番組審議会
第406回 番組審議会議事録概要
1.開催日時
平成23年 4月13日(水)正午より
2.開催場所
東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社
3.出席者
- 委員長
- :
- 酒井真喜子
- 副委員長
- :
- 松平康隆
- 委員
- :
- 梓澤和幸、石井英夫、大石静、岡野俊一郎、神崎仁、寺尾睦男、林真理子
毛利衛、八木秀次
4.議題
「東日本大震災と福島原発に関する報道全般について」
議題番組に対して各委員から以下のような意見が出された。
- 今回の抑制された冷静な報道は、様々な経験を蓄積してテレビ報道が出来上がってきている一つの表れではなかったか。
- フジテレビの報道・情報番組は、多くの被災地の人々の姿を足を使いきめ細かく正確に伝えていた。
- 安藤優子キャスターは自分の言葉で話していて、聞いていて一番信頼感が持てた。
- フジテレビが、一番活躍している自衛隊や在日米軍の活動をいち早く伝えていたのはよかった。
- 原発など科学技術一般について信頼感をもって解説できるような人材を、局側ももっと育成すべきではないか。
- 今は非常に大事な時で、今後の日本がどう進んでいくかという今後の日本作りの出発点になる時期なのではないか。
これに対して会社側から以下のような説明があった。
- 今回の震災報道はCMなしの報道特番が61時間、その後も震災関連だけで82時間放送を継続するというかつてない対応となった。
- ACに関しては、レギュラー番組復帰時にスポンサーに確認したところ、90%以上がACを選択し長期間集中することになった。
- 原発の報道に関しては、限られた情報の中で国民の不安を煽り立てることのないよう正確に伝えることに最も留意した。
- 専門家の人選については、危機的な状況の中でも冷静さを持ち客観的に判断、コメントできる方という基準で平時から押さえてあった。
以上