番組審議会
第354回 番組審議会議事録概要
1.開催日時
平成18年2月8日(水)正午より
2.開催場所
東京都港区台場2-4-8 フジテレビ本社
3.出席者
- 委員長
- :
- 酒井真喜子
- 委員
- :
- 石井英夫、神崎仁、寺尾睦男、林真理子、八木秀次
4.議題
『西遊記』
1月23日(月)21時00分~21時54分放送 第3話
に対して各委員から以下のような意見が出された。
- 内容すべて勧善懲悪であり、今の社会に最も欠けている点をついている。だから親子で安心して見られる。
- 「仲間を大事にする。」といった道徳的な教訓もあるいい番組だ。
- 月9の枠に西遊記をもってくるとは虚をつかれた。
- 1話完結の作りなのでとっつき易い。
- このドラマはエンターテイメントの基本である「面白くて為になる」を実践している。
- 深遠で哲学的なテーマが盛り込まれていたが、教訓的になり過ぎているきらいがある。
これに対して制作者側から以下のような説明があった。
- 老若男女に楽しんでもらうため「殺しは無し」「汚いセリフ、シーンも無し」というコンセプトで制作している。
- 企画意図として「娘に見せられる親父が書いたドラマ」が念頭にある。
- 前半は1話ごとに「人物紹介」なり「コメディー」なり「教訓話」といった方向性を意識した作りを重ね、後半に大きなテーマに踏み込んだドラマ作りを行っていく。
以上