番組審議会
第408回 番組審議会議事録概要
1.開催日時
平成23年 6月8日(水)正午より
2.開催場所
東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社
3.出席者
- 委員長
- :
- 酒井真喜子
- 副委員長
- :
- 松平康隆
- 委員
- :
- 梓澤和幸、石井英夫、大石静(レポート提出)、岡野俊一郎、神崎仁、寺尾睦男、林真理子
毛利衛、森英恵、八木秀次
4.議題
「爆笑!大日本アカン警察」
5月29日(日)19時58分~20時54分放送
議題番組に対して各委員から以下のような意見が出された。
- テレビに対する視聴者の意識の変化を鋭くとらえた投稿番組という企画の新鮮さを評価したい。
- 見ていて思わず笑ってしまう楽しさがあり、全体的に素直に楽しめた。
- 幼稚園児のおかしな行動などは面白く、貴重なルポルタージュになっている。
- アカンという言葉が本来持っているユーモアやペーソス、自嘲といった感じが番組全体ににじみ出てほしい。
- 出演者が多すぎてそれぞれの持ち味や個性が生かし切れていないのではないか。
- 日曜の夜8時という家族向けの時間に、この番組が本当にふさわしいか疑問である。
これに対して制作者側から以下のような説明があった。
- 日曜夜8時という時間帯だが、他局の強豪番組がそろう中、強い個性とオリジナリティのある番組として登場させた。
- 深夜の特番から上がってきてまだ発展途上のところがあり、今後、家族そろって楽しめる番組になるように頑張りたい。
- ダウンタウンの家族的な面や庶民性といった良さを引き出しながら思わず笑ってしまう投稿番組に育てていきたい。
5.諮問事項 「放送番組の種別の基準」について
放送法の改正に伴い「放送番組の種別の公表制度」が導入されるにあたり、放送番組を「報道」「教育」「教養」「娯楽」「通信販売」「その他」の種別に区分することとなったが、フジテレビは民放連が定めたものを「放送番組の種別の基準」として使用することが番組審議会に諮問され、異議なく承認された。
以上