番組審議会
第412回 番組審議会議事録概要
1.開催日時
平成23年 11月9日(水)正午より
2.開催場所
東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社
3.出席者
- 委員長
- :
- 酒井真喜子
- 委員
- :
- 梓澤和幸、石井英夫、大石静、岡野俊一郎、神崎仁、寺尾睦男、林真理子
毛利衛、森英恵(レポート提出)
4.議題
「謎解きはディナーのあとで」
10月18日(火)21時00分~22時09分
10月25日(火)21時00分~21時54分放送
議題番組に対して各委員から以下のような意見が出された。
- 原作をより面白く脚色、再構成しており、付け加えられた設定やアイデアにも工夫がある。
- 大変ユニークなコメディ・タッチのミステリーで、フジテレビらしさの出た楽しいドラマでは。
- 登場人物のファッションがフレッシュで、お嬢様と執事の豪邸での暮らしぶりの描き方も面白かった。
- 謎解き部分のプロセスが説明的で長く、もう少し工夫が必要ではないか。
- 軽いミステリーといっても、捜査考証の基本はきちんと踏まえるべきではないか。
- 執事の役はもう少し年齢の上のイメージに合った人の方がよかったのでは。
- 原作物だけでなく、オリジナルでゼロから一を生み出すコンテンツ作りのための人材育成に、さらに力を入れてほしい。
これに対して制作者側から以下のような説明があった。
- 今年売れ行きナンバーワンのミステリーのドラマ化に当たり、我々独自のものは何ができるかの挑戦、チャレンジとしてこのドラマを作っている。
- 原作の良さを生かしながらトリックの部分もかなり変え、幅広い世代に楽しんでいただけるような明快さ、ミステリー入門編としての間口の広さを目指した。
- ミステリーとコメディーの融合に挑戦しているが、専門的知識を持った方や一般の視聴者の方に誤解を与えないような演出の工夫が必要と考えている。
以上