番組審議会
第421回 番組審議会議事録概要
1.開催日時
平成24年10月10日(水)正午より
2.開催場所
東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社
3.出席者
- 委員長
- :
- 酒井真喜子
- 委員
- :
- 梓澤和幸、石井英夫、大石静、寺尾睦男(レポート提出)、
林真理子、毛利衛、森英恵(レポート提出)、八木秀次
4.議題
「おじゃマップ 衝撃ハッピーサプライズ!彼女に内緒で突然結婚プロポーズをSMAPライブ5万人観客の前でしちゃいましたSP」(9月19日水曜日19時00分~20時54分放送)に対して各委員から以下のような意見が出された。
- 5万人コンサートの舞台でプロポーズしたカップルは、自然体で初々しく感動した。
- 出演したカップルに嫌味がなく、善意のサプライズがよかった。
- 地上85mの風力発電の点検という大変な仕事があることが分かったし、それに挑んだタレント魂は素晴らしかった。
- 人気アイドルに気を使いすぎているのが画面から見え不快だった。
- 2つの企画があったが、統一感もなく2時間は長く感じられ退屈した。
- それぞれの企画とも、一般出演者の個人の背景や思いがもっと描けていたら、リアリティある地に足のついた番組になったのでは。
これに対して制作者側から以下のような説明があった。
- 番組としては、開始当初の有名タレントが突然訪問するやり方だけでは、撮影結果が不安定となるリスクもあるので、視聴者からの依頼に応えていく企画を取り入れている。さらに世の中にはこんな仕事があることとか、いっしょに仕事をして頑張っている姿をみせるといった形に変化してきている。
- 視聴率的にも前半の企画の最後のところがピークで、その後下がってしまった。後半、企画がガラッと変わったこともあり、前半で一つ終わってしまったという認識を視聴者に持たせたかもしれない。
- タレントのタイトなスケジュールや編集にあまり時間がなかったことなどから、出演者のバックグランドが描けず人間性が出せなかった。このため、感動が伝えきれなかった点は大いに反省している。
以上