番組審議会
第415回 番組審議会議事録概要
1.開催日時
平成24年 3月14日(水)正午より
2.開催場所
東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社
3.出席者
- 委員長
- :
- 酒井真喜子
- 委員
- :
- 梓澤和幸、石井英夫、大石静、岡野俊一郎、神崎仁、寺尾睦男、林真理子
毛利衛、森英恵(レポート提出)、八木秀次
4.議題
金曜プレステージ「自衛隊だけが撮った0311~そこにある命を救いたい~」
3月9日(金)21時00分~22時52分放送
議題番組に対して各委員から以下のような意見が出された。
- 震災時の自衛隊の活動を、独自のリアルな映像で知りえたことは大きな収穫だった。
- 膨大な映像資料を一つの作品に仕上げたのは意義があり、編集も工夫があって大変良かった。
- 自衛隊員の自己犠牲的な大変な作業は、高度なヒューマニズムとして感動的だった。
- 感動してもらいたい、視聴者に胸迫るものを作りたいという思いが、演出やナレーションを情緒的なものにしている。
- 自衛隊の記録映像と局の取材映像、再現映像の区別がつきにくく、誤解を与えやすかったのでは。
- 何度か見たことのある映像もあり、全体的に中途半端な仕上がりの番組だった。
これに対して制作者側から以下のような説明があった。
- 自衛隊の映像からこれまでの震災報道と違う形で被災者、被災地の現実を伝えたいと思ったのが出発点だった。
- 震災での自衛隊の活動に本来日本人が持っている道徳性が現れたと感じ、それが伝わればと思った。
- 400時間くらいの自衛隊の記録映像から、報道機関がまだ伝えていない素材など優先度をつけて編集した。
以上