テレビは誰にもアクセスできる最も身近なメディアであり、今や日常生活に密着して、国民にとって欠くことのできないメディアになっています。したがって、放送する内容が国民に与える影響は大きいものとなっています。フジテレビは、こうしたテレビの社会的な影響力の大きさを充分に認識し、放送内容が国民の基本的人権を擁護するものとなるよう心がけております。特に、人権や児童・青少年への配慮については、細心の注意を払っています。
フジテレビでは、日本民間放送連盟の放送基準に従い、テレビメディアの社会的影響力を十分認識して、少なくとも週3時間、健全なる青少年の育成に配慮した番組を選定し、公表することにしています。
フジテレビとしては、午後5時~9時に編成する番組すべてを青少年の視聴に配慮して制作しており、このすべての番組を青少年の皆さんに見ていただきたいと考えていますが、「青少年推奨番組」として選定・公表する番組は、特に厳選することにいたしました。
推奨番組と、その選定理由は以下の通りです。
なお、ここに挙げたレギュラー番組のほかにも、単発番組として多くの青少年推奨番組を選定し、制作・編成していきますので、その都度公表していくつもりです。
テレビの社会的な影響力と責任が大きくなったことを自覚し、近年高まる一方の国民の人権意識を尊重する立場から、フジテレビでは、視聴者や出演者、取材対象者の人権に充分配慮した放送を行うよう心がけております。
民放連とNHKは、放送界全体の自主自律体制の姿勢を明確に示すため、独立した第三者機関としての「放送倫理・番組向上機構(略称BPO)」を設置しました。
このBPOの目的は、「放送事業の公共性と社会的影響の重大に鑑み、言論と表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情、特に人権や青少年と放送の問題に対して、自主的に、独立した第三者の立場から迅速、的確に対応し、正確な放送と放送倫理の高揚に寄与すること」です。
BPOは、「放送と人権等権利に関する委員会(BRC)」、「放送と青少年に関する委員会(青少年委員会)」、「放送倫理検証委員会」の3つの委員会を運営しており、視聴者から受け付けた意見や苦情を各委員会で審議し、その内容を放送局に伝えるとともに公表するなど、視聴者と放送局をつなぐ“回路”の役割を果たしています。
「放送と人権等権利に関する委員会(BRC)」は、放送による人権侵害の被害を救済するため、苦情申立人と放送局の話し合いが相容れない状況になっている苦情を視聴者の立場から審理し、「見解」または「勧告」を出し公表します。
「放送と青少年に関する委員会(青少年委員会)」は、視聴者から寄せられた青少年に対する放送のあり方や、放送番組への意見をもとに、各放送局への意見の伝達と審議をおこない、その審議結果と放送局の対応等を公表します。
「放送倫理検証委員会」は、放送倫理を高めるための審議を行うとともに、虚偽放送と疑われる事案が発生した場合には、放送倫理上の問題の有無を調査し、審理する目的で設置されています。
フジテレビでは、BPOに寄せられた視聴者のご意見に関して、各委員会からフジテレビあてに問い合わせがあった場合、その問い合わせ内容とともにフジテレビが回答した内容も、このホームページで公表することにしています。