番組審議会

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第375回 番組審議会議事録概要

1.開催日時

平成20年 3月12日(水)正午より

2.開催場所

東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社

3.出席者

  • 委員長
  • 酒井真喜子
  • 副委員長
  • 松平康隆
  • 委員
  • 梓澤和幸、石井英夫、大石静、岡野俊一郎、神崎仁、寺尾睦男、毛利衛、八木秀次

4.議題

サイエンスミステリー『それは運命か奇跡か!?』
2月23日(土)21時04分~23時10分放送

に対して各委員から以下のような意見が出された。

  • この病気は神様が与えてくれた、だから自分は大丈夫というアシュリーの言葉が心に響いてくる。
  • 真面目で丁寧に作られたドキュメンタリーで、科学的解釈を入れることによってよりわかり易くなっている。
  • 人は何の為に生きているのかという穏やかな問いかけを感じた。
  • 緊張を煽るようなカメラワークや音楽は科学的アプローチを妨げている。
  • 多くのテーマを一つの番組に仕立てるのには無理があるのではないか。
  • 科学番組なのかドキュメンタリーなのか今一つはっきりしない。

これに対して制作者側から以下のような説明があった。

  • ドキュメンタリーの部分に科学を入れていくという手法をとっているが毎回両方の按配を模索しながら作っている。
  • 見方によっては見せ物小屋的な受け取られ方をされるテーマの中から、いかに普遍的にヒューマンな部分を引き出すのかが自分達の仕事だと思う。
  • 科学や医療に明るい者をリサーチャーとして専任で雇っており、メディアを意識せずにいろいろなものに目を通しながらテーマを探している。

その後フジテレビサイドから4月改編の説明があり閉会した。

以上