番組審議会
第419回 番組審議会議事録概要
1.開催日時
平成24年7月11日(水)正午より
2.開催場所
東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社
3.出席者
- 委員長
- :
- 酒井真喜子
- 委員
- :
- 梓澤和幸、石井英夫、大石静、岡野俊一郎、神崎仁、寺尾睦男、
林真理子、毛利衛・森英恵(レポート提出)、八木秀次
4.議題
「奥の深道~同類くんの旅~」(6月29日 金曜日 19時57分~20時54分放送)
に対して各委員から以下のような意見が出された。
- 芸人の技に頼るのではなく、"同類くん"という企画で勝負しようという点は応援したい。
- "素人くん"と名付けられたMCの冷めた反応が、逆にゲストのマニアぶりを際立たせていた。
- "誰の深店?"のコーナーでは、ゲストの性格や初めて聞く情報がわかり面白かった。
- 文房具マニアの楽しみ方を普遍的に伝える工夫がほしかった点など、何か一つ物足りない感じを受けた。
- ゲストも地味で、良くも悪くもおもちゃ箱をひっくり返したようなフジテレビらしいパンチの利いた面白さがなかった。
- コレクションの話の間に、全く別の企画が入り前後に分断される番組構成は興味がそがれる。
これに対して制作者側から以下のような説明があった。
- 文房具への掘り下げが浅くなったのは、子供や若い人はそこまで興味がないのではと考えた。「年配の人にわかるものは子供にもわかる」というアドバイスもいただいたので、より深いところまで放送していきたい。
- 物足りなさや力強さを補うためにスタジオを活用し、ゲストも交えて専門家の解説や説明し切れなかった部分のフォローをしていくことを考えている。
- 今回改めて、ゲストが趣味について熱く語るのをたっぷり見せるのが大事だと学んだ。今後は、別企画は打ち切り、一番思いが表れているところを徹底的に掘ることに番組の主眼を置いていきたい。
以上