茅場町~日本橋~銀座~万年橋)で使用し、電波の受信にはフジテレビが2014年に開発した、新型アンテナ(特許・意匠登録済)を使用する事で中継を成功させました。
2015年度のロードレース中継から移動中継車での運用を計画しており、早期にFPUの新周波数帯への移行を完了する予定です。
