番組審議会
第368回 番組審議会議事録概要
1.開催日時
平成19年 6月13日(水)正午より
2.開催場所
東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社
3.出席者
- 委員長
- :
- 酒井真喜子
- 副委員長
- :
- 松平康隆
- 委員
- :
- 石井英夫、岡野俊一郎、神崎仁、寺尾睦男、林真理子、毛利衛、森英恵、八木秀次
4.議題
『わたしたちの教科書』
5月24日(木)22時~22時54分放送
に対して各委員から以下のような意見が出された。
- 今現実の社会で起きている問題に正面からぶつかりドラマ化している点を評価する。
- 演技のうまい役者が体をぶつけあうような演技に感動し、それを引き出したドラマ制作の実力に感心した。
- 誇張はあるにしても相当取材し、教育現場の深い所に切り込んでいるのではないか。
- 木曜夜10時の枠は本格的なドラマを設定しているように見受けるが、今後もこのような骨太のドラマを出し続けて欲しい。
- ミステリアスな人間関係が多すぎて中々理解できない。
- 本来最終回を見てから論評すべきドラマだと思う。
これに対して制作者側から以下のような説明があった。
- ミステリー性の強いドラマのため、連続ドラマならではの次を見ずにはいられないというスタイルを意識的にとった。
- 人々が延々と悩み続けるだけのドラマになってしまうだろうが、現実の姿を描きたいというのがスタートラインだった。
- わたしたちの教科書というタイトルに決めたのは、まず教科書が失われているということに目を見開き、最終的には自分達にとっての教科書は何かということを考えて生きてもらいたいという思いからである。
以上