番組審議会
第411回 番組審議会議事録概要
1.開催日時
平成23年 10月12日(水)正午より
2.開催場所
東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社
3.出席者
- 委員長
- :
- 酒井真喜子
- 副委員長
- :
- 松平康隆
- 委員
- :
- 梓澤和幸、石井英夫、大石静、岡野俊一郎、神崎仁、寺尾睦男、林真理子
毛利衛(レポート提出)、八木秀次
4.議題
「その顔が見てみたい」
9月16日(金)19時57分~20時54分放送
議題番組に対して各委員から以下のような意見が出された。
- 3・11以降、バラエティーを作るのは難しい時代だが、嫌味なく穏やかに見られる番組ではないか。
- どこのコーナーも非常にテレビ的なぬるさと優しさがあり、内容が盛りだくさんで家族で見るにはよいのでは。
- 編集やMA、ナレーションのつけ方など技術的にとても丁寧に作ってある番組だと思った。
- 部分的に面白いものもあるが全体的にはフジテレビらしい味付けが足らず、改良が必要では。
- 喜怒哀楽そして驚きの顔がふんだんに出てくる番組かと期待したが、大変はぐらかされた。
- 番組タイトルが「顔」となっている割に、その「顔」が何を指していて、何を狙っているのか、最後までよくわからないという印象が残った。
これに対して制作者側から以下のような説明があった。
- この番組は人の顔をゴールに、テレビのバラエティー手法、アンケート手法、映像手法を幅広く使い、角を立てずに息の長い番組にできればと企画した。
- タイトルの解釈を広げすぎて、視聴者に分かりにくい様式と内容になっていることは反省している。
- 表情にこだわり過ぎると結果として映像手法が隠し撮りになったり、感情を高めるための圧力が強い演出になったという反省から現在の形になった。
以上