番組審議会
第424回 番組審議会議事録概要
1.開催日時
平成25年2月13日(水)正午より
2.開催場所
東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社
3.出席者
- 委員長
- :
- 酒井真喜子
- 委員
- :
- 梓澤和幸(レポート提出)、石井英夫、大石静、神崎仁、
寺尾睦男、林真理子、毛利衛、森英恵、八木秀次
4.議題
「ジェネレーション天国 初回2時間SP」(1月28日月曜日19時00分~20時54分放送)に対して
各委員から以下のような意見が出された。
- 家族が、世代を超えて交流する話題を提供してくれる番組だ。
- 各年代をバナナ・キウイ・マンゴーと、それぞれの世代を象徴する果物の名前にしたのは分かりやすいし、ファッショナブルだ。
- ピザの変遷のように、各世代を経て今への繋がりを感じられるモノは納得感がある。
- 3つの世代のギャップによる価値観の違いを話し合うのは、社会的にも意義のあることだ。
- 時代考証を含め、テーマを丁寧に再現していて素晴らしい。“ネタ切れ”にならないよう頑張ってほしい。
- 2時間のSPで長々やるより、1時間でギュッと見せる方が、次回への期待が持てる。
- 進行役3人のうちの1人は、コメンテーターに留まりMCとして物足りない。
- 歴史に淘汰されてきた60代・40代のモノのように、20代(今)のモノの中で何年か経った後に何が残るのか、といった視点も入れてはどうか。
- 各世代で流行ったモノを他の世代がどう見るかについて、もっと切り込んでもいいし、少し討論があってもいいと思う。
- ゲストのマンゴー世代が人生の先輩であるバナナ世代に敬意を払っていないように思われた。番組の中身とは関係なく、そういう風潮が当たり前のように伝わってしまうところにテレビの怖さを感じた。
これに対して制作者側から以下のような説明があった。
- ネタ切れについては、現在区切りとしている3世代のすき間の世代を扱うことなども考えている。
- 新番組なのでMCについては新しい期待感を持てる人材を選んだ。バラエティは初めての面もあるため、今後ワンコーナーの進行を持たせ、仕切りを経験させるような仕掛けをしていきたい。
- バナナ世代やキウイ世代で紹介されたモノは歴史に堪えてきたモノという切り口は、新たな提案として番組にフィードバックしたい。
- バナナ世代を敬う空気感は作っていきたいし、VTRで説明しきれないことや知的な疑問や欲求をスタジオで補足することで、50歳以上の層の信頼を得られる番組作りをしていきたいと思う。
以上