番組審議会
第364回 番組審議会議事録概要
1.開催日時
平成19年 2月14日(水)正午より
2.開催場所
東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社
3.出席者
- 委員長
- :
- 酒井真喜子
- 委員
- :
- 石井英夫、岡野俊一郎、神崎仁、寺尾睦男、林真理子、毛利衛、八木秀次
4.議題
『ザ・ベストハウス123』
1月24日(水)21時~21時54分放送
審議に先立ち社側から1月7日放送の関西テレビ制作『発掘!あるある大事典II』での捏造問題に関しての経緯、対応及び今後の社内のチェック体制強化策について報告された。引き続き審議に入り各委員から以下のような意見が出された。
- 落ち着いた作りで全体として安心して見られた。
- インターネットにおされているテレビにとって、新しい方向性を打ち出している番組である。
- アイデアはいいのに構成がごちゃごちゃしていて説明が足りず、番組として成熟していない。
- ただ映像を紹介するだけでなく、実際に現地に行ってリポートすべきではないか。
- スタジオの黒ずくめの衣装には異様な感じを覚えた。
これに対して制作者側から以下のような説明があった。
- 世界一は知っていても2位3位は意外と知らないのではないかという発想で、三つをキーワードにして知識として伝えたいというところから番組スタ―トした。
- なるべく多くのものを見せたいという気持ちから説明不足に陥ってしまい、視聴者には届いていないと改めて思い知らされた。
- アカデミックな雰囲気を植えつけるためアメリカの卒業式をイメージした衣装をスタジオの女性に着てもらったが、見た目暗くなっているのは事実で改善すべく検討している。
また『発掘!あるある大事典II』の件に関して
- 興味本位だけの演出をやめると同時に、テレビ全体が演出というものをもう一度考え直すいい機会だと思う。
- 外部委託に関しての共通ガイドラインの作成は、今後の番組制作に有効に働くのではないか。
- 番組の管理体制・チェック機能を引き締め、時間をかけ手抜きのないようにお願いしたい。
などの意見があった。
以上